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DISC REVIEW

Japanese

あの頃の自分に会えるなら

小林柊矢

『あの頃の自分に会えるなら』

Release Date : 2022-03-23
Label : Universal Music

青春のドキュメントと言えそうなヴィヴィッドな表現、思わず肩入れしたくなる表現を多く持つ小林柊矢の1st EP。現代のJ-POPを代表する、プロデューサー/アレンジャーのトオミヨウを3曲で迎えているが、ストリングスを効果的に導入した「レンズ」や、THE BEATLESから綿々と続くようなエヴァーグリーンな曲調とメロディ、アレンジが一体となった「死ぬまで君を知ろう」など、長く聴かれそうな普遍性が魅力だ。また、恋愛以外の実体験として、野球少年だった小学生時代、理想に手が届かなくても諦めなかった自分を今に重ねた「プレイボール」は、大人になったリスナーにこそ沁みる内容だろう。どの曲も素直に感情を映した歌唱がスッと心に入ってくる印象で、特にエモーショナルなロング・トーンには揺さぶられる。(石角 友香)


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柊

21歳の等身大をラヴ・ソング、ライフ・ソングにダイレクトに昇華した13曲+ボーナス・トラックからなる1stフル・アルバム。メジャー・デビュー曲「君のいない初めての冬」や1st EP収録曲の「死ぬまで君を知ろう」、そのあとの配信楽曲「白いワンピース」、「名残熱」といった既発曲がアルバム曲と並び、より立体感を伴い、時間の経過も感じさせるアルバムらしいアルバムへと結実した。堂々たるJ-POP~ロック・ソングであるリード曲「愛がなきゃ」や、まず笑うことのいい伝播について歌う「笑おう」など、小林が心底願うパワーが歌声になり希望的な歌詞に説得力をもたらしている。鳥山雄司、本間昭光、トオミヨウら、世代の違うポップ・シーンきってのアレンジャーを迎えたことで多彩な色合いが実現した。(石角 友香)


あの頃の自分に会えるなら

青春のドキュメントと言えそうなヴィヴィッドな表現、思わず肩入れしたくなる表現を多く持つ小林柊矢の1st EP。現代のJ-POPを代表する、プロデューサー/アレンジャーのトオミヨウを3曲で迎えているが、ストリングスを効果的に導入した「レンズ」や、THE BEATLESから綿々と続くようなエヴァーグリーンな曲調とメロディ、アレンジが一体となった「死ぬまで君を知ろう」など、長く聴かれそうな普遍性が魅力だ。また、恋愛以外の実体験として、野球少年だった小学生時代、理想に手が届かなくても諦めなかった自分を今に重ねた「プレイボール」は、大人になったリスナーにこそ沁みる内容だろう。どの曲も素直に感情を映した歌唱がスッと心に入ってくる印象で、特にエモーショナルなロング・トーンには揺さぶられる。(石角 友香)



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2023.03.11 @大手町三井ホール