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Noel Gallagher、OASIS脱退について声明を発表。

2009.08.31 15:03

先日パリで開催されたロック・アン・セーヌ・フェスティバル直前に、口論(最終的には、LiamがNoelのギターを破壊した)の為に出演を直前でキャンセル、Noelが脱退という最悪の事態にまで発展してしまったOASIS。NMEによると、そのNoel Gallagherが、新たに声明を発表した。
以下が、その声明文。

「親愛なる人々へ。今朝俺がこんなことを言わなきゃいけないのは、とても悲しいし、気分が重たいよ。
先週金曜日の8月28日に、俺はマンチェスターのロックンロール・ポップ・グループOASISを脱退せざるを得なくなった。細かいことは重要ではないし、あまりにもたくさんの要因があるんだ。だけど、俺や家族、それに友人や同僚に対する言葉や暴力による脅迫がどれほどのものだったかを知る権利が皆にはあると感じているんだ。俺達は、もう耐えられなくなったんだよ。
そして、事務所やバンド・メンバーからも助けや理解を得ることができなかったから、俺はもう今の状況から逃れて、新たな場を求めること以外には何も手段がなかったんだ。
まず最初に、お金を払って、俺たちを観る為に一日中待ってくれていたというのに、「またも」バンドに裏切られたパリのキッズ達に謝りたい。謝罪じゃ十分じゃないだろうけれど、俺にはそれしかできないんだ。
そしてこの機会に、V Festovalにおいて同じ経験をした善良な人々にも謝りたい。俺には許しを請うことしかできないんだ。何で俺が謝らなきゃいけないのか分からないし、俺が何かしでかしたわけじゃない。俺は体調もよかったし、素晴らしいギグをやる準備はできていたんだ。グループの他の連中はそうじゃなかったけどな。
最後に、世界中にいる全てのOASISファンの皆に感謝している。この18年間は、本当に、本当に素晴らしいものだった(この言葉は嫌いだが、今日はこの言葉を使うのに相応しい)。夢がかなったんだ。輝かしい思い出は、もう自分の中にしまっておくよ。
もしも皆が許してくれるなら、俺は家族とフットボール・チームとの生活を思い切り楽しむよ。どこかで会おう。とんでもなく楽しかった。」

これまでもLiamとNoelの兄弟喧嘩は何度もあったが、今回はこれまでとは比にならない程の深刻さのようだ。
これから、Noelが再びバンドに戻ることはあるのだろうか。Noel抜きのOASISが今後活動を継続していくのかどうかは、現在残されたメンバーによって検討されているという。
しばらく、この世界的兄弟喧嘩の顛末から目が離せそうにない。

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