Japanese
SOUL FLOWER UNION
2010年12月号掲載
Member:中川 敬(Vo&Gt&三線)
Interviewer:西浦 雅人
ソウル・フラワー・ユニオンから全15曲入りの超ヴォリューム満点のニュー・アルバムがリリースされる。2年間にリリースされたシングル曲はもちろんライヴでの定番曲も多数収録されている。しかし、この創作意欲はどこから沸いて来るのだろうか?そしてその想いを形にする凄まじい実行力の源は?誌面では掲載しきれない程の原稿量になった今回のインタビュー。フル・サイズのインタビューをWEBサイトにアップするので、そちらも見逃さずに是非チェックしてもらいたい。
-前作『カンテ・ディアスポラ』をリリースされてから、ジャンボ・マキシ・シングルを3枚、ライヴ・アルバム1枚と、2009年から2010年にかけて怒涛のリリースが続きましたが、現在振り返ってみて如何でしょうか?
アルバムだけのリリース形態やと、作品リリースが2~3年に一度だけになってしまうよね。もうちょっと頻繁に“俺らソウル・フラワーは今、こんな感じ”っていうのを見せていけたらな、って思ったのが、このリリース形態に思い至った最初の動機。あと、ライヴ録音はほぼ全ライヴ、どんどん押さえていってるんやけど、ツアーごとに2~3曲はレアな曲もやってて。このレアな曲っていうのは、ニューエスト・モデル時代の曲なんかもそうやけど、だいたい1回演ったら当分は演らないし。そういう曲が沢山あるから、ライヴ・バージョンでどんどんマキシ・シングルに入れていったら、みんな喜んでくれるんじゃないかな、ということもあった。簡単に言うと“ラジオ特番”的な感じで、マキシ・シングルをどんどん出していけたらなっていう。
-なるほど。2009年から2010年までの2年間は中川さんの中ではどんな時間でしたか?
ソウル・フラワー一色な感じやったね。怒涛のリリースもあって、その制作にも没頭してたし、ライヴはツアーを中心に、フェスも含めて結構多かった。以前はもうちょっと旅に出たりとかしててんけど。以前のように、朝方に電信柱の横で寝転がってる、みたいなこともなく(笑)。
-そのリリースを経て、ニュー・アルバム『キャンプ・パンゲア』が登場しましたが、まずこのタイトルなんですけど、パンゲアというこの単語は“すべての大陸”という意味があるようですが。
例えば「ルーシーの子どもたち」を作った時は、半分ギャグみたいなところもあるねんけど、言わんとするところは“いつまでもホモサピエンスは地球上で何やってんねん!”みたいなとこ(笑)。今から20万年前のエチオピアあたりに住んでいた、ある一人の女性、学者によって“ミトコンドリア・イヴ”って命名されてるけど、俺ら全人類の先祖を辿っていくと、その女性に辿り着く。つまりホモサピエンスは皆、血族なわけよ。昨日対談でダライ・ラマ14世さんに会ったけど、彼と俺も親戚(笑)。ところが、今のホモサピエンスと来たら、あたかも優劣、貴賤があるかのような、迷信社会を作ってる。その優劣を競うことの極北にはなんといっても戦争や紛争があるよね。それによって子供達に受難が降りかかったり、マイノリティ同士が殺し合いをさせられたり・・・みたいな信じ難いことが、古今東西延々続いてる。最近もまた、国境がどうしたこうした騒いでる。“一体、何時代やねん!”みたいな。遡って、直立2足歩行になった700万年前に現代のチンパンジーの祖先と分岐してたり、さらに遡って2億年前には大陸が全部くっついてた時期があったり、みたいな大層なことを考えてた時期に(笑)、そのままの流れで“パンゲア”って単語が浮かび上がってきた。“超大陸”、ギリシャ語で“すべての陸地”。まあ、アルバム・タイトルを何にしようかなって時に、遊び心も含めて、『キャンプ・パンゲア』って降りて来たんやけどね。“キャンプ”は“野営地”“仮の宿”。まあ“キャンプ・パンゲアっていう新しい軍事基地ができました”でもいい(笑)。ただ、中川敬の作った基地は“飲み屋しかなくて、おねえちゃんしか居ない”けど(笑)。
-特にライヴとかで演奏されている、「ホップ・ステップ・肉離れ」とか、このタイトルは一度聞いたら忘れられないインパクトがありますよね。
曲が出来て、初めてタイトルをメンバーに伝えたとき、みんな“仮タイトル”やと思ったみたい(笑)。みんなはいつか“正式タイトル”がやってくると思ってたみたいやったけど、初めっからこれに決まってた(笑)。“ホモサピエンスの苦難に満ちた日常”を見事に言い表してるタイトルでしょ。俺の人生も“ホップ・ステップ・肉離れ”って感じやし(笑)。ケガで2軍落ちして治療も終わって、2軍でも結構いい成績も残したし、さぁいよいよ1軍や!という時に、また故障する、みたいな、そういうタイプの選手って実際いるやん?職業野球の話になってるね(笑)。うまくいかないのを楽しもうではないか! 負けるが勝ちと言うではないか!という具合の曲やね。
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