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INTERVIEW

Japanese

ホロ

2014年11月号掲載

ホロ

Member:石木 政臣(Vo/Gt) 岩石 洋太郎(Gt) 赤毛(Ba) 熊谷 亮也(Dr)

Interviewer:齋藤 日穂

日本語で伝えることに強いこだわりを持っているという大阪発4人組和製轟音ギター・ロック・バンド、ホロ。結成から4年を迎え、大阪で行われたサーキット・イベント"MINAMI WHEEL 2014"では入場規制を叩き出した彼らが、渾身の2ndミニ・アルバム『耳を澄ませて』をリリースする。そんな快進撃を続ける若き侍たちに、前作よりもラウドでポップ、さらにひとつ突き抜けた2ndミニ・アルバムについてメール・インタビューを敢行。全国規模で勢力を拡大させていくであろう彼らの言葉を受け止めて欲しい。

-Skream!初登場となりますので、まずは音楽を始めたきっかけと、現在に至るまでの経緯を教えてください。

石木:幼少期からピアノは習ってました。ギターは中学のときにMARILYN MANSONを聴いて衝撃を受け、何も分からないままアコースティック・ギターを買って、音全然ちゃうやんけ!MARILYN MANSONすげーな。っていうのが始まりでした。歌は、ヴォーカルいないからお前やれよ、に始まり"放ツ願い"ってバンドを見てヴォーカルってこんなにカッコいいんやなーと衝撃を受け、本格的に始めました。

岩石:ギターは高1から始めました。通ってた高校には軽音部がなかったので、家でずっと弾いてました(笑)。石木と赤毛には大学で出会いました。

赤毛:本当はドラムがやりたかったのですが、気がついたらベースを買わされていました。僕が言うドラムがベースという名称だと気付いたのは14歳の時でした。漠然と初めての世界に戸惑い期待し、ベースを左右反対に持つほど可能性に満ち溢れていました。

熊谷:小学生のころに親から無理矢理ドラムを習いに行かされたのが始まりです。当時は嫌で仕方なかったですが今となっては感謝感謝です。

-ホロというバンド名の由来は何ですか?

石木:絶対に英語表記のバンド名が嫌で、2~4文字のカタカナにしたいってのがこだわりでした。直接は3次元、虹色のイメージのホログラフィ、ホログラムの頭を取ってです。自分が描いた音、言葉の2つの世界を2次元としたら、聴いてもらって、その想像を足して3次元になるような音楽を、なんてのが後付けで使ってるやつです。

-メロディやギター・リフなどホロのサウンドには"和"の要素が随所に感じられますが、皆さんが影響を受けた音楽はありますか? また、具体的なアーティストがいましたら教えてください。

石木:僕が音楽共に特に影響を受けたバンドは、Anders Klangっていう今は解散した神戸のバンドです。

岩石:ギターに関しては、石木が書いてくる旋律を聴いてフレーズを作っていくので、和を強調してという意識を持ちながら作ったことは、あまりありません。

赤毛:ベースに関してのみでいえば影響、模倣したアーティストはいません。誰かになりたくて始めたわけではなかったからです。

-10月11日には大阪のサーキット・イベント"MINAMI WHEEL 2014"に出演されていましたが、手ごたえはいかがでしたか?

岩石:たくさんの人に足を運んでいただいて。ホロに入る前から"MINAMI WHEEL"というイベントは知っていて、いつか自分のバンドで......と思っていました。去年初めて出演したときから、僕の中で特別なイベントのひとつだったので、今年入場規制というのはすごく嬉しかったです。来年はもっと大きい場所でできるように頑張ります。

熊谷:当日に、フライヤーを配っているとき"絶対行きます!"と言ってくれる人がとても多く、ライヴも楽しんでくれているのがよく見えて、とても気持ち良く演奏できました。

赤毛:年々、期待されている数が増えている気が確かにしました。素直に、嬉しかったですね。

石木:その期待を越えれる作品を作れるように頑張ろうと思いました。

-それでは本題に入りたいと思います。2ndミニ・アルバム『耳を澄ませて』リリースおめでとうございます。リリースまであと少しという今現在、どのような気持ちですか?

岩石:早く聴いてほしいです!

石木:そうですね、とにかく、待ってくれてる人に早く聴いてもらいたいです。

赤毛:単純に、枚数分の人の数、誰かが欲しいと思い立って買ってくれたという事実を想像するだけで、前回も今回もただ感動しています。という考えごとをする日々です。

熊谷:やるべきことはやったので、きっと伝わると思います。なのであとはできるだけ多くの人の耳に届け、という思いです。