Japanese
Self-Portrait
2020年04月号掲載
Member:眞鍋 総一郎(Vo) 田中 勇二郎(Gt) 百済 慎吾(Ba) 岡崎 貴人(Dr)
Interviewer:山口 哲生
活動開始15周年を迎えた昨年、初の全国流通盤『AT FIRST』を発表したSelf-Portraitが、早くもミニ・アルバム『未来マテリアル』をリリースする。前作でこれまでの軌跡をしっかりと詰め込んだからこそ、"新しい僕らを見せていかなくてはいけないと思っていた"と話す通り、今作ではバンドにとって新機軸となる曲調に挑戦。また、ライヴハウスだからこそ響く曲を鳴らしてきた彼らが、聴き手の"日常"にテーマを置いて制作したこともあり、新たなSelf-Portrait像を築くための第一歩とも言える全6曲になっている。充実作を完成させたメンバー全員に話を訊いた。
"Self-Portraitはこういう曲をするバンド"って決めていたものを、ちょっと取っ払えた
-初の全国流通盤『AT FIRST』(2019年8月)をリリースされてから、どんなリアクションがありましたか?
眞鍋:去年で活動開始15周年だったんですけど、昔から知ってくれているお客さんは"やっと全国リリースだ!"って喜んでくれたり、バンド仲間や関係者もお祝いしてくれたりして、すごく幸せでした。
-"待望の"という言葉が本当に相応しかったですし、そのぶん待っていた人たちの声も大きかったですか。
眞鍋:そうですね。"TAIL RECORDS"に所属が決まって、『AT FIRST』の前に、「花」(2019年3月リリース)と「ノンフィクションをくれ」(2019年5月リリース)を配信で出したんですけど、LINEでいろんな関係者やバンド仲間に報告をしたときに、みんなすごくお祝いしてくれたし、リツートとかいいねとかですごく協力してくれたのもビックリしました。"こんな反響あるんや"と思って。あとはこれまでライヴに来てくれていなかった子たちが見つけてくれて、ライヴハウスに足を運んでくれているような感じもあります。
-「ライブハウスで逢えたら」という曲もありましたし、そのメッセージで足を運んでくれる人たちがいたんですね。
百済:やっぱり実際に会場まで足を運んでくれるというのが僕らとしては嬉しいですね。新たなお客さんもそうですが、僕らのことを昔から知っていたけど、なかなか来る機会がなくなっていたお客さんがまたライヴに来てくれるようになって、そういうところもすごく良かったなと思います。
田中:今まで自主でリリースしてツアーもしていたんですけど、初の全国流通でツアーを組んだときにお客さんが遠征して会いに来てくれて。そういうことは今まであまりなかったんですよ。できるだけ参加できるところは来てくれたり、初めて行くところにも来てくれたりして、お客さんも一緒に喜んでくれて、ツアーを回ってくれたっていうのは嬉しかったです。
岡崎:そうやっていろんな人が喜んでくれたことが、また僕らのモチベーションにも繋がっていくので。今回の『未来マテリアル』もそうですし、ここから次もまた止めずに、どんどんやっていくと思うので、そのいいきっかけになって良かったなと思いました。
-充実した時間になったとのことですが、お話にありました通りミニ・アルバム『未来マテリアル』をリリースされます。『AT FIRST』は新曲もありつつ、ベスト盤的な側面も強かったと思うんですが、今作はどういうものにしようと思っていましたか?
眞鍋:前作で今までの僕らをほぼ全部出し切ったんですよね。新曲も数曲入ってはいたけど、既存曲がほとんどを占めていて、それこそベスト盤のようなものではあったので、新しい僕らを見せていかなくてはいけないと思っていて。だから、今の自分たちの中にある以外のもの、新しいことに挑戦していくことを最大のテーマに置いて、『AT FIRST』のリリース・ツアー中に制作をしてました。
-新たな挑戦として主に考えていたことはありましたか?
眞鍋:今までの曲は本当にバンドマンっていう感じの内容というか、ライヴハウスに来た人たちに向けたものが多かったんですけど、今回は"その先"をテーマにしたかったんです。ライヴハウスに来る人たち、聴いてくれる人たちの"日常"により近い部分をテーマにしたかったし、全曲今までのSelf-Portraitにはあまりなかった感じのものになったと思います。
-新しいものを作ろうとなったときに、曲はすぐに出てきましたか?
眞鍋:いや~、めちゃくちゃ苦戦はしましたよ(苦笑)。そもそも、新しいものってなんなんやろう? って。僕らも長くやってきたので、そこを見つけるのが難しかったし、はたしてこれが正解なのかどうかを試行錯誤して、メンバー4人で相談しながら作っていました。
百済:今まではSelf-Portraitと言えばこういうバンドで、こういう音楽で、こういう方向性で......というイメージがちゃんとあって、それを15年積み上げてきたものが前作だったんですよね。でも、それ以外にも眞鍋には眞鍋の好きな音楽があるし、もちろん僕にも他のメンバーにも同じようにあるので、そういうところをもっと出していこうみたいな感覚でアレンジは進めていきました。だから、"僕らはこういうこともできるんですよ?"っていうところを僕的にはやりたくてアレンジは考えてましたね。
-まだ見せていない自分たちを見せていくという。
百済:そうです。ただ、眞鍋も言っていたけど、今までやってなかったことをするゆえに、本当にこれで正解なのか? っていう判断の難しさはあって。やっぱり僕らだけじゃ正解がわからない部分もあったので、そのあたりは"TAIL RECORDS"の人に曲を聴いてもらったりしてました。だから、アレンジを進めていくときの感覚は、今までとは違う感じがありましたね。
-難しさもありつつ、やりがいもありそうですね。
田中:例えば、最後の「下心」はシャッフルの曲なんですけど、Self-Portraitでは今までやってこなかったアレンジを、自分のものにしていくのは楽しかったし、難しかったところは難しくて。でも、しっかりと新しい一面を見せられたと思います。
岡崎:「下心」もそうやし、「星の無い夜」も今までやったことのない感じですけど、こういう曲をやってもいいんだなって思えましたね。百済も言ってましたけど、これまでは"Self-Portraitはこういう曲をするバンド"っていうことを自分らで決めてやっていたところもあったんです。でも、今回はそこをちょっと取っ払えたかなって。こういう曲をやっても別に変じゃないっていうところで自信もついたし、今作でそういう挑戦ができたのは良かったですね。
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