Japanese
Maki
Member:山本 響(Ba/Vo) 佳大(Gt) まっち(Dr)
Interviewer:三木 あゆみ
-そして、先日MVも公開された「こころ」ですが、MVのコメントを見ると、"早くライヴハウスで聴きたい"とか"手を挙げたい"っていうのが多くて。こちらは約1分のショート・チューンですが、どうやってできた曲なんですか?
まっち:これも勢いでできた曲ではありますね。"こういう感じの曲欲しいよね"っていうのはぼんやり思い浮かんでて、合わせてみたら"いいじゃん!"ってなって。
山本:歌詞もこの曲が一番早くできたかも。これは走馬灯の曲です。
-走馬灯の曲というと?
山本:サウナ入ってるときに意識がだんだん薄れていって......。
まっち:もう入らないほうがいいよそれ(笑)。
山本:って言うのは冗談なんですけど(笑)。人生が終わるときって走馬灯を見るとか言うじゃないですか。僕、死んだことないんでわかんないんですけど、この曲は歌詞とかにもあるように、いろんなものを数えていたり、思い返したりするような時間を表す曲なのかなって感じがしてて。アルバム自体のテーマは最初から決まってたので、この曲は最後のほうに持ってこようと思ってたんですよね。
-なるほど。
山本:個人的な妄想なんですけど、走馬灯ってオレンジ色とか色褪せていくフィルムみたいなイメージがあって。そういう懐かしい感じをギターのコードとかで出せたらなということは意識しました。
まっち:作るときから"懐かしさ"のある曲だっていうのは聞いてたので、ドラムも跳ねるようなリズムのところとかは意識してやってて。完成して聴いてみても、これまでの人生を思い返すような曲になっているなという印象は受けました。
-では、最後の曲「RINNE」についてなんですが、これは先にアルバムのテーマがあったから、この曲を作ろうって考えていたんですか?
山本:いや、というよりは、このアルバムを締めくくる曲が欲しいねって話をしてて。レコーディングの1日前とかに――
まっち:ほんとによ......。
山本:前日のスタジオの残り1~2時間くらいで、"ひらめいた!"ってできて。
-残り1~2時間でですか!?
まっち:曲ができなくて、響がアコギを持ちながらずっとうめいてたんですよ。
山本:うめいてたの(笑)?
まっち:あれはうめき声だったよ(笑)。僕もいろいろやりながら考えてたんですけど、そのときにパッて響が歌ったワンフレーズがすごく良くて、"それめっちゃいいじゃん!"ってなったんです。でも、本人は"え、俺もう今歌ったのわかんない"みたいな感じで。そこから、ふたりで"メロディはこうで、こうしたらいいんじゃない?"って話し合いながらやっていったら、今まで全然作れなかったのにとんとん拍子で、1~2時間で作れちゃいましたね。とっかかりができたら早かったです。
-締めくくりの曲ということなんですけど、歌詞はどういうイメージがあったんですか?
山本:これは「フタリ」の前っていうイメージというか。「フタリ」は世間のことも対象にして歌っているんですけど、「RINNE」は個人のことで。そこから話が広がっていくものっていうイメージはありましたね。
-「RINNE」は"引っ張るよ 君の手を"で締めくくられていたので、"引っ張って 臆病な君の手を"とある「フタリ」に繋がっていて、それによって作品自体が巡回しているんじゃないかなと想像していたんですよね。
山本:「RINNE」の最後の歌詞をあれにしたのも伏線みたいな感じがありますね。「RINNE」が最後の曲っていうよりかは、「フタリ」が最初の曲であり最後の曲だというイメージなんですよ。「RINNE」まで聴き終えてからまた戻って「フタリ」を聴いて、"なるほどな"ってわかってもらえるCDになっているんじゃないかなと思います。
-最初に聴いた「フタリ」と1枚通してから改めて聴いたときの「フタリ」では、また感じ方も変わってきそうですよね。では、改めて今作を振り返ってみて、どんな作品ができたと感じていますか?
山本:言葉が苦手な佳大君から......。
佳大:簡単に言うと、マジでめちゃめちゃいいアルバムができました。
まっち:それで大丈夫ですか(笑)!? 最初にも言ったんですけど、このアルバムは作り終えてから半年くらい経っていて。結構自分でも何度も聴いているんですけど、何回通して聴いても飽きないアルバムができたかなって思ってますね。
-山本さんはいかがですか?
山本:佳大君に最初に言われちゃったなぁ。
まっち:いや、なんも言ってないよ(笑)!?
山本:(笑)このアルバムは本当に、1枚を通して聴くことに意味があるアルバムになってて。最近はサブスクで単曲しか聴かない人が多いっていうのをテレビで見たんですよ。誰の曲か知らなくてもランキング上位の曲を聴いていくみたいな。
まっち:好きな曲だけを聴くとかね。
山本:そう。僕らの曲はサブスクには出てないですけど、もし出たとして、1曲だけを聴いていいなって思うなら"まだまだだぞ"って(笑)。
まっち:なので、CDを買って聴いてくださいっていうことで(笑)。
山本:名盤と言えるものができたので、1枚通してぜひ聴いてほしいです!
-では最後に、今の情勢的に以前のようにライヴすることが難しくなっているとは思うんですが、ライヴハウス、ライヴを大事にしているみなさんの"ライヴ"に対する思いも聞かせていただきたいです。リリース・ツアーも予定されているんですかね(※取材は8月中旬)。
山本:それは必ずやろうと思ってます。佳大君はライヴについて、いかがですか?
佳大:ライヴについて......楽しみに待っていてください。
まっち:大丈夫ですかそれで(笑)。僕、ライヴハウスやバンドが動けなくなってからずっと考えていたことがあって。バンドマンって迫害されがちだなって思うんですよね。でも、こんだけライヴハウスやバンドマンが盛り上がってるから、これしきのことでバンドもライヴハウスも、死なないんじゃないかなって思ったんです。世間から白い目で見られ続けても、これだけいいものがたくさんあるので。またライヴができる日を一緒に待ちましょうっていう気持ちがありますね。
山本:僕、普段ちゃらんぽらんなんですよ。でも、楽器を持つとめっちゃかっこいいんです(笑)。僕たちかっこいいバンドなので! 待っていてもらえたらと思います。
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