Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

HATE and TEARS

2023年09月号掲載

HATE and TEARS

Member:KAYO UI MISA

Interviewer:山口 哲生

8月16日に配信シングル「ARRIVAL POINT」でメジャー・デビューを果たしたHATE and TEARS。グループ史上最も攻めた楽曲を世に放ったばかりの彼女たちが、明日9月27日にメジャー1stシングル『Make a Change REMIX』を早くもリリースする。爽快感全開のタイトル・トラックをはじめ、様々なカラーを持ちながらも、グループ結成初期の頃からライヴを通してファンと作り上げてきた、彼女たちらしいエレクトロポップを詰め込んだ1枚について、KAYO、UI、MISAの3人に話を訊いた。


HATE and TEARSの中で一番生きている曲だなと思います


-この取材を行っているのが8月17日ということで、昨日「ARRIVAL POINT」をリリースし、メジャー・デビューされました。おめでとうございます!

HaT一同:ありがとうございます!

KAYO:告知もしていただいてありがとうございました。

-Skream!もニュースを出してましたね。デビュー曲についてはどんなリアクションが届いていますか?

KAYO:攻めた曲ではあるんですけど、ちゃんと受け入れてもらえていて。ちょっと安心してますね(笑)。

UI:今までリリースしてきた曲の中で一番激しいと思うので、受け入れてもらえていて嬉しかったです。"ラップがかっこいい"と言ってくれている方もいて"良かった!"って。

-それこそ前回(※2023年8月号掲載)お話しされていた、苦戦して頑張ったところが届いているのは嬉しいですね。MISAさんはいかがです?

MISA:エゴサしていると、やっぱり"かっこいい"という声が多くて。まぁ、かわいい系ではないので(笑)、そういう声が多いですね。"MVと合わせてよりかっこいい"とか。

-MVはこの前のワンマンの映像を使われているんですよね。火花が出てましたけど。

KAYO:(ステージの)後ろで低温花火が出てるんですけど、私たち全員、出ていることに気づいてなかったんですよ(笑)。映像を観て"えっ! かっこいい!"って(笑)。

-(笑)演出を聞かされていなかったんですか?

UI:聞いてはいたんですけど、リハーサルで"ちょっとトラブルがあってできないかもしれない"と言われていて。あと、あの花火ってもっとすごい音がすると思っていたんです。もう曲が聴こえなくなるぐらいの音が出るんじゃないかなと思っていたので、余計に気づかなかったんですよね(笑)。それぐらい集中していたところもあると思うんですけど。

-自分たちの後ろで上がっていたし、前にいるお客さんを見ていて気づかなかったという。

UI:そうです。真後ろであんなことになっていたなんて。

MISA:まぁ、集中してたんで!

UI:ほんとか(笑)!?

MISA:してたよ(笑)。一番してた。

-メジャー・デビューしたばかりで、環境に関してはまだそこまで大きな変化はないとは思うのですが。

KAYO:そうですね。節目として自分たちの気持ちが変わったところはあるんですけど、環境としてはまだですね。たくさんの方の応援の言葉とか、SNSの動きを見て実感しているところが大きいです。

MISA:あっ! でも! 環境の変化はまだないんですけど、ドリーミュージックのホームページに載っているのを見て"うわっ!"って驚きました。

UI:デビュー当日に、それこそSkream!さんとか、いろいろなサイトで取り上げてくださったんですが、今日もたくさんの方々が記事を上げてくださっていて。自分が普段見ていたサイトでも取り上げてくださっていたりして驚きました。あと面白かったのが、MVをみんなで観ようということになってYouTubeを開いたんですけど、HATE and TEARSの全然知らないアイコンが出ていて。なんだろうと思って観てみたら......あれってなんていうのかな。

KAYO:機械が読み上げるやつ?

UI:そうそう。ゆっくり実況みたいな。(※ロボットみたいな喋り方で)"HATE and TEARSは~"みたいな動画が上がっていて。しかも結構詳しいんですよ。「ARRIVAL POINT」が「ONE STEP FORWARD」(2023年4月リリースの6thデジタル・シングル)から繋がっていることとか。

KAYO:これってSkream!さんの記事を読んでくれたのかなって(笑)。

-(笑)前回まさにそのお話をされていましたからね。

UI:それを観ていたら、プロデューサーのヅメ(sin hashizume)さんに"メジャー・デビューするってこういうことなんだよ"って言われて"そうなんですか......!?"って。でも、自分たちの知らないところでそういったものが上がるというのが嬉しくもありましたし、初めてのことだったので驚きました。