Japanese
笹木勇一郎
2015年07月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-これはどうして、子供や年下の人に諭すような内容になってるんですか?
親戚に小さい男の子がいるんですけど。1番最初のきっかけは、「ライフイズビューティフォー」(Track.5)を作ったときに、母方のじいちゃんが亡くなって。身内が亡くなるのがそのとき初めてだったんです。そのときに、お通夜とかお葬式で親族が泊まったんですけど、親戚の家族の男の子がまだ小さくて。その何年後かに会ったらでっかくなってて。なんていうか、じいちゃんは亡くなったけど、次の世代が大きくなっていって、これがいわゆる繰り返しなのかとかふと思ったんです。見守る人の気持ちっていうのが、初めて出てきたんですよね。その子と今の自分を、照らし合わせながら、誰かが見ているよっていうか。君が例え挫折しても、でも誰かはきっと見ているよっていう。
-自分のそのときの心境とも重なったり?
僕もファンでいてくれる人たちがいるのも、同じことですしね。いろんな人が君を見ているよっていう。だから、「"not"_alone」とも一緒ですよね。
-「ライフイズビューティフォー」って結構前にできた曲ですよね。そこから何年か経って、またそこから成長したような曲ができたんですね。
そうですね。より普遍的なものになったというか。直接、頑張れって歌うのはあまり得意じゃないんですよね。自分が"よし、頑張るぞ"って思うのはどんなときかと言ったら......例えば"北海道から応援してます"とか、"新作楽しみにしてます"というメッセージを見たりする、誰かが自分を見ててくれているだっていうのに改めて気づいたときに、"よし、もう一歩やってみっか"っていうパワーになることが多いので。
-そういった思いを汲みながら、"先生にもたくさん怒られろ""嫁さんにもたくさん怒られろ"みたいなちょっと面白い歌詞になるのが、笹木君のポイントでもありますね(笑)。
1番に出てくる先生とかは、学校の先生もそうですけど、怒られることって大人になると少なくもなるし、怒られたら怒られたで素直には怒られきれないというか。"いや、こっちにも言い分ありますし?"っていうふうになったりしますよね
-たしかに、怒られベタにはなりますよね(笑)。
でも、やっぱりどんな方面でも、師匠の師とすると、年上の人たちやそのジャンルをずっとやっている人、その人に怒られることってすごく重要なことというか。なかなか、ただ普通に生活をしていたら気づけないポイントだったり、その人に怒られなければわからなかったことだったり、とても大事だなって今さらながら思ったんです。
-怒ってくれる人は大事ですね、大人になってからは特に。
だから、嫁さんにもそれは怒られてるくらいのほうがいいよなあとか、思いました。
-(笑)では、バンド感たっぷりの「東京シティらんでぶー」はどうですか?
これは、バンドの人数編成は減ったんですけどね、ヘンドリクスでやろうとしていたときよりは、Paul WellerでいうところのTHE JAMの感じで(笑)。「東京シティらんでぶー」はアルバム・タイトルにもなったんですけど、この3つのキーワードは、パッと浮かんだんです。いいノリ、語呂だなって思って。東京をめまぐるしく見て回っているというか。東京にすごく翻弄されている感じもあって。今、東京に出てきて6年目なんですけど、去年の途中くらいからようやく、それまでは札幌が故郷だったものが、東京が故郷になってきたというか。地元の友達とかを呼びたくなったんですよね。"東京、結構楽しいよ"って。前向きに東京をとらえることができ始めていて。あと、すごい数の人がいる分、すごい数の物語もあれば、せめぎ合いも多いなと思って。きっと、勝負してる人たちは、いつかこの街で成功したいとか思っている、そういう野望の輝きも素敵だなって思ったんです。
-このタイトルは何で、"らんでぶー"とひらがなにしたんですか?
何でしょうね、はっぴいえんどが好きだからですかね(笑)?
-タイトルがちょうど、漢字・カタカナ・ひらがなになっていて、変にシリアスにしない雰囲気もあるのかなって感じます。
そうですね、らんでぶー......デモ・トラックのタイトルに入れたときからこうだったんですよね(笑)。あと、漢字・カタカナ・ひらがながクールジャパンみたいな(笑)。そういうのも脳裏にあったのかな。
-アルバムのアートワークだと、"TOKYO CITY RENDEZVOUS"と英語表記でえらいかっこいい感じですけどね(笑)。
そうそう、英語だとあんなにかっこいいのにっていう(笑)。誰が言ってたんですけど、英語を知らない日本人が英語の歌を歌うときはカタカナ英語の方が潔くてかっこいいって、昔、聞いたことがあったんですよね。うん、そうだよなあって思った。井乃頭蓄音団の「カントリーロード」とか、カタカナ英語で歌うけど、それでこそかっこいいし。日本語に英語を取り込んじゃってる感じがかっこいいなとか。そいうのもどこかにあったんだと思いますね。
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