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MOGWAI、『Come On Die Young』のリリース15周年を記念したデラックス・エディションを日本でも9/3にリリース決定。ボーナス・ディスクの音源が全曲フル試聴可能
2014.07.15 20:15
今夏に"SUMMER SONIC 2014"で来日を果たすMOGWAIが、1999年にリリースした『Come On Die Young』のリリース15周年を記念した同名のアルバムをデラックス・エディションとして9月3日（水）に再発することが明らかとなった。現在、同アルバムのボーナス・ディスク分が全曲フル試聴が可能となっている。
CDは2枚組仕様、MERCURY REVのDave Fridmannがプロデュースしており、未発表曲「Satchel Panzer」、「Spoon Test」や、レア音源の「Nick Drake」、「Hugh Dallas」、「Helps Both Ways」の未発表オリジナル・ヴァージョンなど、貴重な音源を多数収録しているので、期待してリリースを待とう。
▼リリース情報
MOGWAI
『Come On Die Young』※デラックス・エディション
9月3日（水）リリース
[Hostess]
￥2,037
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この新作はそもそも昨年8月にBBCで放送されたドキュメンタリー"Atomic: Living In Dread and Promise"のサントラをリワークしたもの。もちろん、そこには彼らが過去、来日した際に広島平和記念公園を訪れた経験も反映されている。アルバム・タイトル通り、核に対するシンプルな恐怖心に始まり政治利用としての側面、そしてチェルノブイリや福島で起こった原発の悲劇、もちろん広島・長崎に投下された原爆も下敷きになっている。と同時にレントゲンやMRIスキャンなど医学面での貢献というネガ／ポジ両面の性質を持つ。良くも悪しくも人間自身が自分の手に負えないものを作ってきた現実。錯綜する感情と一歩引いた視点が混在する、彼らの中でも透徹した美しさを持つ音像の理由は、テーマを思うと腑に落ちる。（石角 友香）
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