Japanese
[Skream! presents "Groove/Connect"]
Skream! マガジン 2024年03月号掲載
2024.02.04 @下北沢LIVEHOLIC
Writer : 中尾 佳奈 Photographer:小山田祐介
2月4日、下北沢LIVEHOLICにてSkream!が主催するライヴ・イベント"Groove/Connect"が開催。"Groove"というキーワードのもとに5組のアーティストが集い、繋がり、そしてそれぞれが生み出す心地よいグルーヴに身をゆだね酔いしれる。そんな心躍る夜を創り上げていった。
今宵は、R&Bを軸に23ヶ月連続リリースを展開するなど精力的に活動するシンガー AKIRAのステージからスタート。クラップを誘うネオ・シティ・ポップなトラックで早速フロアを揺らし、ひとたび歌い始めれば色めくスモーキーな歌声で会場はムーディな空間に。メロウなオープニング曲「signal」から、アッパーなダンス・チューン「jet」、「break」と、まさに本イベントにぴったりのグルーヴィなナンバーで幕開けを飾る。続くR&B色をより強めた楽曲たちでは、ほろ酔いムードを演出。思い入れの強い曲だと語る「farewell」では、音が止まるというトラブルも逆手に取り、最後はアカペラでその歌声を存分に響かせた。
雰囲気をがらりと変え、アコースティック・ギター1本を手に登場したのはシンガー・ソングライター 加藤伎乃。軽やかに爪弾くギターの変拍子に乗せスタートした「秋の扇」で、一気に怪しげな世界へと誘っていく。伸びのある歌声は艶やかでエッジィで、その圧倒的な表現力と世界観に陶酔し思わず息をのむ。剥き出しの反抗心を突きつける「ざまぁねぇわ」や、くだらないニュースが絶えない昨今の日本を憂う「YAVAY」など、その鋭い言葉たちが身体だけでなく心も揺らし、ラストは透き通る声でほろ苦い恋心を歌った「仄あかり」がフロアを柔らかく包み込む。
アコギの温かな音色の余韻に浸るなか、その場をダンス・フロアに変えたのは4人組ポップス・バンド、evening cinema。ストリングスの効いた華やかな同期音源の上にドラムのタイトなビート、ダンサブルなベース、軽妙なカッティング・ギターが重なり、そこに少し癖のある艶っぽい歌声を乗せて極上のシティ・ポップを展開する。楽曲はDJプレイのごとくシームレスに繋がれ盛り上がりは増幅。レトロなムードを醸すファンキーなダンス・ナンバー「原色の街」、そしてハイハットの4カウントからポップ・ロック・チューン「刹那」を投下し、オーディエンスを思い切り躍らせ全6曲を駆け抜けた。
続いて統一感のある白い衣装に身を包み現れたのは、4人体制での出演となったSijima。清涼感溢れるピアノ・ロック「光」、歌謡曲テイストのメロディとベース&ギター・ソロが妖艶な「恋の罠」と、最新アルバムからの楽曲をメインにしたセットリストでバンドの最新型を余すことなく提示していく。彼らにとって新年一発目のライヴということで、メンバーそれぞれの抱負を発表するなど和やかなMCも挟みながら、グルーヴィ且つクールなナンバーを連投。そして当たり前の日常が戻ること、続いていくことを願い歌った「いつまでも」では観客の心に温かな灯りを燈した。
煌々と光る"OPEN"のネオン・サインを合図に一斉にかき鳴らしド派手にスタートしたのは、ヴォーカル SHOHEI率いるバンド・ユニット SUKEROQUE。突き抜けるハイトーン・ヴォイスは甘く優しく、ダンサブル&ロックなファンキー・チューン「COOL CHINESE」から、ダークな雰囲気を醸すメロディアスな「蜘蛛の糸」と振り幅のある楽曲群でフロアを縦にも横にも揺らしていく。"僕の挫折の曲"と語るミディアム・バラード「トランジスタレディオ」のエモーショナルなムードから、ラストはファンクでポップな「Blood on the dance floor」でまさしく最高の"ダンス・フロア"に。SHOHEIもギターを置いて歌い踊り、このグルーヴィな夜を締めくくった。
- 1
LIVE INFO
- 2025.01.21
-
片平里菜
終活クラブ
Homecomings
WurtS
SUPER BEAVER
PEDRO
- 2025.01.22
-
ASIAN DUB FOUNDATION
WurtS
ずっと真夜中でいいのに。
シノダ(ヒトリエ)
SVEN(fox capture plan)
go!go!vanillas × NEE
RAY
アイナ・ジ・エンド
BRADIO
米津玄師
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
- 2025.02.01
-
あいみょん
Hedigan's
ストレイテナー
ASP × GANG PARADE
夜の本気ダンス
I Don't Like Mondays.
ブランデー戦記
女王蜂
WONK
WurtS
the telephones
bokula.
GOOD BYE APRIL
SILENT SIREN
"でらロックフェスティバル 2025"
ADAM at
片平里菜
wacci
kobore
sajou no hana
CYNHN
OKAMOTO'S
Kroi
Aimer
"BAYCAMP 202502"
清 竜人 / 清 竜人25
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.02
-
あいみょん
四星球
bokula.
ExWHYZ × KiSS KiSS
LEGO BIG MORL
Laura day romance / XIIX / レトロリロン
I Don't Like Mondays.
Keishi Tanaka
ブランデー戦記
Panorama Panama Town
ラックライフ
"でらロックフェスティバル 2025"
CYNHN
ひめかのん(おこさまぷれ~と。)
片平里菜
ANABANTFULLS
DIALOGUE+
怒髪天
崎山蒼志
上白石萌音
浪漫革命
- 2025.02.03
-
マカロニえんぴつ
- 2025.02.05
-
マルシィ
ザ・シスターズハイ
the HIATUS
サカナクション
くるり
WurtS
"Road To 革命ロジック2025"
RELEASE INFO
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.15
- 2025.02.19
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号