Japanese
O'tiempoman
2015年04月号掲載
Member:鈴奇 良太 (Vo) 田中 涼 (Gt/Cho) 小出 拓也 (Ba/Cho) 永松 瑛二 (Dr/Cho)
Interviewer:沖 さやこ
今年結成10周年を迎える5ピース・バンドO'tiempoman(オ・ティエンポマン)の2ndフル・アルバム『淘汰るTOKYO』は"ポップ&ハードなアンダーグラウンド""俺たちにしかできない音楽"を実現させたアルバムである。ゲスト・コーラスにはmilitarysniperpinfallの西谷直登、モハメドのドーナツ、GEEKSTREEKSのアサミ ユウスケを招き、シリアスになりすぎない男気溢れる硬派なポスト・ハードコア/ポスト・ロックをぶち鳴らす。ジャンルをも凌駕する、1音1音に通う熱い想い。すべての夢追い人の力になる作品が完成した。
-O'tiempomanは2005年4月1日に錦糸町の居酒屋で鈴奇さんと小出さんを中心に結成され、今年で10周年だそうですね。
小出:僕と良太がもともと中学校の同級生だったんです。自分は高校時代からベースを始めて、バックパッカーでイギリスに行ってたときに"あ、オリジナルでバンドをやろうかな......"とふと思って、良太に電話して。軽い感じでバンドやろうよーって話して10年経ちましたね(笑)。
鈴奇:なんで俺なのかな?とは思ったんですけど、その当時ほんと暇で、することがなかったんです。だから小出が"ボウリングやろう"と提案してたらボウリングやってたと思います。
全員:(笑)
鈴奇:そういう感じで始めたんですよね。高校時代にベースは買ったんですけど面倒くさくなっちゃってやめたから、それまでに音楽経験はほとんどなくて。ギターを持って一緒にスタジオに入ったりして。当時、唯一知ってた言葉が"リフ"だったから、"リフ作ってきたよ!"とスタジオに行く、それが楽しくて続けてた感じですかね。
小出:僕はメロコアが好きで、鈴奇はZAZEN BOYSやTHE BACK HORNが好きだったんで、その間みたいな音楽を......と思ってたんですけどメロコアの要素は一切なくなりました(笑)。
-音楽性はどのように定まっていったのでしょう?
小出:ZUINOSINという、変拍子を取り入れた大阪のバンドを、鈴奇と一緒にラフォーレ原宿前で観て。
鈴奇:それが10年前の4月1日だったんです。(小出とは)聴いてる音楽の好みが違ったんですけど、お互いがパッと抱いた"かっこいい!"という気持ちを共有できて――その感覚を信じられるかなと思ったんですよね。だから自分たちがいいと思うものを作ってきた、というよりは"お互いがいいと思うものを作る"ことでしかこのバンドの音楽は成立してこなかったんです。だから最初のその感覚に、今も頼っている部分はありますね。
-現在のメンバーになった経緯は?
鈴奇:最初は3ピースで活動してたんですけど、春が来るたびにメンバー・チェンジを繰り返していて。"ちゃんとバンドをやっていくために、メンバーをなんとかしよう"と思ったのが4年前で。
永松:僕と田中が横浜で同じバンドをやっていて。(O'tiempomanは)初めて対バンしたときから"かっこいいな"と思っていたんです。それでイベントに呼んでもらったりしてたんですね。そんなときに小出さんから"うちでドラムを叩かないか?"と声を掛けてもらって、このバンドに入ることになりました。
小出:もともといたギタリストが抜けたあと、瑛二が"田中を入れたい"と言ってきて。それが3年くらい前ですね。
鈴奇:最初にスタジオに入ったときの(田中の)ガチガチ感、半端じゃなかったね(笑)。だから、しばらくは"こいつで大丈夫か!?"の日々で......でもだんだん大丈夫になってきました。
田中:最初のスタジオは本当に緊張してて。おまけに初めて入ったスタジオの1週間後にはもうライヴが決まってる、みたいな感じで。
鈴奇:"曲を聴いてきてるなら覚えてるだろ"と。とにかくバンドを進めようと思ってたんですよね。
-2013年に初の全国流通盤『覚醒JAM』をリリースします。
鈴奇:それでバンドとしてようやく固まりました。作品として音源を出すのはあのときが初めてで、メンバーと"どういうものを作る?""何がO'tiempomanなんだろう?"と話して、結構手探りでもあったんです。でも結果的にそういう迷いも含めて、そのときの熱がどーんと作品になったし、集大成みたいなアルバムになりました。そのリリース・ツアーの中でバンドが改めて固まったので、バンドを結束させることができましたね。
小出:『覚醒JAM』を出して、ちゃんとしたバンドになったよね(笑)。やっぱり初の全国流通盤だから、最初は何もわからなくて。インタビューを受けたりラジオに出たりしても、まあ喋らなくて(笑)。
永松:『覚醒JAM』は出したあとの思い出が強くて。リリースしてツアーを回ったあとに"あ、こういうアルバムなのかな"と気づくところがあって。どういうアルバムなのかと聞かれると答えがポンとは出てこないんですけど、ツアー回ってから"出して良かった"なと思いましたね。
田中:あのアルバムを出す前と出したあとじゃ違ったなって。すごくいい経験ができたし、また作りたいよねってことで今回のアルバムができた感じですね。
鈴奇:今回のアルバムが、より"今の5人""今のメンバーで作っている"というのが強く出ていると思います。
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