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INTERVIEW

Japanese

ЯeaL

2017年03月号掲載

ЯeaL

Member:Ryoko(Vo/Gt) Yurika(Gt/Cho) Fumiha(Ba/Cho) Aika(Dr/Cho)

Interviewer:吉羽 さおり

-「ひらり舞う」はテンポも抑えめなので、いいですけどね。

Ryoko:そうですね。ЯeaLは結構こういう曲が好きで、まだリリースはしてないけど、ミディアム(テンポ)のものであたためている曲はたくさんあるんですよ。

Aika:名曲揃いやな。

Fumiha:めっちゃ持ち上げてる。

Ryoko:ありがとう(笑)。今日、気分がいいわ。でも本当にミディアムやバラードはすごく得意で。

Fumiha:聴きやすいしな。

Ryoko:めちゃくちゃいい曲ばかりなので、早いうちに出していかないと。

-これがメインの曲でもいいくらいです。

Ryoko:それでいうと今回3曲ともなんですよね。

-だと思います、3曲目の「満月の夜に」がこれまでとも全然違う曲で。しかも突き抜けたポップさがあって、ЯeaLはこういうのもいけるんだと思いましたね。

Ryoko:これが一番新しい曲ですね。昨年の10月とかに書いていた曲なので。これ本当にカップリングに入れるの? って話したもんな。

Aika:ギリギリまでね。

Ryoko:恋愛曲が欲しかったんです。最近の曲が全部オラオラな曲ばっかやったので。恋愛曲が欲しいなと思ったのと、ポップな曲が欲しいなと思ったのと、あとはライヴでできる曲が欲しいなと思って。これは、本当に満月の日に書いた曲でしたね。

-ものすごく恋愛のテンションが高い、想いが募ってる感じがありますね。

Ryoko:10代っぽいですよね。

-シンセやピアノも入ったアッパーな音の洪水感といい、こういうポップ性も持っていたのは驚きでした。

Ryoko:ほんとはこれをシングルにしたいくらいなんですよね。

Aika:メンバー的にはそうしたかった。

Fumiha:カップリングをいろいろと書いているときにできあがってきたんですけど、"これ、あかんやろ"って。

Ryoko:でも、こういうシングル候補になりそうな曲もばんばんカップリングに入れていくのがЯeaLなので。

-出し惜しみしないんですね。

Fumiha:もっと書けるもんな。

Ryoko:はい、もっと書きます(笑)。

-これは自分で書いていても、テンションが上がるのでは。

Ryoko:テンションが上がったらいい曲みたいな。途中で楽しくなってくるんですよね(笑)。書けないときは、すごい下がるんですよ。"もう書けへん、才能なくなった、もう無理"みたいな。

Fumiha:すごい極端なんですよ。

Ryoko:曲書いてる人ってそうだと思うんです。"もう前作で終わった"みたいなこともあるんですけど、ちょっと書けてくると、"私いけるんじゃない?"ってなってきて、フルコーラス書けたら自信満々でメンバーに送って──

Aika:LINE100件くらい送ってくるから。

Ryoko:"ほんまにいい曲やねん、聴いて"、"みんな起きて"、"寝てんの?"ってめっちゃ送っちゃう(笑)。そのせいで、なかなか曲のデモまで辿り着かへん。