Overseas
THE NATIONAL
Member:Matt Berninge(Vo) Aron Densser(Gt)
Interviewer:遠藤 孝行
-では今作が自分達の最高傑作だと。
Matt:そうだね。常に僕達は自分達のベストと言える作品を目指して作って来たし、それが作品として作れて来た事もとてもラッキーだと思ってる。今回は特に自分達のやり方で自分達の目指す空気というかイメージをついに形に出来たかなと思ってるんだ。というのは前作『Boxer』ではとても豪華なスタジオで制作された事もあって音的には磨かれた綺麗な音にはなっていたと思うんだけど、僕達が表現したかったのはそれだけじゃなかったんだよね。例えば今日久しぶりにPAVEMENTを観に行くんだけど、彼らがかつて持っていたカジュアルな雰囲気も僕達が表現したいものの一つなんだ。豪華なスタジオで作るとそこに変な緊張感が入ってしまう、今回は自分達のスタジオで作れたことによって自分達の好きなように作れた。確かに豪華なスタジオではないから音的には深みを持たせるために工夫は必要なんだけど、僕らが持つカジュアルな雰囲気は表現出来たんじゃないかなと思うし、それは曲に表れてると思う。そこが今までと違う部分じゃないかな。曲自体は作り込んではいるんだけどそこに即時性を混ぜている。例えば今回だと仮歌のまま収録した曲が5、6曲ある。普通は取り直すんだけど、今回は一発目でいい感じに録れたからそのままにしたんだ。それも初めての試みなんだ。音の複雑さは『Boxer』と同様にありつつ制作現場にある気楽な空気が上手く表れているという意味でベストだと思ってるよ。
A:それに今作はMattのヴォーカルがとてもパワフルで、その良さがとてもいい形で音に表れてると思うよ。
-自分達のスタジオで作られたということですが、今回はプロデューサーは起用しなかったんでしょうか?
A:スタジオは僕の家のガレージにあってとても小さいんだけど、ちゃんとレコーディングの設備は整っているんだ。マスタリングは『Boxer』の時にやってくれたプロデューサーに手伝ってもらいながら。それ以外はすべて自分達でやったから今作はほぼセルフ・プロデュースと言っていいと思うよ。
-THE NATIONALの音楽はメランコリックなメロディもありつつ力強いサウンドもまた魅力だと思います。自分達の音楽を言葉で表すとするとどのような言葉になりますか?
M:確かに僕らの音楽にはメランコリックな要素はあるよね。それは時としてメロ・ドラマティックという感覚かも知れない。そのことを僕らは受け止めてしまうんだ。バンドとして軽やかなものはやらないとか、シリアスにクールでいこうと決めているバンドはいるかもしれないけど僕らはそうじゃない。詞の内容は決して明るいものではないし、恐れとか悲しみを歌うものが多いんだけど、そこに例えば可笑しなメロディが乗ってきたとしてもそれが自然の成り行きであれば僕らは受け止めてしまう。そういう意味では僕らとても正直なバンドだし嘘の無い感情をそのまま出しているバンドだと思うよ。音の響き的にもそうだと思う。軽やかな響きの中に複雑な感情がやはり表れてきてしまう。それを僕らは事前に相談して決めるわけじゃないから、そういうバンドとしか言いようがないかな。
-ではTHE NATIONALは決まりごとを作らず自然体を大事にしていると。
M:自然体であることは大事だと思う。ただ僕らは自分達の良いと思う音楽を作るために一生懸命やっている。たとえ他から売れそうな音楽だと言われても自分達で納得がいってなかったら悔いが残る。その悔いを残さない作品を作るのはとても骨の折れる作業なんだ。
A:確かに僕らは特定のサウンドを目指しているわけではないよね。他のニューヨークのバンド、例えばINTERPOLやTHE STROKESの様に箱にピタッと収まるサウンドを作るバンドもいる。だけど僕らは無意識のうちか潜在的にあるのか分からないけど、人とは違うことを常にやりたいんだ。アティテュードとかスタイル重視のバンドもいるかも知れないけれど、僕らは曲重視というか曲で勝負がしたいと考えてる。だから力強いロックの曲が生まれることもあればデリケートで美しい曲が生まれることもある。振り幅が広いと思うんだけどそれがその時の自分達の気持ちであれば全然オーケーだし、それがジャンルに当てはまらないことだとしても僕らは全く気にならないよ。
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