Japanese
赤丸
2017年05月号掲載
メンバー:大下 直記(Vo/Gt) 清住 雄太(Gt) サカイシンノスケ(Ba) 吉田 昌樹(Dr)
インタビュアー:秦 理絵
どこか一筋縄ではいかないロック・サウンドで既存のギター・ロックとは一線を画す、広島結成の4人組ロック・バンド 赤丸が、初の全国流通盤となるミニ・アルバム『he said,she said』を5月10日にリリースする。昨年、初めて6曲入りのミニ・アルバムとして完成させた『the world is mine』から1年。精力的なライヴを重ねながらも、思うように届かないもどかしさを感じていたメンバーが、起死回生をかけた今作は、曲作りの方向性を180度変えて完成させたという。リード曲「ぼくらの」を始め、あえてライヴを意識せずに、作品としての良さを追求した今作には、赤丸の"変わりたい"という意志が強く込められていた。
-昨年、初のミニ・アルバム『the world is mine』を出して、何か変化はありましたか?
清住:いままでは4曲入りのEPを出してたので、前作の『the world is mine』で初めて6曲入りを出したんですよね。自信作だったし、ライヴにお客さんを呼びたいっていうのがあったから、あえて会場限定にしたんですけど、思ったよりも反応がなくて......。いろいろ取り上げてもらったんですけど。もどかしさがあったのは事実ですね。
-そういうなかで、今回から全国流通に踏み切ったのは?
清住:去年の11月ぐらいからレコーディングに入ったんですけど、そのときは、どういうかたちで出すかは決めずに、いままでやったことのないことをしようと思ったんです。それで、"まずアルバムを作ろう"って何曲か取り掛かって。いままでと同じ感じでやってたら、だいたいどれぐらい売れてるかも自分らでわかるじゃないですか。だから、全国流通することによって知らない街で広がっていく感覚も味わえたらなって考えるようになって。前回はそれを否定してたんですけど、"やってみないことには始まらないよね"っていう感じですね。
-じゃあ、最初はミニ・アルバムじゃなくて、フル・アルバムを作ろうとしたんですか?
清住:そうなんです。過去の曲とか現在ライヴでやってる曲があって、そこに足りない新曲を作っていってたんですけど、ふと"ライヴでやってない新曲だけで作ったらどうだろう?"と思ったんですよ。いままではライヴを意識しながらアレンジをしてたけど、ちょっと方向を変えてみようって。それも、前回の広まらなさのなかで、いままでやったことのないことをやりたくてっていう流れで考えたことですね。
-去年、ミニ・アルバムを出したあとに、(下北沢)SHELTERでのライヴをやってたり、年末には3ヶ月連続で企画もありました。そのライヴの手応えは?
清住:あぁ、それも厳しかったんです。特に3ヶ月(の企画)をやってるときが苦しかったんですね。良いゲストさんにも来ていただいたんですけど、4月に出したアルバムを引っ張って、試行錯誤をしてて。ライヴの代わり映えのなさが苦しかったんですよね。
サカイ:その3ヶ月目のときには、今作の制作にも入ってたので。やりたいことも我慢しつつだったんですよね。
清住:新曲はあるけどやれないっていう、もどかしさがあったよね。
-今回、まったく新しい曲だけで作品を作るっていうのは、いままでとは違いましたか?
清住:違いました。答えが見えないじゃないですか。ライヴでやったことがないから、お客さんの反応もわからないし。いままではライヴをやるなかで、"もっとこうしよう"って変えたりもしてたので。それがないと"どこにゴールがあるんだろう?"って感じだったんです。ただ、前作を超えるものを作らなきゃなっていうのは思ってましたね。
大下:前はライヴの手応えで、構成も歌詞も変えたからね。
吉田:そうだね。ここはお客さんの反応が退屈そうだなっていうのは削ったり。
サカイ:そうやって煮詰めたものを出したのが、前のアルバムだったんです。
-そういう意味で、今回はお客さんの反応とかライヴでの見せ方っていうのは、意識せずに作品を作りたかったんですか?
清住:それもあったと思います。他の対バンさんとか観てると結構お客さんの反応を見てるんですよね。ここで一緒に歌いたい、手を上げさせたいっていうのをできるバンドが、人気があるような気がして。もちろん赤丸もそれができたら理想なんですけど、そうなると、みんな曲の作り方が一緒になっちゃう。そこをぶっ壊したいなと思ったんです。それは、今回のアルバムのテーマですね。......と言いながらも、シンガロングできる場所もあるんですけど。ただのライヴ・バンドではいたくなくて。ライヴで聴いても、家で聴いてもいい。それはずっと根本にはあったんですけど、今回はより考えました。
-じゃあ、振り返ると紆余曲折しましたね。フル・アルバムを作ろうとしてたのがミニ・アルバムになり、いままでやってた曲じゃなくて、新曲にしようってなったり。
清住:しかも、ライヴでは今回のミニ・アルバムに入らなかった新曲はやってましたからね。そこにライヴの核をなすような曲もあったんですよ。それは、いま来てくれてるお客さんも、次のアルバムに必ず入るんだろうと思ってるかもしれないんですけど。
大下:それもいつかは出すんですけど、"今回は違うよね"っていうのが見えたんです。リード曲の「ぼくらの」(Track.2)ができたときに、これに古い曲を合わせてもしょうがないなと思って。そこから、みんなでバカみたいに曲を書いていきました。
-「ぼくらの」は、大下さんが原作だそうですけど、たしかに、これまでの赤丸とは違うアップ・ナンバーですよね。疾走感はあるけど、混沌とした感じもあって。
大下:どんよりとしてるけど、なぜかドラムが疾走しているような感じの曲を作ろうと思ったんです。THE STONE ROSESみたいにしたいっていうのもあって。混沌としたダンス・ナンバーみたいな感じだったんですけど、アレンジをしていくなかで変わった曲ですね。
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