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INTERVIEW

Overseas

GROUPLOVE

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Member:Ryan Rabin(Dr)

Interviewer:山口 智男

-一貫性を持たないことを一貫させる、というのはいいですね(笑)。アルバムのTrack.2「Borderlines And Aliens」では"アリ・アリ・アリガット"という日本語が聴こえてきてびっくりしました。なぜ日本語で?

(笑)僕たちの曲は、曲が先にできるものが多いんだ。曲が自然に歌詞を作っていく感じだね。あの曲の場合はChristianと僕がリハーサル場所で曲を書いていて、心地いいと感じられるようなフレーズを曲に乗せていたんだ。その日はHannahがちょっと遅くやってきたんだけど、その時点でけっこうメロディができあがっていた。で、あの部分を聴かせたら、Hannahがなぜか突然日本語で歌いだした。すごく語感がぴったりに思えた。続きを書いている間に芋づる式に残りの歌詞ができた。Hannahがアリガトを歌ったことと、僕とChristianがすでに書いていた曲が、残りの歌詞のインスピレーションになったような感じだったんだ。日本語だったのは本当に偶然で、なぜかあの子の口をついて出てきたんだよね。歌詞はいつも突発的に出てきて、一時的なもので終わるものもけっこうあるけど、あの曲のあの部分だけは他のどのフレーズもしっくりこなかったんだ。しっくりくるんだったら、日本語だろうとイタリア語だろうとロシア語だろうと構わないよ。これだと感じるものがあったら、それを使わないとね。

-たぶん、2月の来日公演ではアリ・アリ・アリガットの合唱が起きると思うのですが、どんなライヴを見せてもらえそうですか?

何があるかわからないから、そのうち全部日本語の曲をやることもあるかもね(笑)。ショウはとてもエネルギッシュなものになると思うよ。汗も情熱もすごいものをやるよ。オーディエンスからも同じものを受け取りたいね。「Borderlines And Aliens」はもちろんやるよ。

-来日した時、やってみたいことや行ってみたい場所はありますか?

オフがあまりないから難しいよね。今回は到着日だけじゃないかな。僕は日本に友達がいるから、すてきなディナーに連れて行ってもらうんだ。前回は渋谷のホテルに泊まって、神社に行ったよ。公園の隣にある、すごくきれいなところだった。確か原宿の近く......。

-ああ、明治神宮のことですね。とてもきれいなところです。

そう。そこに行って、それからとてもおいしいラーメンを食べたよ。あと、路地裏にひっそりあるようなバーにも行った。3、4席くらいしかないようなところだった。そういうのはロサンゼルスにはないからおもしろかったな。日本は楽しいところだからとても楽しみにしているんだ。

-来日後はイギリス、そしてアメリカ・ツアーが待っていますね? 今年はどんな活動をしていこうと?

ニュー・アルバムが出てまだ数ヶ月しか経っていないから、このサイクルはまだ始まったばかりなんだ。1年かけてとにかくたくさんライヴをやっていくよ。フェスティバルにもいくつか出演するつもりさ。ひょっとしたら日本のフェスティバルに出ることもあるかもよ。何が起こるかわからないからね。

-最後に、来日を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。

日本のファンのみんなに会えるのがとても楽しみだよ! ライヴでは僕たちのすべてを出すからね。

-楽しいインタビューをアリ・アリ・アリガットでした(笑)。

(笑)アリガトウゴザイマス!