Overseas
!!!
2013年08月号掲載
Member:Nic Offer (Vo)
Interviewer:山口 智男
-今年4月、前作から3年ぶりにリリースした『Thr!!!er』は、!!!のキャリアにおいてエポックメイキングと言える作品になったと思います。『Thr!!!er』を聴いて、新たに!!!のファンになったという人も多いんじゃないかと思うんですけど、そういう人たちは昨夜のライヴを見たら、アルバムとライヴの差にびっくりするでしょうね?
そういう人もいるかもしれないね。おもしろいことに、ライヴでね、お客さんの反応を見ていると、どのアルバムでファンになったかがわかるんだよ。『Louden Up Now』からファンになったんだなとか、『Myth Takes』からファンになったんだなとか、最近のアルバムは聴いてないなとかね(笑)。でもまぁ、僕自身、好きになったアーティストのアルバムをすべて聴いてるわけじゃないから、ファンはみんな大歓迎だよ。ファンになってもらえるならどの作品がきっかけになってもかまわない。
-『Thr!!!er』をリリースしてから、新曲をライヴでお客さんにぶつけ、その反応を感じ取ったところで、改めて『Thr!!!er』はバンドにとってどんな作品になったと?
かなり特別なアルバムだよね。『Thr!!!er』で!!!は、また新しいスタートを切ったと考えてるよ。曲の書き方とか、曲の構成の仕方とか、歌詞の書き方とか、このアルバムを作ったとき、新しい発見もしたし、学んだこともたくさんあった。『Thr!!!er』はそういう作品なんだけど、でも、今はそれを越えるものが作れるという自信もある。もっとも、実際に作りはじめないと、次のアルバムがどんなものになるか見当もつかないけど、すでに新しい曲を作りはじめているんだ。
-アルバム・デビューから12年。結成から数えると18年になるわけですけど、これまでを振り返って、どんなことを思いますか? !!!のキャリアは山あり谷ありだったんでしょうか?
結成から数えて16年だよ。いや、今年の秋で17年になるから、ほぼ17年と言ったほうがいいかな。とにかくバンドを始めたのは、もうずいぶん昔のことだ(笑)。そうだね。山あり谷ありって表現がふさわしいかもしれないな。大変なことはいろいろあったけど、こうして音楽をプレイし続けられてるだけでラッキーだと思う。音楽をやるって、僕が知るかぎり人生の中で1番、わくわくできることだ。それがずっと続けられてるんだからね。しかも、!!!はメンバーみんなが友達で、笑いながら楽しくやってきた。そういうメンバーと出会えたことも含め、ここまでやってこられて本当にラッキーだと思ってるよ。
-友達と楽しみながらバンドを続けること以外に目標やモチベーションってありますか?
意味のあるアルバム。重要と思えるようなアルバムを作ることだな。
-たとえば、Nicにとって意味があるアルバムと言うと?
Kanye West『Yeezus』。みんなにとって驚きだったり、ショッキングだったりという作品は、やっぱり重要なんじゃないかな。
-まさか最新作を挙げるとは思わなかったです。同時代のアーティストとしてライバル心もあるだろうから、もっとクラシックな作品を挙げるんじゃないかと思っていたのでちょっとびっくりでした。
『Yeezus』こそクラシックさ(笑)。新しい音楽のほうが共感できる部分が多いんだ。実際、今、聴いてる音楽だからね。もちろん昔の作品もいいとは思うけど、もうすでに知っちゃってるからな。僕は7歳の頃からずっと音楽を聴き続けてきた。だから、昔の音楽にいまさら新しい発見をするってことはほとんどない。新しい発見は、新しい音楽にあるのさ。THE BEATLESの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』とかSEX PISTOLSの『Never Mind The Bollocks』とかってアルバムは、確かにリリースされた時はすごく衝撃的で“こんなの聴いたことがない!”ってみんな興奮したと思うんだけど、それから時間も経って、それに似たサウンドも散々出尽くしたいまとなっては、もうショッキングでも何でもない。それを考えると、今、ショッキングなのはやっぱり今、出たばかりの作品。誰もまだそんなことを表現していないって作品なんじゃないかな。
-7歳の頃、音楽を聴き始めたきっかけは?
友達がミックス・テープをくれたんだ。その友人は最初、KISSのテープを作るつもりだったらしいんだけど、うちの母親にダメって言われたんだ。KISSは悪魔主義的だって理由でね(笑)。それで友人はBEE GEESのベスト・ヒット集を作ってくれたんけど、もしそのときKISSのテープをもらってたら、今、僕は別のバンドをやってたかもしれない(笑)。結果的にBEE GEESでよかったと思うよ。KISSよりも断然、いいバンドだし、メロディもいいし、オリジナルと言える音楽を作ってるからね。彼らに比べたら、KISSはバカっぽいだろ(笑)? あの見た目はアートっぽくていいと思うけど、歌とかコーラスとかは最低だ(笑)。もちろん、うちの母親は音楽的な理由で禁止したわけじゃないけど、禁止してくれたことに感謝してるよ。僕はダンス・ミュージックが好きだから、BEE GEESでよかったと思うね。
LIVE INFO
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
RELEASE INFO
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号