Japanese
erie
2012年12月号掲載
Interviewer:伊藤 啓太
彼らの音楽を初めて聴いたときにポスト・ハードコアとしての“エモ”を鳴らす若いバンドに久しぶりに出会ったなと感じた。彼ら自身のルーツにどこまでそれが深く刻まれているのかはわからないのだが、メンタルとフィジカルがバランスのとれた人間臭さを感じる音は“それ”を感じずにはいられなかった。繊細かつ緻密なサウンドと、叙情的かつ激情的なヴォーカルは感傷的でしかなかったり、形骸化した“エモ”とは一線を画したフィジカルなロックだ。前作『erie』から半年で届けられた2ndミニ・アルバム『トロイメライ』について訊いた。
-今年は1stミニ・アルバムをリリースし、その後のツアーではkamomekamomeやendzweckといった日本のエモ/ハードコア・シーンの礎を作ってきたバンドとも競演してきました。ここまでの半年間でバンドとして明確な変化はありましたか?
音楽性やバンド性に憧れてCDを買って聴いていたバンドとの競演は凄く刺激になりましたし、正直なんか変な感じがしました。ライヴを見てる時は完全にリスナーになってましたね。でもツアー先で同じステージでライヴをしたことで自分たちも自分たちなりに好きなことをとことん突き詰めたいと更に強く思いました。
-2ndミニ・アルバムのリリースおめでとうございます。率直な感想をお聞かせください。
今回の『トロイメライ』リリースも沢山の方々の協力を得て、こうしてリリース出来ることに感謝しています。俺たちだけでなく今回のリリースに関って頂いた全ての方々の思いが詰まったアルバムだと思います。
-前作から半年と決して長くはないスパンでのリリースになりましたが、前作リリースの時には今作の構想は既にあったのですか?
構想が全くなかったわけではないです。ほぼ同時進行で進めて来たんですが今回の音源の方が時間がかかってしまって徐々に出来上がった感じだと思います。
-なるほど、今作を制作するにあたり、何か明確なコンセプトはあったのでしょうか?
特にコンセプトはありません。自分たちが今やりたいこと、出したい音、言いたいことを曲に込めただけです。
-楽曲制作からレコーディングまでは順調でしたでしょうか? なにかエピソードがあれば教えてください。
楽曲制作に関してはバンド結成当時から変わらずで、悪く言えばやりたい放題に自由にやりました。レコーディングは深夜で正直あまり記憶がありません。覚えてないテイクがあったりでミックスの時に特にそれを感じました。
-今作のアート・ワークはツアーでも競演をしたkamomekamomeの向氏が担当していますね。今作、そしてerieの世界観に非常にマッチした素敵なジャケットだと思います。どういった経緯でアートワークをお願いしたのでしょうか。
ツアーでの競演をきっかけにお願いしました。レーベル代表の篠崎が今作のアート・ワークの話をしたのがきっかけで実現出来ました。自分たちも気に入っています。向さんありがとうございました!!
-erieの楽曲は絵画や彫刻などのアートを想起させるような複雑さと繊細さを孕んだ心象風景の描写に優れていますが、アートと音楽の関係性に関してはどうお考えでしょうか?
自分たちが好きな音楽がそういう音楽だからだと思います。でも得に複雑さとか繊細を意識してる分けでなく自然にやっています。アートと音楽の関係性については、目で見るか、耳で聴くかのインプットの違いはあってもアウトプットは一緒だと考えています。
-タイトルの『トロイメライ』には“夢”や“夢想”といった意味を持っていますが、今作にこの言葉を用いた理由を教えてください。
そういう意味もあるのかも知れませんが終景と帰り道にある歌詞からとったものです。具体的な意味と言うか雰囲気はライヴに来ていただければわかってもらえると思います。
-Track.1の「枯花」は静と動のコントラストが鮮やかで、歌詞の世界観とも合間って切り裂くようなセンチメンタリズムが滲んでいます。erieらしさが凝縮された曲ですね。
1stに入ってる「hope」もそうなんですが、「枯花」もerie結成当初に制作した曲なんです。でもアレンジが決まらなくてなかなか発表出来ない曲でした。今回のミニ・アルバム制作に向けてスタジオに入ってる時に久しぶりにこの曲をやってみたら納得出来るものが出来上がりました。だから今と昔が上手く混ざってよりバンドらしさが出せたんだと思います。
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