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INTERVIEW

Japanese

SUKEROQUE

2023年11月号掲載

SUKEROQUE

詞曲アレンジ&ヴォーカルのSHOHEIによるソロ・プロジェクト SUKEROQUE。ダンサブル&ロックをメインにした楽曲、バンド・スタイルでありながらも多彩なサウンド・アプローチ、そしてSHOHEIの歌声の優しい質感を武器とした同プロジェクトの最新デジタル・シングル「トランジスタレディオ」が11月15日にリリースされる。絶妙な心の距離と心情のサウンドスケープを贈る本作について訊くべく、メール・インタビューを実施した。

-Skream!初登場になります。自己紹介をお願いします。

ソロ・プロジェクト SUKEROQUEのSHOHEIです。よろしくお願いします!

-SUKEROQUEとしての音楽性について教えてください。

ロック、ポップ、ファンク、歌謡曲、J-POPなど幅広い音楽をルーツとして、"洋楽的な"サウンド感を纏いながら、歌詞や言葉的なテーマは、都市というか街での日常の生活感、それを東京ど真ん中の渋谷とか新宿ではなく、ちょっと郊外からの視点で捉えた"日本的な"日常の感覚を表現した音楽です。

-特に影響を受けたアーティストはいますか?

SMAPですかね。

-デジタル・シングル「トランジスタレディオ」の完成おめでとうございます。今の心境はいかがですか?

個人的に精神的に大変だった時期に作った曲だったのでみなさまに聴いてもらえる状況でリリースできて本当に嬉しいです。

-「トランジスタレディオ」のテーマやコンセプトを教えてください。

前述した、世の中も自分も大変な時期にふっと聴いてたラジオから流れてきたDJの言葉にとても勇気づけられたので、それを僕は音楽という形で誰かを勇気づけられたらいいなと思い作りました。誰かの背中をそっと押せるような曲になってほしいと思って作りました。

-ムードのある優しい楽曲ですが、制作にあたって背景となったイメージなどはあったのでしょうか?

僕のお気に入りの場所である埼玉の荒川の風景を描きたくて作りました。夜明けから夜更けに向かって風景が明るくなっていく様子や気持ちが前向きになっていく様子をサウンドと言葉で表現しています。

-「トランジスタレディオ」の制作にあたって作曲で意識した点や、苦労したポイントはありますか?

決して明るくはないけど絶望的に暗いわけではない際どい気持ちを表現する絶妙なメロディ・ラインを作るのがすごく苦労した点でありこだわった点です。

-「トランジスタレディオ」の聴きどころを教えてください。

昨今の音楽は"サビ始まり"が定石となっていますが、この曲は1コーラス目がサビなしで、一番最後の最後のセクションが一番の山場になっています。定石とは外れてますがこの曲の感情を表現するうえでこれしかない構成で組み上がっているので、ぜひそこも楽しんでもらいたいです。

-コンスタントにリリースを重ねていらっしゃいますが、「トランジスタレディオ」はなぜこのタイミングだったのでしょう?

夏の暑さが一段落して少しもの寂しい風の匂いがしてくるこの季節にぜひ聴いてほしかったからです。

-ライヴやツアー、リリースなど、これから予定されている活動はありますか?

11月29日に渋谷Spotify O-WESTでのイベント([SHOW DESIGN presents "the GATE"])に出演いたします。大きい会場でも小さい会場と同じように踊れる演奏をしますので、ぜひ張り切って踊りに来てください。

-今後の展望や目標とする場所はありますか? ソロ活動でも、バンド活動としてでも構いません。

来年は東京外も積極的に行きたいですね。いろんな地域の人にSUKEROQUEを知ってもらいたいです。いろんなところでワンマン・ライヴをやって、最終的には東京に集まってもらってどデカいパーティーをしたいですね。

-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。

誰でも手に取ってもらえるようなハードルの低い、だけど最高に豊かな音楽を作っていきますので、ぜひ軽い気持ちで楽しんでみてください。どこかでお会いしましょう。

RELEASE INFORMATION

SUKEROQUE
DIGITAL SINGLE
「トランジスタレディオ」

SSSA-9070
[SLIDE SUNSET]
2023.11.15 ON SALE
配信はこちら

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