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PANDA BEAR(ANIMAL COLLECTIVE)、5年ぶりとなるニュー・アルバム『Sinister Grift』より新曲「Ferry Lady」MV公開

2025.01.07 17:30

PANDA BEAR(ANIMAL COLLECTIVE)、5年ぶりとなるニュー・アルバム『Sinister Grift』より新曲「Ferry Lady」MV公開

ANIMAL COLLECTIVEの中心メンバーであり、稀代のメロディ・メイカーとして知られるNoah Lennoxによるソロ・プロジェクト PANDA BEARが、2月28日にリリースするニュー・アルバム『Sinister Grift』より新曲「Ferry Lady」をリリース。併せてダニー・ペレスが監督したミュージック・ビデオを公開した。
 

Panda Bear - Ferry Lady (Official Video)
 
「Ferry Lady」は、アルバム発表に併せて公開された先行シングル「Defense」に続くリリースとなる。
 
ANIMAL COLLECTIVEでドラマー兼ヴォーカリストとしてデビューしてから20年、Noah Lennoxはこれまでに様々なスタイルを通して作品を生み出し続け、またANIMAL COLLECTIVE作品やソロ作品以外にも、多くに愛される音楽作品に数多く携わってきた。そのため、彼の創造的ヴィジョンの一貫性は時に見過ごされてしまうこともあるが、2007年のソロ・アルバム『Person Pitch』や、2015年の『Panda Bear Meets The Grim Reaper』といった重要な作品から、ANIMAL COLLECTIVEでのブレイクスルーとなった2004年の『Sung Tongs』や2009年の『Merriweather Post Pavilion』、さらにはDAFT PUNK、Solange、Dean Blunt、PARAMORE、Jamie xx等との革新的なコラボレーションに至るまで、彼の作品は一貫して明確な軸を持ち、世代もジャンルも超えて、多くのアーティストに影響を与えてきた。
 
『Sinister Grift』は、5年ぶりとなるPANDA BEARのソロ・アルバムで、これまでのキャリアの集大成でありながら、革新性も備えた作品となっている。彼のソロ作品は、深い悲しみを表現したものから、カラフルでエレクトロニックな大作まで様々だが、これほど温かく、即時的なサウンドはこれまでになかった。ポルトガルの自宅スタジオでANIMAL COLLECTIVEのバンド・メイトであるDeakinことJosh Dibbと共に制作作業を行い、PANDA BEARがあたかもオールド・スクールなロック・アンサンブルに変貌したかのような新作を完成させた。ほぼ全ての楽器を自身で演奏しつつも、Cindy LeeやSPIRIT OF THE BEEHIVEのRivka Ravedeといった同志が集い、またソロ作品としては、ANIMAL COLLECTIVEの他のメンバー全員が参加した初のアルバムとなっている。

 
このアルバムの制作は、神聖且つ温かな帰還のように感じた。Noahと初めて音楽をマルチトラックのカセットに録音したのは1991年。32年後、同じやり方で、ただ2人きりで部屋にいて、心に響くサウンドや感情を探し求める。僕たちが一緒に作り上げたこの作品に非常に誇りを持っているよ。『Sinister Grift』は、30年以上知っているソングライターの姿を感じさせながら、同時にNoahにとって新しいチャプターのようにも感じる。完成した作品にはこれ以上ないほど誇りを感じている。
―― Josh "Deakin" Dibb(ANIMAL COLLECTIVE)

 
美しいちょっとした悪夢も垣間見られるクラシックなロック・ドリームだ
―― Daniel Lopatin

 
『Sinister Grift』では、PANDA BEARは孤独な姿を見せ、運命と困難に立ち向かっている。今回、Noahの純粋で痛烈な嘆きはこれまでよりも鮮明に感じられ、まるで夢から覚めたかのようだ。PANDA BEARは、馴染みのある歌声を響かせながら危険な道を進み、重みを感じさせながらも軽やかなトーチ・ソングを届けている。
―― Jessica Pratt

 
Noahは物事を非常に的確に表現するソングライティング能力を持っている。全てのアイディア、言葉、音が、曲そのものという目的のために存在しているように感じられる。『Sinister Grift』には、曲が何十年も存在しているかのようなタイムレスな雰囲気と、新鮮な光に満ちた未来を指し示す感覚が同居している。
―― Maria Reis

 
こんな暗い時代には、人生を乗り切るための音楽が必要だ。PANDA BEARはその魔法を持っていて、彼の声はこの世界を癒す薬のように感じる。Noahが私たちに贈ってくれた『Sinister Grift』で、リラックスすることができるし、ビーチの近くにいる気になるよ。
―― DJ FALCON

 
『Sinister Grift』は美しいアルバムだ。全てが本物で自然な音に聞こえ、まるでそれが常に存在し続けているかのように感じる。真実であり、タイムレスな作品だ。
―― ALAN BRAXE

 
最新アルバム『Sinister Grift』は、CD、LP、デジタル/ストリーミング配信で2月28日に世界同時リリース。国内盤CDには、ボーナス・トラック「Virginia Tech」が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。またLPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(キュラソー・ブルー・ヴァイナル)も発売される。


 
▼リリース情報
PANDA BEAR
ニュー・アルバム
『Sinister Grift』
SinisterCVR3000.jpg
2025.02.28 ON SALE
[Domino / Beat Records]
 
1. Praise
2. Anywhere But Here
3. 50mg
4. Ends Meet
5. Just As Well
6. Ferry Lady
7. Venom's In
8. Left In The Cold
9. Elegy For Noah Lou
10. Defense
11. Virginia Tech *Bonus track
 
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