Japanese
まねきケチャ
2019年12月号掲載
Member:中川 美優 宮内 凛 松下 玲緒菜 深瀬 美桜 篠原 葵
Interviewer:TAISHI IWAMI
まねきケチャのニュー・アルバム『あるわけないの』は、中川美優、宮内 凛、松下玲緒菜、深瀬美桜、篠原 葵の5人が、日々のレッスンやライヴで、そのパフォーマンス力を高めることに尽力してきたひとつの極みが、パッケージとなった作品だ。この4年間で積み重ねてきた、はつらつとした"まねきケチャ"らしさはさらに加速し、2018年末に篠原が加入したことで得た、新たな初期衝動が開花。さらにミュージック・ビデオにもなっている「あるわけないのその奥に」に象徴される、これまでになかった奥行きやスリル、ドラマ性を持つ曲を表現するだけの力を身につけ、新曲だけでなく、既発曲やソロ曲もすべて録り直した全14曲を、このインタビューとともに堪能してもらいたい。
-2018年は東京ドームシティホール("TDCでまねきケチャ 2018!")と日本武道館("日本武道館 de まねきケチャ")での単独公演を行い、年末には篠原さんが加入するなど、グループにとってすごく大きな1年だったと思います。それを受けての2019年はどんな想いで活動されていましたか?
深瀬:2018年は今までよりも大きな会場でライヴをやらせてもらって、年末には葵ちゃんが加入した、私たちにとってすごく大きな年でした。そのうえで2019年の目標は、ファンの方々にもっともっといいパフォーマンスを届けられるように、自分たちを見つめ直して、歌やダンスといった表現力を高めていくことでした。
宮内:この5人になったことで、また新たな気持ちになれて、どんなライヴをしたいかとか、どんなことにチャレンジしたいかとか、今まで以上にみんなでいろいろ話し合って、プロデューサーさんやスタッフの方々に、率先して意見を出すようになりましたね。
松下:今までは、プロデューサーの方を中心にスタッフのみなさんが、演出とかいろいろ決めてくれて、私たちはいかにそのイメージを表現できるかということに集中してたんですけど、8月にやった4周年記念ライヴ("4周年だよ!まねきケチャ")では、この5人になったことで何か新しいことがしたいって、自分たちから言って、バンドにも挑戦しました。みんな楽器は初心者だし、1ヶ月くらいしか練習する期間がなかったんですけど、なんとかファンのみなさんに披露できるところまではやれたんで、良かったです。
-篠原さんは、新たに加入されてからのこの1年を振り返ってみて、どうでしたか?
篠原:歌もダンスもやったことがなかったので、みんなに追いつくことに必死でした。振り返っても、ただひたすら頑張ってたなぁって。正直言って、結構大変だったけど、それも含めてすごくいい1年だったと思います。
-みなさんで積極的に意見を出し合うようになったことで、今まで以上に結束力が高まった実感はありますか?
深瀬:もともとプライベートでも遊びに行くくらい仲がいいので、意見も言いやすかったですし、パフォーマンスすることはどんどん楽しくなってるんですけど、関係性そのものが変わった実感は、あまりないですね。
松下:韓国とか富士急ハイランドとか行ったよね。楽しかったなぁ。鍋もした。だいたい美優ちゃんが何をするか決めてくれるんです。
中川:みんな休みが一緒だから、ほかの友達よりもメンバーのほうが誘いやすいんです。だから結局オフのときも一緒にいるっていう。
宮内:うん、仕事のときもプライベートも、同じような感覚で接してるよね。いつも楽しくやってる。でも、ステージに立ったときは、みんな明らかにスイッチが入って変わるんです。
-そして完成した今回のニュー・アルバム『あるわけないの』は、まさにパフォーマンス力を高めることに注力したみなさんの姿勢が凝縮されて、パッケージになったような印象を受けました。サウンドも、みなさんひとりひとりの歌も、すごく表情が豊かで奥行きもあって、ひとつの物語に入り込んだような気分になれたんです。
宮内:今回は新曲もあるし、既存曲やソロで歌っていた曲も、この5人で録り直したんです。"今のまねきケチャ"が詰め込まれたアルバムだと思います。
中川:ソロでやった曲をみんなでもう1回できたのは良かったよね。曲がまた新しく生まれ変わっていると思うので、ぜひ聴いてもらいたいです。
松下:私たちの声自体も成長したと思うんです。なんか大人っぽくなってて、前の音源を聴くと、作品としては好きなんですけど、ちょっと恥ずかしくなっちゃうくらい。
深瀬:声が変わってるなって、私も思った。そこに新メンバーの葵ちゃんも加わって、すごくパワーもあるアルバムになったと思います。
-TVアニメ"ゲゲゲの鬼太郎"のエンディングで、先にテレビ・サイズのバージョンが配信された「あるわけないのその奥に」は特に、みなさんのパフォーマンス力の高まりが感じられます。ホラーなムード、中世のヨーロッパを思わせる風情、ダイナミックなロックの魅力などが合わさった、ドラマチックな曲の世界観を見事に体現していますね。
松下:昨年の「鏡の中から」に続いて、"ゲゲゲの鬼太郎"のエンディング・テーマをまた担当させてもらえて、すごく嬉しかったです。
宮内:曲ができて最初に聴かせてもらったときは、"ゲゲゲの鬼太郎"のテーマ曲になることをまだ知らなかったんです。でも、私の中でなんとなく"もしかしたらまたやらせてもらえるのかも"って思ったくらい、世界観の強い曲だと思います。
松下:アニメの主題歌を歌うことはずっと夢だったんです。それを2回続けてやらせてもらえて、しかも老若男女みんなが知ってる国民的な作品で。本当に嬉しいです。
深瀬:今までとはちょっとテイストが違うんですけど、ライヴで歌えば歌うほどカッコ良くなっていく曲なんです。
松下:私たちって、笑顔のイメージが強かったように思うんですけど、最近はお客さんから、"この曲になるとカッコ良くなるね"って、たくさん言ってもらえて。
-曲の世界観が強いので、半端な歌やパフォーマンスだと負けちゃうと思うんです。そこを見事にクリアしてきたなと。
松下:おどろおどろしさを演出するために、息継ぎの場所とか、声のトーンとか、すごく繊細に意識していたように思います。セリフ調で歌ったときにはどうやれば伝わるかとか、ヴォイス・トレーニングの先生に教えてもらったことを、自分なりに解釈して挑戦しました。
-ダークでスリリングなミュージック・ビデオもいいですね。
深瀬:「鏡の中から」は"和"な感じだったんですけど、今回はロココ調のドレスを着られて良かったです。あと、ワイヤーを経験しました。
松下:ワイヤーで吊るされたのは初めてのことで、下で人が引っ張ってるんですよ。だからちょっと怖かったけど、楽しかったです。
-シリアスなまねきケチャを観られたのも良かったです。
松下:私はすぐに笑っちゃうんです。なぜか笑いが止まらなくなって、それがみんなにも伝染して。祈るシーンとかも、真顔に戻るのが大変で......ごめんなさい!
宮内:笑いをこらえてるのがわかるんですよ。プルプル震えてて(笑)。
中川:いろいろあったよね(笑)。外国の子供と絡むシーンも、私といた子は全然言うこと聞いてくれなくて、困ったけど楽しかった。
深瀬:なんか幼稚園みたいだったよね。
LIVE INFO
- 2024.12.18
-
PEDRO
yama
The Novembers
大森靖子
CIVILIAN
リフの惑星
Organic Call / Mercy Woodpecker / Daisycall / EVE OF THE LAIN
Charlie Puth
ASIAN KUNG-FU GENERATION
- 2024.12.19
-
シノダ(ヒトリエ)
SIX LOUNGE
ずっと真夜中でいいのに。
PEDRO
NOIMAGE
the dadadadys
CIVILIAN
Aooo
the telephones
ASIAN KUNG-FU GENERATION
9mm Parabellum Bullet
MILLENNIUM PARADE ※公演中止
THE BOHEMIANS
コレサワ
strange world's end
- 2024.12.20
-
NOIMAGE
リュックと添い寝ごはん
Lucky Kilimanjaro
フリージアン
クジラ夜の街
Homecomings
ASP
キノコホテル
Absolute area
トゲナシトゲアリ
MILLENNIUM PARADE ※公演中止
- 2024.12.21
-
煮ル果実
ストレイテナー
back number
People In The Box
Helsinki Lambda Club
LiVS
シノダ(ヒトリエ)
フィロソフィーのダンス
あいみょん
Umisaya
Galileo Galilei
クジラ夜の街
クレナズム
浪漫革命
DENIMS
ベランダ
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
tacica
Homecomings
ずっと真夜中でいいのに。
SPECIAL OTHERS
LEGO BIG MORL
佐々木亮介(a flood of circle)
Absolute area
Hello Sleepwalkers
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
アーバンギャルド
mzsrz
MOROHA
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
RELEASE INFO
- 2024.12.18
- 2024.12.20
- 2024.12.21
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.22
- 2025.01.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号