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熊本地震から5年、新阿蘇大橋の開通直前に行われたライヴ映像公開。"阿蘇ロックフェスティバル2021"10月開催決定、発起人 泉谷しげるは今回で勇退

2021.04.14 12:00

熊本地震から5年、新阿蘇大橋の開通直前に行われたライヴ映像公開。"阿蘇ロックフェスティバル2021"10月開催決定、発起人 泉谷しげるは今回で勇退

熊本地震以降、地域の復興を応援しながらイベントを実施してきた"阿蘇ロックフェスティバル。地震で崩落した"阿蘇大橋"が、2021年3月7日に"新阿蘇大橋"として開通というニュースを受け、全国の人に音楽とロケーションを組み合わせた爽快感を届け、阿蘇の復興をPRしたいという想いから、開通前の新阿蘇大橋でのライヴを企画。地震から5年となる本日4月14日、"新阿蘇大橋開通 SUPER VIEW LIVE"として、そのショート・バージョンがYouTubeで公開された。  

SUPER VIEW LIVE_新阿蘇大橋
 
橋での撮影許可を取るのも、コロナ禍での撮影も非常にハードルが高かったとのことだが、熊本県内の多くの人々の協力により実現したという本企画。映像には熊本で注目度ナンバーワンの女性ヴォーカル・ドラムレス・バンド Shikiや、雅樂千年乃会、"ダンスの力で熊本を元気にしたい"と平成 28 年熊本地震をきっかけに結成したくまモンダンス部が出演しており、壮大な景色と音楽のコラボレーションを楽しむことができる。なお、フル・バージョンは 5月28日に有料にて配信され、限定グッズ付チケットも販売されるとのこと。詳細は阿蘇ロック公式SNSにて発表される。
 
また、"阿蘇ロックフェスティバル2021"が10月23日、24日に熊本県野外劇場アスペクタにて開催されることも決定した。同フェスティバルの発起人である泉谷しげるは今回で最後の出演となり、役目を若手に託していく。途中熊本地震や昨年のコロナ禍での延期があり、平坦な道のりではなかった"阿蘇ロックフェスティバル"を育て、見守ってくれたことに最大限の敬意と感謝の気持ちを表し、それを表現できるイベントにしていくという。
 
なお、泉谷しげるのコメントは以下の通り。
 

本当は、去年を最後にするハズだったが、コロナのせいで中止となり、
コロナ都合であいまいな決着にしたくなかったのさ。
コロナのせいで、勇退するのはシャクだからな!
 
今年で5回目となり、あの「新阿蘇大橋」もやっと開通して、
一つの区切りで、オレは若いアーティスト、次の世代のアーティストに、
阿蘇ロックを渡したい。
元々、オレの既得権じゃないし、持ち物じゃないんだから(笑)。
 
また個人的な理由だが、72歳オレの足で、あの山の中、
あの急勾配のステージ立地は、体力的に正直、辛い!!
 
とは言え、
これからも、何らかのカタチで応援してゆくし、困ったことがあれば、
相談にもノルつもり。
 
とにかく、若い連中に、これからも阿蘇ロックを引き継いでいってほしい。
 
よろしくな!
 
阿蘇ロックフェスティバル発起人    泉谷しげる
 

arf2018_izumiya_.jpg

 

▼イベント情報
ASOROCK_210329.jpg
"阿蘇ロックフェスティバル2021"
10月23日(土)24日(日)熊本県野外劇場アスペクタ ※雨天決行/荒天中止
https://aso-rockfes.com/

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