Japanese
winnie
2011年02月号掲載
Member:okuji(Vo&Gt) iori(Vo&Gt)
Interviewer:山田 美央
-事前にかっちり作りこんだものを展開していく感じなんですね。
okuji:そのやり方に慣れちゃってるのかもしれないし。課題だとは思いつつも、自分の中にはアコギ一本で「曲ができたよ」っていって作る気もなくて。昔からかっちり作りこんで渡してきたんで、そうじゃないと自分の中で全然完成しない。ただ、俺中心で曲とかアレンジとかやっているのがwinnieでもあるし。全部は作んないっすけど、ある程度基礎になる部分はやっぱ作っちゃいますね。俺のやりたいリズム・パターンとかもやっぱあるし。
-なるほど。課題でもあるとのことですが、今後ちょっとずつ変えていきたいと思いますか?
okuji:時間があればやってみたいです、じっくり。でも、出来ないと思う。出来ないと思うでしょ?
iori:うん。デモ・テープがないとすごい不安。アコギ一本でこの人が持ってきても、嫌ですね。作ってきてくれるやつがいいんやもん、だって。他の人に任せたくない。
-そんな全幅の信頼の中出来た本作に収録されている楽曲で、一番の推し曲はどれでしょう?
okuji:日によって変わったりですけど、俺4曲目(flame)かな。
iori:あ、私も。
okuji:素敵な感じだよね(笑)?出来た時、「うおわああああ!」みたいなのがすごいあったし。その曲がリード曲になんないのもいいかなって。なんか特別な感じがあるよね。
-特別な感じっていうのは?
okuji:いろいろピアノを入れたりだとか面白いことも出来たし。うちらの持っている音楽性の結構濃い部分が詰まっているような。
-では、本作を制作するまでのお話しを聞かせて頂きたいのですが、2008、2009年と作品のリリースが目まぐるしい年だったと思いますが、比較してみて2010年はどんな年でした?
iori:止まってない。
okuji:2010年・・・フル・アルバムのツアー、プラス本作のレコーディングだったからすっげー忙しかったです。2008年からノン・ストップだもんね。
-ツアーの経験や実際にお客さんの反応を受けて、今回のアルバムに反映されているところは多いですか?
okuji:そうっす。リリース、ツアー、そのままレコーディング、リリース、ツアーってやって、いろんなことをどんどん吸収して作って出して、でまたお客さんのパワーとか反応とかを貰って吸収して、また作って出してみたいな。途切れると循環みたいなのが弱まるんじゃないかって。今は「winnie、今ガンガンやってるねー」って言われて、「ハイ」って簡単に言えるんですけど、これが一年とか半年とかライヴやってないってなると「ライヴ全然やってないけどがんばってる?」になっちゃうじゃないですか?そうなっちゃうの怖い。うちのバンドはそういう時期が5年も6年もあったんですよ。ライヴやってるんだけど、「winnieってライヴやんないよね?」って言われたり、リリースも全然なかったし。
-長かったブランクの時期の経験があったからこそ、2008年以降の“途切れない”活動に影響を与えたんですね。
okuji:そうですね。「取り戻さなきゃ」ってすごく思って。実際に「取り戻さなきゃ」っとか言ってたもんな。2008年の時に取り戻さなきゃって言ってて、3年経ってもまだ取り戻さなきゃって言ってる。
iori:いつ取り戻せんのやろ(笑)。
-2008年に「取り戻さなきゃ」って奮起したきっかけはなんでしょう?
okuji:2008年のちょっと前の時期まで、結構長い間、月1くらいでライヴをやるだけの毎日で。そういう状態が続くと、単純に面白くなくなっちゃうんですよね。よく続いてたよねって言うくらいの。別に新曲がガンガンできるわけでもなく、ライヴがすげー盛り上がるでもなく、毎月ライヴ・ハウスに2万も3万も払って終わりみたいな。
iori:あんまりwinnieのこと考えてなかったもんな。普段の生活にあんまりなかった感じ。
okuji:俺らみたいな性格じゃなかったら、もっと早い時期に「どうすんだよ」っていってケリをつけると思うんですよ。進むのか、もうやめんのか。ただ楽しくやってただけで、それも全然言わなかったんですよね。でも、音楽自体はライヴやっても楽しくなくて。なんでつまんねーんだろって考えた時に、曲だと。自分の中で段々考えて、自分の持ってる音楽的な要素だとか引き出しのほんのちょっとしか使ってないってことに気が付いて。ダイナミズムとか、静と動の感じってあるじゃないですか。僕が98、99年くらいにやっていたバンドの時って、静と動がどうあるのがカッコいいんだとかそんなことばっかりやって、演奏とかすげー面白かったんですよ。2008年のなんでつまんねんだろっていう時に、静と動の感じとか自分の持ってるメタルの要素をすっかり忘れてたなって。一切出してなかったんで。そこですごい吹っ切れて、2007年くらいに「今までやってきた曲とちょっと変えるけどいい?」って言ってそういう曲を作り始めたんです。2008年に出したアルバムの中の「Suck my brain」っていう曲を。そしたら、「おお、いいじゃん!」って一気に皆盛り上がって、これやってけるんじゃねえかなみたいな。新しい曲でスタジオ入った時のワクワク感とか相当あったよね。汗をかかないライヴから、汗をかくライヴになったんですよ、一気に。エッジとかスピードとかアレンジをすごい意識するようにしたっていうか。
-そこで火がついた?
okuji:はい。本当、メタルのTシャツとかガンガンきてライヴやるようになりましたし(笑)。
-では最後に。火がついてから、ツアー、リリースと怒涛の勢いで進んでいる中でリリースとなる本作。“ここを聴け!”というところを教えてください!
iori:フルじゃないけど、メタルだったり、ギター・ポップだったり、5曲にいろんなwinnieの要素が入っているところですね。
okuji:それを感じてくれよっていう。
LIVE INFO
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
僕には通じない
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
RELEASE INFO
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号