Overseas
BLOC PARTY
2016年02月号掲載
Member:Kele Okereke(Vo/Gt) Russell Lissack(Gt)
-いえ、こちらこそすいません(笑)。では、サウンド面についてもおうかがいします。今作のプロデュースを務めたのは、Tim BranとRoy KerrというこれまでのBLOC PARTYのイメージとはガラリと変わる人物ですが、最終的に彼らと仕事をすることになった理由は?
Russell:誰かが僕らに推薦してくれたんだよね。いくつかデモを録りためて、彼らと会ってみて、対話して......それで数曲を一緒にレコーディングしたら、すごくいい感じだったんだ。ふたりの仕事を多く知っていたワケじゃないんだけど、何もかもがスムーズだった。
-制作のプロセスにおいて、何か新しい発見はありましたか。
Russell:1番の発見は"寿司"だね。実はこれまで一度も食べたことなかったんだけど、それ以来、毎日のように寿司ばっかり食べてるよ。
Kele:これはマジで事実だぜ!
Russell:個人的にも重大な発見だったよ(笑)。
-(笑)初めて食べた寿司のネタは覚えてます?
Kele:コイツの初体験はサーモンの寿司だった。俺もそこにいたから間違いない。
Russell:(しみじみとした表情で)忘れがたい瞬間だったよ......。
-では話題を戻して......(笑)。Russellはギターを使ってホワイト・ノイズを鳴らすなど、かなり実験的な音作りをされていたそうですね。エレクトロニック・ミュージックのどんな部分にインスパイアされ、それをどうバンド・サウンドに活かそうと考えたのですか?
Russell:そこに独創性を見出したんだ。エレクトロニック・ミュージックは進化の速さが凄まじいし、それはテクノロジーありきのものだからさ。彼らのほとんどは、常に新しいアイディアとサウンドを模索しているように見える。ギター・ミュージックの世界ではあまり見られないことだよ。だから、生楽器を使ってファンのみんなが聴いたこともないサウンドを作るのはエキサイティングだったし、たくさんの刺激を受けたね。
-制作中によく聴いていたアーティストは?
Russell:うーん......。これといった作品はパッと思いつかないんだけど、イギリスのラジオを好んで聴いていたね。そこではいろんなエレクトロニック・ミュージックが流れていたんだ。あ、ひとつだけ思い出したのがある! MAJOR LAZERのレコード(2015年リリースの3rdアルバム『Peace Is The Mission』)はお気に入りだったよ。ただ、彼らのプロダクションが面白いとは思うけど、それがそのまま僕らの音楽に反映されることはないね。
-見当違いだったら申し訳ないのですが、初めてTrack.1「The Love Within」を聴いたとき、"もしやEDMを意識しているのでは?"と感じました。少なからずEDMに影響された部分などはあるのでしょうか。
Kele:俺はまったくそうは思わない。EDMのことは全然詳しくないしね。
-では、EDMについてはどうお考えですか? 彼らも最近は"歌"を重視しているように思いますが......。
Kele:俺にとっては取るに足らない存在かな。ただ、EDMがひとつだけ貢献していることは、少なくとも若者がエレクトロニック・ミュージックを聴いている......という事実。だから、今後彼らが生み出すであろう音楽は、より興味深いものにはなるんじゃないかと思うよ。それに、エレクトロニック・ミュージックにとって様々なオプションが用意されていることは喜ばしいからね。
Russell:うん、僕も概ね同意するね。みんなが"EDM"って言うとき、ほとんどがチージーなアメリカン・ダンス・ミュージックを指している気がするんだ。だから、僕にはその表現が適切かどうかはわからない。それがより悪い何かを表すものかもしれないからね。僕らがエレクトロニック・ミュージックについて話をするときは、もっといろんな異なるジャンルを取り上げるようにしているよ。
-前作『Four』のときは"ライヴ感"を前面に出したかったとおっしゃっていましたが、今作においてもっとも重視したポイントは?
Kele:このアルバムにおいて何よりも重要だったのは、"ムードをとらえること"だった。他の何ものもつけ入る隙がないくらい、没入感の強い作品......とも言い換えられるかな。アルバムを取り巻くすべてのことが、聴き手に"喜び"や"敬意"を与えるものであって欲しい。それは、俺個人にとってもすごく大事なフィーリングなんだよ。生々しすぎても、人工的であってもダメだ。
-リリックで一点気になったのですが、Track.7「Into The Earth」に出てくる"Calm down Yoshi(落ち着け、ヨシ)"とは日本人の名前ですか?
Kele:ヨシは、"スーパーマリオブラザーズ"に出てくる緑色の恐竜(※ヨッシー)のことだよ。これはちょっとした妄想でもあるんだけど、マリオは彼のパワーを借りることでより多くのマジック・マッシュルーム(※スーパーキノコ)を捕獲できるようになるよね。ただ、きっとヨシは心の中で"こんなにマジック・マッシュルームをやって大丈夫なのか!?"と心配していたんじゃないかな......(笑)。まあ、単なるメタファーだし、言葉遊びのひとつだと思ってもらえればOKさ。
-どこかSFライクな世界観が好きなのですが、この曲は何をテーマにしているのでしょう。
Kele:"自分の死を受け入れること"だね。もしくは、それを受け入れる方法について。今この瞬間を生きる中で、すべてがいい方向に進むとは限らないし、誤った道へと逸れてしまうこともある。でも、君はまだ生きているし、君だけの"モーメント"を掴み取るチャンスは残っている......という希望も含まれていると思う。喜びを分かちあうときもあれば、立ち往生してしまうこともあるけれど、時間が立ち止まってくれることは決してないんだ。
-最後の質問です。同時期にデビューしたUKバンドの多くは解散/失速してしまいましたが、BLOC PARTYはシーンの浮き沈みとは常にうまく距離感を保ってきたバンドだと思っています。新ラインナップとして生まれ変わった今、どんな夢や野望を抱いていますか?
Kele:今のうちに、できる限り金を稼いでおかなきゃな(笑)。
Russell:ハハハ(笑)!
Kele:ま、それはジョークとして(笑)、ハッピーでいられたら十分だよ。そして、ずっと音楽を続けていけたらいいね。
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