Japanese
HATE and TEARS
2023年06月号掲載
Member:KAYO UI MISA
Interviewer:山口 哲生
"恋愛や、可愛いさに頑張る女の子達のストーリー"をコンセプトに、誰しもが抱える心の底にある心情を表現した歌詞を、クール且つキャッチーなエレクトロ・サウンドに乗せて届けている、"ガールズelectro-popグループ"HATE and TEARS。2020年に名古屋で結成されて以降、メンバー・チェンジをしながら、様々なパフォーマンスに挑戦してきた彼女たち。今回のインタビューでは、グループ始動前夜のことから、メンバーたちの忘れられない出来事、それぞれが思い描く理想のアーティスト像まで、じっくりと語ってもらった。
-みなさんはオーディションでグループに加入することが決まったんですか?
UI:いや、この3人は違いましたね。ここのふたり(KAYO、MISA)が事務所に所属していて、最初はこのふたりがメインでグループができたんですけど。
KAYO:私はもともと裏方をやっていたんですよ。チェキを撮ったり設営したり、お手伝いをしていたんですけど、東京に遊びに行ったときに、別のところから声を掛けられて。そのことをこちらの事務所にお話ししたら"やめておけ!"って(笑)。"演者としての活動がしたいのであれば、うちに来なさい"というところから始まってますね。
MISA:私もリーダー(KAYO)と一緒で、もともと裏方をしていたんですけど、中学校ぐらいから芸能の活動がしたいと思って、いろいろオーディションを受けていたんです。でも、あまり縁がなかったり、受かっても詳細を聞いて調べたらちょっと違うかもと思ったり。そういうなかでスタッフの仕事をしていたときに、"芸能に興味があるんだ?"っていう話をする機会があって、"やってみたら?"と言われて。だからふたりともオーディションじゃなくて声を掛けてもらった感じですね。
-MISAさんは昔から芸能の仕事がしたかったとのことでしたけど、KAYOさんもそういう気持ちがありつつ裏方の仕事をしていたんですか?
KAYO:心の奥底にはあったのかもしれないですね。人の役に立ちたいとか、わりと縁の下の力持ちみたいな性格だったので、お手伝いをさせていただけるだけでも嬉しいなと思っていたし、そういう携わり方もありだなと思って始めたんですけど。だから、表に出たいというよりは、自分が出れるなんて思っていなかったというか。もともとすごく自信がなくて、自己肯定感0の人間だったので。
-0なんですね(苦笑)。低めではなく。
KAYO:はい、0でした(笑)。
-だけど、やってみたいなという気持ちは、ほんの少しぐらいはあったと。
KAYO:声を掛けられたらすぐOKしちゃうぐらいにはあったんだと思います(笑)。
-(笑)UIさんはどういうところから参加されたんです?
UI:私はもともとバンドをやっていて、他にもソロとかユニットとか、いろんな活動をしていたんですけど、ライヴをしていたときに事務所の方に声を掛けていただいて。そのときは軽くお話しした程度だったんですけど、そこからしばらくしてメッセージが届いたんです。"ちょっと話だけでもどう?"っていうところから事務所に呼ばれて、入った感じですね。私はふたりよりもあとに入りました。
-前回のインタビュー(※2023年5月WEB掲載)でお話しされていましたが、UIさんはもともとバンドをやっていたのもあって、最初の頃は、HATE and TEARSの軸でもあるエレクトロ・ポップに若干の抵抗があったとのことでしたけど、それでも挑戦してみようと。
UI:そうですね。音楽自体がもともと好きなので、その当時はロックをやっていて、エレクトロ・ポップをやるとなったときに、そういう気持ちはあったんですよ。特に最初に貰った「Sugarless」(2021年配信リリースの1stシングル)という曲は、ヴォーカル・エフェクトもかなり強めで、聴かせてもらったときに難しいだろうなと思ったんですけど、やっぱりめちゃくちゃ苦戦しましたし。でも、いろんなことをやってみたいという気持ちはあったので、私の中ではすごく挑戦でしたね。今までとまったく違うフィールドでやってみようっていう気持ちで入りました。
-そこからグループとしてスタートして、メンバー・チェンジもありながら活動をされてきたわけですが、この3年間で特に忘れられない出来事を挙げるとするといかがですか?
UI:個人的には"最初のライヴ"がすごく印象に残ってますね。HATE and TEARSって、準備期間が長かったんですよ。私が入ってからもそうだし、私が入る前からこのふたりと他のメンバーは集まっていたので、そこから考えるとかなり長くて。それを経ての最初のライヴだったんですけど、今振り返るとすごく未完成だったなって思うんです。そう思うのは、自分が成長しているからだとは思うんですけど。
-そうですよね。
UI:そのときはとにかく必死でしたけど、でもやっぱり、初めてメンバーと一緒にステージに立って、お客さんがいて、そのときのベストは出せたと思うので未だに心に残っているというか。あのとき、あの場所で観ていた人たちに、今のHATE and TEARSってどう映るんだろうなと思ったりしますね。その人たちにも今の私たちを知ってほしいなと思いますし。やっぱり1stライヴっていろんな気持ちが詰まってますね。
-KAYOさんは、1stライヴのときのことってよく覚えてます?
KAYO;覚えてます。それこそ未完成オブ未完成っていう感じでした(笑)。それで言うと、私は"主催ライヴ"("SUGARLESS")を挙げようかなと思っていて。主催ライヴとなると、タイテを組んだり、スタッフさんを集めたり、セルフ・プロモーションなんじゃないかなっていうぐらい、本当にイチから全部自分たちでやっているんです。ライヴってすごく準備期間が長いじゃないですか。ひとつのライヴを完成させようと思うと、自分たちのパフォーマンスもそうですけど、運営としての準備もあるので、全部をガチっと揃えて本番を迎えたときがすべての努力が報われる瞬間というか。自分たちで頑張って集客をして、完成させたパフォーマンスもあって、その運営があったからこそライヴが作れていて。そうやって自分たちで全部作るのが、一番心にグっときますね。
-MISAさんは、初主催ライヴのことを思い返すと、どんなことが出てきます?
MISA:あのときのことを思い返してまず出てくるのが、事務所の先輩にど叱られたことですね(苦笑)。本格的にイチから裏のことをやったのもあって、わからないことも多くて。そのときに先輩がいろいろ教えてくれたんですけど、何時だろうがどこにいようが関係なく、電話がかかってきて怒られるっていう。
UI:名古屋の中心で、ふたりで泣きながら電話とかね(笑)。
MISA:そうそう(笑)。ふたりで買い物を楽しんだあとに電話がかかってくるとか。でも、そうやっていろいろ言ってもらえたからこそ成り立ったし、無事に成功して終われたんですよ。だから本当に感謝しています。
UI:ふたりはまだ裏方経験がありましたけど、私は本当に何もわからなくて、とにかくついていくのに必死だったんですよ。その状態でイチから作り上げたのが初主催ライヴだったので、あの日は本当にいろんな感情がありましたね。やっとステージに立てたという感動もありましたし。
LIVE INFO
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
- 2025.08.28
-
KALMA
Maica_n
ビレッジマンズストア
THE BAWDIES
22/7
- 2025.08.29
-
the cabs
神はサイコロを振らない
Bye-Bye-Handの方程式
安藤裕子×清水ミチコ
そこに鳴る
ゲスの極み乙女 × 礼賛 × roi bob
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
- 2025.08.30
-
Kroi
reGretGirl
ナナヲアカリ
木村カエラ / OKAMOTO'S / 原因は自分にある。 ほか
豆柴の大群
ビレッジマンズストア
アーバンギャルド
天女神樂
ぜんぶ君のせいだ。
"ナノボロ2025"
Maica_n
"RUSH BALL 2025"
ビッケブランカ
レイラ
9mm Parabellum Bullet / THE BACK HORN / ACIDMAN / yama ほか
PIGGS
eastern youth
Appare!
VENUS PETER
GRAPEVINE
Lucky Kilimanjaro / 眉村ちあき / 森 大翔
崎山蒼志
セックスマシーン!!
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
NEK!
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Faulieu.
- 2025.08.31
-
reGretGirl
Broken my toybox
BLUE ENCOUNT / スキマスイッチ / 家入レオ / CLAN QUEEN ほか
ビレッジマンズストア
大森靖子
"ナノボロ2025"
"RUSH BALL 2025"
HY
GOOD BYE APRIL
Nothing's Carved In Stone / Base Ball Bear / ヤングスキニー / GLIM SPANKY ほか
ぜんぶ君のせいだ。
LACCO TOWER
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
RAY
Miyuu
GANG PARADE
ONIGAWARA
伊東歌詞太郎
ZAZEN BOYS
PK shampoo
[Animelo Summer Live 2025 "ThanXX!"]
"SWEET LOVE SHOWER 2025"
Academic BANANA / Yeti / BACKDAV
- 2025.09.01
-
打首獄門同好会
DIRTY LOOPS
とまとくらぶ
- 2025.09.02
-
Hump Back
とまとくらぶ
フラワーカンパニーズ / Conton Candy / ヒグチアイ / TOSHI-LOW
ずっと真夜中でいいのに。
打首獄門同好会
YOASOBI
め組 / ザ・チャレンジ / NaNoMoRaL / 宇宙団
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号