Japanese
stellafia
2020年01月号掲載
Member:花森 りえ(Vo) キャサリン(Gt) 勝部 巧朗(Ba) 大野 達哉(Dr)
Interviewer:三木 あゆみ
シンガー・ソングライターとして活動していた花森りえを中心に結成した"新感覚ファンタジックバンドプロジェクト"stellafia。伸びやかで透き通るような歌声と、各プレイヤーの存在感が際立ったサウンド、洗練されたアレンジなど、楽曲のクオリティの高さはもちろん強みだが、アートワークやステージのセットなどで"ファンタジー"というコンセプトにこだわり、ひとつの世界観を作り上げているところも魅力だ。2020年1月13日には、数々の有名アーティストの編曲やプロデュースを行っている鈴木Daichi秀行氏をプロデューサーに迎えた新曲「WANT TO」を配信リリース。同曲では全編英詞のポップでキュートなアプローチに挑戦し、新たな一面を見せている。今回、Skream!初登場の彼らにバンドのプロフィールから新曲のことなどについて、いろいろと訊いた。
-Skream!初登場となりますので、まずはバンドのことからうかがっていけたらと思います。オフィシャル・サイトのプロフィールに"新感覚ファンタジックバンドプロジェクト"と明記されていらっしゃると思うのですが、ただ"バンド"だけではなく、"プロジェクト"と付いているところが気になりました。なぜ"プロジェクト"としているのか教えていただけますか?
大野:これは僕がバッと考えた内容なんですけど、勢いで"とりあえずバンドやろうぜ!"とか、いい曲できたから、いいヴォーカルがいるからやろうみたいな感じでバンドを始める人たちが、世の中に多いと思うんですよ。そのなかで、コンセプトをしっかりと組んだうえで始めるバンドって少ないと感じて。なので、あえてこれをプロジェクトとしてやれたらいいなと考えて付けたのが始まりですね。
-なるほど。それで、"ファンタジー"をコンセプトとしてスタートしたわけですね。このコンセプトに決めたのはどうしてだったのでしょうか。
花森:私は以前ソロで活動していたんですけど、もともと歌詞で比喩表現をすることや、ポップでファンタジックな曲が好きで、そういうのを音楽で表現できたらいいなと思っていて、ファンタジーというコンセプトで始めました。
大野:あとは、お聴きいただければわかると思うんですけど、(花森の)歌声がかなりかわいい感じなので、ファンタジーな世界観がすごく合うんですよ。それと、僕がファンタジー寄りのアレンジが得意だったので、"これはピッタリだ!"と思って、ファンタジーにしました。
-stellafiaのメンバーは花森さんが声を掛けて集まったということですが、どういった経緯で集まったのでしょうか。
花森:私がもともとやっていたグループが解散して、音楽どうしようかな、やめようかなと考えていたときに、やっぱり最後に自分がやりたい音楽を自分のやりたい人とやろうと思って。ここのふたり(大野とキャサリン)が学校の先輩と同期だったんですけど、ふたりに声を掛けて、まず3人でスタートしました。(勝部は)8ヶ月くらいサポートとして入ってもらってから、のちにメンバーになろうよと声を掛けたんです。
-勝部さんは今年(※取材は2019年12月上旬)加入されたんですよね。
勝部:そうですね。今年2月に加入しました。もともとは下北系のギター・ロックみたいなバンドで活動していて。そのバンドがなくなったり、また自分で違うバンドを組んだりといろいろやっているときに、たっつん(大野)がサポートでやっているバンドと対バンしたんですよ。それがきっかけでstellafiaのサポートを始めました。
-そうだったんですね。ほかのみなさんもそれぞれいろんな活動をされていて。今もサポートなど様々な場所で活動されていますよね。花森さんは以前Bocco.というアコースティック・ユニットをされていましたし。
花森:そうですね。
大野:いっぱいバンドやってきて、今もいっぱいやってます(笑)。
キャサリン:僕は前にGiletという"昼ドラ系バンド"で、ドロドロとした女の闇みたいなのをテーマにしたバンドをやってました。
-先ほど3人が同じ学校だったとおっしゃっていましたが、勝部さんは違う学校だったんですか?
大野:みんな同じ学校なんですよ。
-だからみなさん仲がいいんですね。YouTubeでMVのほかにも、アコースティック・カバー動画やオフショット、ゲームなどの楽しい企画動画をアップされているのを観させていただいたんですけど、あの動画から仲の良さがすごく伝わってきて。
一同:ありがとうございます(笑)。
-あのYouTubeの動画は何がきっかけで始めることになったんですか?
花森:今、ライヴハウスでの活動がメインなんですけど、ライヴハウスに来てくださるお客さんが一定の方になってしまうということがやっぱり多くて。なので、コンテンツを広げて新しいお客さんにも聴いてもらいたくて、YouTubeでの動画を始めました。
-この前の"ワードウルフ"の動画も面白かったですし、TWICEの「TT -Japanese ver.-」のアコースティック・カバーも花森さんの声が合っていて、すごく良かったです。こういう企画を持ってくるのは誰が多いんですか?
大野:それは、"こんなんいいんじゃない?"と各々持ってくることが多いですね。
-そうなんですね。普段の作曲とかも各々持ち寄ってきたりするんですか?
花森:主には私が作詞作曲していて、弾き語りか軽く打ち込みしたものをたっつんやキャサリンがアレンジするっていう感じです。
大野:たまーに自分が書いた曲もあったりします。みんなそれぞれ曲は書けるので、良かったらどんどん使っていこうぜ! というかたちですね。
-みなさんの楽曲を聴かせていただいたときにやはりファンタジー的な、映画やテーマパークのような雰囲気が感じられたのですが、作曲する際はどんなものにインスパイアされることが多いですか。
花森:もともと、ファンタジー映画を観るのも好きなんですけど、絵本とか妖精図鑑とか、恐竜の図鑑とか、そういうのを観るのも好きで、そこから曲が生まれることも結構多いですね。あとは詩集も好きなんですよ。言葉からインスピレーションを受けることも多くて。曲を作るよりも前に小学生の頃から詩を書いていました。歌詞の中に日常では使わないような言葉や単語を入れるのも好きで、"どんな意味なのか気になって調べました!"って言ってもらえたりするととっても嬉しいです。
大野:僕は、映画もめちゃくちゃ好きなんですけど、もともと風景など画の見える音楽が好きで。吹奏楽をやっていたのもあるかもしれないんですけど、タイトルで曲調やどんなシーンなのかを想像するのがすごく好きなので、それをこのバンドでやれたらいいなと思って、かなりアレンジにも生かしていますね。例えば、"雨"や"雪"という言葉がタイトルに入っていたら、それに合わせたスケールやそれを想像させるような音をできるだけ入れるようにして、表現できるようにいろいろやってます。
-また、みなさんは"音"という面でももちろんですが、アートワークやMVなどでも、世界観を表現することにこだわっている印象があります。先日の12月8日に代官山LOOPで行われたワンマン・ライヴ("煌めく碧のファンタスフィア")の写真を拝見したのですが、ステージや会場のセットも煌びやかですごく素敵だなと思いました。
大野:最初は、ライヴハウスで見たことのない装飾をするバンドをやりたいなと思ったのがきっかけで。音がファンタジーでも、パッと見でファンタジーだとわかんなかったらあんまり話題にならないなと思ったんです。そこで、光る風船や照明とか、毎回看板を掲げたりし始めて。そういうことをやっているなかで、カメラマンのゆきちゃん(伊藤由岐)という方と出会ったんです。その子は美大出身で、"実はそういうのめちゃくちゃ得意で、やりたかったんです"って言ってくれて。今回のワンマンでも海の中をイメージした絵を壁に描いたり、看板を作ってくれたりしていて、今はゆきちゃんがこの世界観を作ってくれてますね(笑)。
-作っていただくときには"こんなイメージのもの"というように何か要望を伝えたり、話し合いをされたりするのでしょうか。
大野:結構何回かミーティングを重ねていたりはしますね。
勝部:"こういうイメージだからこういうものを着たいよね"とか、"色味はこういうのがいいよね"っていうのをみんなでアイディアを出し合ってますね。それをゆきちゃんが描いてきてくれて、見せてもらって、という感じで。
-ライヴの衣装などもコンセプトに合わせて考えていらっしゃるのでしょうか。
花森:そうですね。だいたいそのときに出る新曲に合わせてっていうのが多いんですけど。衣装は、私の高校の友達でデザイナーをやっている人に、こういうイメージの服を作ってほしいといつもお願いしてます。あとはリメイクしてもらったりもしていますね。
大野:そこを基準に男子はどうしようか、と。いろんなとこで探して合わせていますね。
LIVE INFO
- 2025.03.29
-
アイナ・ジ・エンド
go!go!vanillas
moon drop
打首獄門同好会 / ヤバイTシャツ屋さん / Lucky Kilimanjaro / ハンブレッダーズ ほか
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
原因は自分にある。
NakamuraEmi
ウエノコウジ(the HIATUS/Radio Caroline)
Homecomings
envy
ハク。
PK shampoo
kobore
Bye-Bye-Handの方程式
SHISHAMO
片平里菜
眉村ちあき
THE BACK HORN
それでも世界が続くなら
ナナヲアカリ / Sou / 三月のパンタシア
Mirror,Mirror
竹内アンナ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ビレッジマンズストア
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.30
-
envy
ねぐせ。
ヒトリエ
緑黄色社会
go!go!vanillas
WANIMA × MONGOL800
moon drop
KANA-BOON / マカロニえんぴつ / Saucy Dog / Omoinotake ほか
PIGGS
yama
Appare!
sumika
OWEN
I Don't Like Mondays.
GRAPEVINE
Bye-Bye-Handの方程式
SCANDAL
打首獄門同好会 / 四星球 / 神はサイコロを振らない ほか
片平里菜
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
GANG PARADE / ASP / ExWHYZ ほか
kobore
Galileo Galilei / Homecomings / betcover!! ほか
FUNKIST
LUCKY TAPES
清 竜人25
ビレッジマンズストア
礼賛
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.31
-
Saucy Dog / Tele
ADAM at
OWEN
Dios
SPINN
- 2025.04.03
-
WtB
SPINN
KANA-BOON
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
リーガルリリー
- 2025.04.04
-
chef's
THE YELLOW MONKEY
envy
藤巻亮太
君島大空
KANA-BOON
FUNKIST
四星球
荒谷翔大 × 森田美勇人
緑黄色社会 / 乃木坂46
SCANDAL
Conton Candy
トンボコープ
- 2025.04.05
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
HY
WANIMA
Ayumu Imazu
超能力戦士ドリアン
fox capture plan
PIGGS
chef's
君島大空
3markets[ ] / yutori / なきごと / Bye-Bye-Handの方程式 ほか
Hump Back
Keishi Tanaka
サカナクション
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
FUNKIST
WtB
FINLANDS
This is LAST
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
OKAMOTO'S
フラワーカンパニーズ
OGRE YOU ASSHOLE × GEZAN
J.A.S
The Biscats
The Ravens
YOASOBI / キタニタツヤ / MAISONdes / NOMELON NOLEMON ほか
SUPER BEAVER
ExWHYZ
SCANDAL
INORAN
sumika
BLUE ENCOUNT / ヤバイTシャツ屋さん / キュウソネコカミ / THE BACK HORN ほか
indigo la End
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
kobore
ずっと真夜中でいいのに。
ユアネス
- 2025.04.06
-
HY
fox capture plan
超能力戦士ドリアン
超☆社会的サンダル
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
藤巻亮太
THE BACK HORN
神はサイコロを振らない / ハンブレッダーズ / シンガーズハイ
OKAMOTO'S
サカナクション
ハク。
moon drop
緑黄色社会
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
フラワーカンパニーズ
渡會将士
ASIAN KUNG-FU GENERATION × Chilli Beans.
The Ravens
Appare!
YOASOBI / Creepy Nuts / Aooo / 秋山黄色 ほか
SUPER BEAVER
sumika
ACIDMAN / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / ゲスの極み乙女 ほか
雨のパレード
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.04.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.04.09
-
片平里菜
WANIMA
never young beach
Saucy Dog
yama
WHISPER OUT LOUD
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
詩羽 × CENT
KANA-BOON
- 2025.04.10
-
Maki
a flood of circle
Saucy Dog
yama
SIX LOUNGE
シド
- 2025.04.11
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
THE BACK HORN
Maki
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
Hump Back
GLASGOW
FUNKIST
moon drop
緑黄色社会
ビレッジマンズストア
LOSTAGE / EASTOKLAB / peelingwards ほか
藤巻亮太
"SYNCHRONICITY'25 Pre-Party"
ネクライトーキー × Wienners
Cö shu Nie
Awesome City Club
WANIMA
Plastic Tree
- 2025.04.12
-
片平里菜
PIGGS
moon drop
yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
yama
Skream! 2025年03月号