Japanese
erie
2012年12月号掲載
Interviewer:伊藤 啓太
-Track.2の「Walker」とTrack.3「Share the one」は、まるで対になっているかのように世界を共有しているように聴こえました。どちらも弱さとも言える繊細さをむき出しにしていますね。
僕らの楽曲全体的に言えることですが、人間の弱さと感情の繊細さ、脆弱であるがゆえの強さを大きなテーマとして歌っています。歩き出そうとする人(Walker)、歩き出した結果、得た答えを皆に分け与えようとする人(Share the one)その部分でその2曲は上手く繋がっている作品だと思います。
-Track.4の「終景と帰り道」はタイトル通りの郷愁感のあるメランコリックな冒頭からの中盤で歩みを早めクライマックスへ向かう展開が壮大で1曲の中で物語が描かれています。この曲のテーマと、アレンジのイメージを教えてください。
人間、変わろうと思っても変われなかったり、どうしようもないことがあったりしますよね。やるべきことから目を背けて夢心地な気分で自分を俯瞰で見てしまう、自分のことですら他人事に思えてしまう、けど現実は突然やってきて、そのときに気づかされる。そういう夢から覚めたようなコントラストのある曲になってる思います。こう言うと駄目人間を歌った曲みたいですが(笑)でも基本的に人間は駄目な生き物だと思います。駄目で複雑で繊細だからこそ、味があるんだと思ってます。アレンジに関しては特に何もなくその時のテンションで自然に出来上がったものです。
-Track5「最初の喪失」はオープニングと中盤のSIGUR ROSを髣髴とさせる浮遊感のあるヴォーカルと、そこからそれと対極の劈くような叫びが印象的な今作で抜けて“激情”を感じさせる楽曲ですね。この曲の詞の世界観について教えていただけますか?
この曲を僕らは“クレイジー”と呼んでいます(笑)。今までの曲が“人”であったのに対して、この曲は『世界』を歌ってます。特にこれ!っていうテーマがあるわけじゃなくて、もし世界のフラストレーションの塊みたいな場所があったらどんな感じなのかなーって思いながら歌詞を書きました。頭の中を空っぽにしながら歌っているので、頭の中空っぽにして聴いてもらえたら嬉しいです(笑)。
-そして今作を締めくくるTrack6の「世界はたまに美しい」“たまに”という表現がなんともerieらしく感じました。この楽曲をこのミニ・アルバムの最後にもってきた理由を教えてください。
この曲は世界と人、両方の関係を歌っていますね。どんな辛いことがあっても、何か些細な出来事がきっかけで考え方がガラッと変わってしまったり、その逆があったり。どんどん行動をしていって、人は干渉し合う生き物だと思うので、その連鎖の中で自分への良い変化を待つ強さを持つこと。それを自分自身に歌ってる曲でもありますね。毎日同じことをしていては、違う結果は求められない。それが僕らの今の時点での答えなので、この曲を最後に持ってきました。次のアルバムではまた違った答えになっているかもしれませんが(笑)。
-今作を通して聴くと非常に“抗う”というワードを端々に感じました。明確な敵が表現されているわけではないですが、常に何かに抑圧されており、それに対するフラストレーション、現状を打開したいという強い思いを感じます。今作を制作するにあたりどんなものにインスピレーションを受けたのでしょうか?
日常で感じる色んな感情を全部音にしようと思いました。生きていれば当然これからも色んな経験をして…それが色んな音になっていくと思います。
-今年は2枚のミニ・アルバムをリリースし、ツアーも回りました。来年erieとして具体的に見えている展望などがあれば教えてください。
まずは年明けに今回のミニ・アルバムのリリース・ツアーやって、あと9月にちょっとでかいことをやろうと思っています。今年出演させて頂いた盛岡の“いしがきミュージックフェス”のような野外フェスにもまた出演出来ればと思っています。今回の『トロイメライ』も含め自分たちとしては音源とライヴは完全に別で考えています!音源を聴いて気に入ってくれたらライヴに来て下さい!また違った感じが味わえると思います!
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