Japanese
sora tob sakana / ましのみ / GIRLFRIEND
Skream! マガジン 2019年08月号掲載
2019.06.23 @下北沢LIVEHOLIC
Writer 宮﨑 大樹
ガールズ・バンド、女性シンガー・ソングライター、ガールズ・ユニット。それぞれ独自のシーンで活躍をしているアーティストたちが、下北沢LIVEHOLIC 4周年イベントで一同に会した。普段なかなか共演することのない演者同士の共演ということもあってか、出演者はもちろんのこと会場を埋め尽くした観客たちの表情も、まるで童心に返ったかのように皆どこかワクワクしていた。
この日のトップバッターを務めたGIRLFRIENDは、平均年齢18歳の4人組ガールズ・バンド。ステージに登場した際にはそのキュートなルックスが印象的だったが、ミドル・テンポの四つ打ちが心地よい「魅力とは?」から4人の見事なグルーヴ感を魅せる。そこには、演奏に妥協をせず、純粋なロック・バンドとして勝負していこうという意志が垣間見えた。この日は最年少メンバーであるNAGISA(Gt)の18歳の誕生日ということで、MCでは会場の4周年と併せてお祝いムード一色に。にこやかな4人の表情は、まさに年相応の女の子そのもので、パフォーマンスとMCとのギャップもまた彼女たちの魅力なのだろうと感じさせられた。ラストの「ヒロインになりたい」まで9曲を披露した彼女たちがステージを去っても鳴り止まない拍手は、ライヴの満足感を如実に物語っているようだった。
続くシンガー・ソングライター ましのみが、トレードマークである2Lのペットボトルを携え、お馴染みのラップ(※通称:ましらっぷ)を口にしながらステージに現れた。「プチョヘンザしちゃだめ」からパフォーマンスをスタートさせた彼女は、コロコロと表情を変えながらメロディを歌い上げ、サビでは振付を取り入れてオーディエンスを目一杯楽しませていく。あっという間に、そこには"ましのみワールド"とも言うべき空間ができあがっていた。"せっかく音楽が好きなもの同士、お祝いしたいもの同士、心を自由にしてこの時間を一緒に楽しんでほしい"とBGMに乗せながらMCで語ると、そのまま季節を先取りするアップ・チューン「どうせ夏ならバテてみない?」へ。その後も様々な表情を持つ曲で魅了し続けたましのみが最後の1曲に選んだのは「ゼログラビティのキス」。タイトル通りの浮遊感のあるサウンドと、ましのみの優しくしっとりとした歌声を、観客の耳を通して心にじわりと染みわたらせていった。
最後に登場したのは、ガールズ・ユニットのオサカナことsora tob sakana。5月6日にメンバーの風間玲マライカが卒業し、3人組の新体制で新たなスタートを切ったばかりの彼女たちであったが、オサカナの魅力のひとつであるユニゾンの美しさが健在であることは、オープニング・チューン「夏の扉」を聴けば明らかだった。唯一無二の歌声で、ノスタルジックな「夏の扉」、都会的な「Lightpool」、SFを思わせる「knock!knock!」と披露していくと、曲ごとにほかの世界へと繋がる扉を開いていくような感覚を覚える。曲それぞれの世界観がハッキリと構築され、3人がそれをしっかりと吸収、表現しているからこそできる体験と言えるだろう。それだけレベルの高いことをしているなか、ダンスもハイクオリティ。とりわけ「夜間飛行」の間奏で見せたキレのあるダンスは今年結成6年目を迎える彼女たちの経験を物語っていた。
かくして、三者三様の形態で活動する女性アーティストで組まれた本イベントは終始華やかなまま幕を閉じた。同じシーンでの対バン・イベントにはない刺激があったに違いない。会場をあとにする出演者と観客のキラキラとした笑顔がまぶしかった。
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