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INTERVIEW

Overseas

DIGITALISM

2011年06月号掲載

DIGITALISM

Member:Jens "Jence" Moelle

Interviewer:沖 さやこ

2007年に『デジタル主義』にてデビューを果たした独・ハンブルグ出身のテクノ / エレクトロニック・ミュージック・デュオ、DIGITALISM。デビュー・アルバムから4年振りとなるニュー・アルバム『I Love You, Dude』は、THE STROKESのJulian Casablancasと共作した「Forest Gump」などを含む全11曲。この4年間、ツアーで世界各国回り続けた彼ら。様々な景色の中で彼らが感じた思いと成長の軌跡が、この作品には詰まっている。

-デビュー・アルバム『デジタル主義』から4年振りの新作ですね。4年の歳月は、いろいろな経験をするのに充分な時間だと思いますが、いかがでしたか?

『デジタル主義』をリリースしてからの4年間は、ひたすらツアーだったね。あっという間。ついこの間のような気がする。DIGITALISM LIVEで地球を2周くらいしたし、それに加えDJツアーもコンスタントに行ってきたから、ほとんどハンブルグにはいなかったと言っていいんじゃないかな。

-今作は前作に比べダンス・フロア的な要素がフィーチャーされているように感じました。DJセットをふんだんにお使いになられたのでしょうか。

どうだろう? DJセットをフルに駆使したって感じではないかな?『デジタル主義』のほうがダンス色は強かったと思うよ。

-確かに“踊れる”という観点では前作のほうが強いですね。

僕たちはDIGITALISMを“バンド”だと思っているんだ。でもルーツを忘れないようにするために、必ずと言っていいほどフロア・ユース出来るエディットを作ったり、リミックスするようにしてるんだ。テクノ畑から出てきてるんだってことを忘れないためにも大事な作業だと思ってるよ。

-前作は人の心をふんわり軽くさせるような印象でしたが、今作は人の心の中に切り込んでいく鋭さがあるように思います。人の熱量をダイレクトに感じる歌の力を強く受けました。

ありがとう。まさに感情移入したって意味では僕もそう思うね。今作のほうが歌うことにも集中したし、それこそバンド・フォーマットでの曲作りにも初めて挑戦した。あくまでデビュー・アルバムと同じようなアルバムは作るつもりなかったんだ。敢えてデビュー・アルバムとの共通点を探すとしたら、どちらもサウンドトラックのような流れを組んでいるってとこかな。

-『I Love You, Dude』は非常に狂気的なゾクゾクさせる要素がいっぱい詰まっているのですが、とてもにフランクでキャッチーですよね。狂い過ぎず、だらけすぎず。非常に良いバランスで。

そう言ってもらえると有難いよ。でも実は曲作りのプロセスや場所は、あまり変わってないんだ。あくまでバンド・フォーマットというか。単純にヴァース~コーラス~ヴァース~ブリッジ、というようなバンドっぽい手法を新たに用いたことによって、更にメロディアスに仕上がったと思っているよ。そういう意味では、最後の追い込みの数ヶ月で曲は完成していったって感じ。