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INTERVIEW

Japanese

アルクリコール

2018年02月号掲載

アルクリコール

Member:早坂 コウスケ(Vo/Gt) ワタナベ ヒロキ(Gt) 五十嵐 ハヤト(Ba) 後藤 フミト(Dr)

Interviewer:蜂須賀 ちなみ

-ワタナベさんは、改名発表を行った昨年5月19日のライヴ(4月から開催した"さらばサラダ三昧!?脱草食系tour 2017"のファイナル、札幌COLONY公演)にて、"僕は「後悔させません」って言葉がすごく嫌いなんですけど、今日ばっかりは絶対に後悔させないし、僕らも絶対に後悔しない。そんなライヴを作り上げたいと思います"というふうにおっしゃっていたそうですが、その言葉の意味するところを詳しく聞かせていただけますか。

ワタナベ:我々は基本的にお客様からお時間をいただいてライヴに出演してます。毎回"後悔させない"気持ちで臨んでます。しかし、後悔するかしないかを決めるのは我々ではなく観てくださったお客様であって、我々が約束できる部分ではないと思ってます。直接観たものを判断してほしいと。あの日MCにて"後悔させない"と発したのは、いわば僕のワガママのようなものです。THEサラダ三昧最後のライヴで、ひとつの節目のステージに立っている自らに、いつも以上に自信がありました。"今日の僕たちに何ひとつ間違いはない"という気持ちであえて宣言しました。結果的にいい形で節目を迎えられたのではないかと思っております。

-今後の活動に懸ける意気込みを聞かせてください。

早坂:ずいぶんと遠回りをしながらバンド活動をしてきました。きっかけは高校の学祭から始まって、いつからか夢が大きく膨らんでいました。ようやく掴めた全国リリースの切符を起爆剤に、THEサラダ三昧から見てる方もアルクリコールから見てる方も最近初めて知ったって方も、2度、 3度でもライヴハウスに足を運んでもらいたい。僕らはいつでも歓迎しますし、最高を更新し続けてこの4人から生まれる"これだ!"というものを発信できたらなと思います。日本の北国、北海道札幌市から。アルクリコールをこれからもどうぞよろしくお願いします!

ワタナベ:我々アルクリコールは昨年の5月に改名を発表しました。"THEサラダ三昧"としてゼロからスタートした我々"アルクリコール"は、今ようやくイチからのスタートを切ることができたのではないかと、ようやく土俵に立つことができたのではないかと思います。 高校3年のころからずっと同じメンバーで続けてきたこの6年と数ヶ月は必ずしもいいことばかりではありませんでした。この4人で数多の苦渋を味わい、苦虫を噛み潰してもきました。もちろんこれからもそうやって続いていくものなんだと思っております。ただせめて僕たちは"今までとこれからに負けませんように"、"自分たちの信じたものを発信していけたらいいな"と思っています。今作『Re:versal』は、今現在の我々にしか出せない音を、今現在の我々が出しうるすべてを詰め込んだ、紛れもない過去最高の作品に仕上がってます。ぜひたくさんの方にご愛聴いただければと思います。そして次の作品も、その次も"過去最高"を更新していけるように日々精進いたします。どうかみなさま今後とも我々アルクリコールをよろしくお願いいたします。

五十嵐:音源を出すたびに思うのですが、前作よりも楽曲、技術面でも成長を感じ"まだまだ成長できる!"と思うので、これからも今までの自分たちを超え、何よりリスナーのみなさまと驚きや感動を共有したいです。ライヴ・パフォーマンスなどもより磨きをかけて音源では味わえないアルクリコールを楽しんでもらえるよう多方面で成長していきたいです。

後藤:下積み期間が長かったぶん、これから一気に爆発させて地元北海道をリードするバンドに成長します! 関わってくださっている関係者の方、ファンの方々に、成長するという形で感謝を伝えたいですね。