Japanese
HERE
2018年08月号掲載
Member:尾形 回帰(Vo) 武田 将幸(Gt) 三橋 隼人(Gt)
Interviewer:高畠 正人
-アルバム全体のイメージは?
三橋:初期の混沌としたHEREと、新しくポップに振り切り始めたHEREがうまく絡んだアルバムだなと思います。1枚目から4枚目をうまくミクスチャーして、且つバンド初期の楽曲の雰囲気も入っている。10年目にしてひとつの集大成ができました。
武田:世に言う1周回ったってやつじゃないですか? 1st(2013年にTOWER RECORDS限定リリースした『死ぬくらい大好き愛してるバカみたい』)をドーンって出して、2nd(2014年リリースの『I WANNA EAT YOUR CHAOS』)で暗い感じになって、3枚目(2016年リリースの『ハッスル』)ではっちゃけて、4枚目(2017リリースの『YOU GOT 超 HIGH TENSION』)音楽的なことを突き詰めて。で、5枚目にデモ時代の曲を持ってきて今の状態でハマるっていう。10年いろいろやってきて、スタート地点に戻ってきた。で、またここからですよ。僕らはもう何周かしていかなきゃいけないんで。
尾形:バンド初期にやってた「MANをZIしてROCKSTAR」と「クラシカルダイヴ」を今回新録しているんですけど、たしかにあそこで僕はひとつの到達点を感じているんです。この2曲ができたときにHEREでやりたかったことは"これだ!"って確信した記憶があって。ちょうどそのころ、僕はずっと自分のことを"ロックスター"って言ってたんですけど、ここ2年くらいでまた言い始めていて、だから意外と今のモードは自分でしっくりきていますね。
-その到達点を感じるのがリード曲になっている「ヘッチャラ」です。
尾形:「ヘッチャラ」は実はシングルで出した「スーパーポジティブ」と同時にできていた曲で、僕としてはどっちをシングルで出すか迷っていた曲。結局、シングルは「スーパーポジティブ」だったんですけど、アルバムを作るにあたって僕の中では、「ヘッチャラ」があるからこのアルバムは大丈夫だと思っていました。この曲ができたことで、自分の中でポップ路線はだいぶん満足しましたね。
-イントロのギターのリフからかなりキャッチーだけど、あそこは武田さんが?
武田:そうっすね。原曲を回帰から貰ったのは去年の9月とか10月くらい。そのときに1回最後まで仕上げてみたんですけど、自信がなくてしばらく放置していたんです。
尾形:放置していた期間、長かったよね? 新曲を送ったのになんの反応もないなってずっと思ってた。
武田:半年くらい放置してたから(笑)。でも、そろそろやらないとマズいなと思って、久々に聴いたらなかなか良かった。半年間で熟成されたみたいで、"これでいいじゃん"って。
三橋:去年の暮れに一生懸命練習したんですけど、結局レコーディングしたのは「スーパーポジティブ」で、お蔵入りかなって思ったら、今回やることになって。ちゃきちゃきとしたHEREらしい曲です。
-ライヴではかなり盛り上がるでしょうね。ただ、再現が難しそうです。
尾形:そうなんですよ! というのも、レコーディングでいろんな楽器を入れてしまったので、ライヴでどう表現したらいいものか......悩ましいところです。
武田:ライヴでは基本、サポートのベースとドラムを加えた5人だけの演奏になるので、どんな演奏になるのか、現時点では僕らもわかりません。
三橋:CDのイメージとは良くも悪くも差があると思います。でも、そこがライヴの面白いところっていうか、僕らはもう"ヘッチャラ"な顔をしてやるだけですね(笑)。
尾形:お、うまいこと言った(笑)。
-最後にフリー・ライヴへの意気込みを聞かせてください。
尾形:クラウドファンディングを募集するときに掲げていたテーマが、"ロック現場主義"。やっぱりロック・バンドってライヴが常にバンド活動の中心であり、ライヴ自体が一番のプロモーションであると僕は考えています。実際にライヴを観てもらって、そこで気に入ったらCDを買ってもらう。それこそがロック実演販売です!
武田:そのハードルを一番低くしたのが"無料"ですからね(笑)。我々はいわゆるマネージメント事務所とか後ろ盾が一切ないので、そんなバンドでもZepp DiverCity TOKYOという大きなところを借りられるんだと。ライヴ自体が一番のプロモーションであることを考えると、やっぱり生で体験してもらうのが一番ですからね。個人的には、たくさんの人たちが来てくれて、こんなにたくさん人を呼べちゃうんだぞ、というのを来てくれるみんなにも味わってもらいたいです。
尾形:バンドマンも遊びに来てほしいね。
武田:そうそう。
尾形:HEREやりやがったな! って思ってほしい(笑)。
武田:今回はファンのみなさんからお金を出してもらって、Zepp DiverCity TOKYOのステージに立たせてもらうので、僕らはもう金額以上のものをエンターテイメントとして返すだけ。
尾形:Zepp DiverCity TOKYOのライヴは、いつもの5人編成じゃなくて、キーボードとダンサーを入れた8人編成のHERE完全体で臨みますので、それも見どころだと思います。
三橋:みんなの力を感じて、ステージで粉々に張り裂けたいと思います! ぜひ、見届けに来てください!
LIVE INFORMATION
"5th Album『OH YEAH』Release Tour 初日 HEREフリーワンマンライブ ~ロック現場主義~"
9月4日(火)Zepp DiverCity TOKYO
入場無料(ドリンク代別途¥500必要)
開場18:00 / 開演19:00
LIVE INFO
- 2025.10.09
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伊東歌詞太郎
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Keishi Tanaka × 村松 拓
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Sou
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