Japanese
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前作『Grow apart』そして今作『Grower』と、オーサムは軽やかに音と戯れ、曲が芽生え構築していく過程を慈しみ、自分たちの音楽の可能性や、自由度の高さを楽しんでいる。生まれた曲が求めるままに、そしてその曲が美しく、高らかな音で闊歩していけるように育てている感覚だ。もちろん、3人が培ったセンスを生かしての子育てならぬ曲育てだから、都会的で様々なカルチャーを吸収したミクスチャー感があり、また同時にタッグを組んだアレンジャー陣の多彩なアイディアも備わっている。自由奔放だが、こだわりや奥行きは相当に深い。そんな贅沢なアルバムだ。映画のインスパイア・ソングとして広がりを見せる「勿忘」も、叙情的なメロディや歌が際立つが、繊細且つトリッキーなトラックとのマッチングの妙がある。(吉羽 さおり)
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Awesome City Club (238)
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「勿忘」のロング・ヒットに始まり、"NHK紅白歌合戦"初出場や日本レコード大賞"優秀作品賞"のほか、多くの音楽賞を受賞したAwesome City Clubの2021年。3rdアルバムのリリース後も、ドラマOPとなった爽快なまでにポップな「夏の午後はコバルト」などシングルを発表、11月より「you」など7作連続で楽曲配信するというアウトプットが続いた。そのいずれもがバンドの芳醇な季節を物語っている。深みを帯びながら、常にフレッシュなオーサム像を見せるひとつのパッケージが、このニュー・アルバム。atagi、PORINの声や歌のグルーヴでオーサム印になるからこその、Track.1でのダイナミズムや和的なTrack.9など、音楽的に自由度高く、クリエイティヴに遊んでいる印象で楽しい。(吉羽 さおり)
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前作『Grow apart』そして今作『Grower』と、オーサムは軽やかに音と戯れ、曲が芽生え構築していく過程を慈しみ、自分たちの音楽の可能性や、自由度の高さを楽しんでいる。生まれた曲が求めるままに、そしてその曲が美しく、高らかな音で闊歩していけるように育てている感覚だ。もちろん、3人が培ったセンスを生かしての子育てならぬ曲育てだから、都会的で様々なカルチャーを吸収したミクスチャー感があり、また同時にタッグを組んだアレンジャー陣の多彩なアイディアも備わっている。自由奔放だが、こだわりや奥行きは相当に深い。そんな贅沢なアルバムだ。映画のインスパイア・ソングとして広がりを見せる「勿忘」も、叙情的なメロディや歌が際立つが、繊細且つトリッキーなトラックとのマッチングの妙がある。(吉羽 さおり)
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デビュー5周年を迎えた新生Awesome City Clubのアルバム。連続配信された「アンビバレンス」、「ブルージー」、「バイタルサイン」で提示されたように、アルバムは新たな試みに満ち、同時に気負うことなく洗練された極上のポップスを生み出した。バンドだからできることよりも、この4人が想像し紡ぎ出す物語や音の世界観を大事に、自由度の高いアプローチで音楽と戯れている。エレクトロなら徹底してその手法でと、曲が持つプリミティヴな輝きを捉えた。音像的な変化はあるが、耳を刺激し、且つ肌になじむエアリーなポップさは不変。久保田真悟(Jazzin'park)、トオミヨウ、永野 亮(APOGEE)などの編曲者や、作詞のプロデュースでいしわたり淳治が参加し、贅を尽くしたアルバムだ。(吉羽 さおり)
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ベスト・アルバムを挟んで、男女ツイン・ヴォーカル擁する5人組が初めてリリースする全5曲収録のEP。"不完全でもいい、真ん中の熱いものを失わないで。忘れないで"というメッセージを、"胴体"を意味するタイトルに込めたという。そこにはテン年代のシティ・ポップを奏でる自分たちの"これがド真ん中!"という想いもあるのだろう。90年代のJ-POPに対するリスペクト(というか、再発見?)で、その他のシティ・ポップ勢に差をつけるACCサウンドは、より濃いものになると同時に70'sソウルの影響が窺えるTrack.4「燃える星」でさらなる広がりもアピールしている。新たなる展開の布石。スタジオ・ライヴを収録したメロウ且つムーディなバラード「エイリアンズ」が締めくくるラストもいい感じだ。(山口 智男)
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"Awesome City Tracks"シリーズの最終作である本作では、メンバー全員が作詞もしくは作曲を担当。その結果、2010年代のデュエット・ソング決定版=Track.1「今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる」を始め、"新しい、でもたしかにこの人たちにしかできない"挑戦が多い。明確なコンセプトを持つがゆえに他のバンドとはまた違う難しさを味わってきた彼らがこの境地に至ったことが嬉しいし、ラストの"ぶつかりあって 傷つけ合って それでも求め合って/未来は百花繚乱"(Track.7「Action!」)というフレーズには感動させられた。5人が手繰り寄せた"自由に生きろ"というメッセージは、日々の見えない鎖からあなたを解放してくれるはず。(蜂須賀 ちなみ)
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メンバーのセルフ・プロデュース曲の他、作詞にいしわたり淳治や高橋久美子、LEO今井、サウンド・プロデュースにOvallのShingo Suzukiとmabanuaが参加した曲を収録することにより、かゆいところに手が届くような、"ああ、たしかにこういうの聴いてみたかった!"と唸らされる曲ばかりが集結。共作曲には作家からこのバンドへの敬意がよく表れていて、大胆な革命が起きているというよりかは、もともとあったバンドの素質が他者との関わり合いによって目覚めたという印象だ。自らの音楽を"架空の街、Awesome Cityのサウンド・トラック"と位置づけてきた彼らが、その街を拡張し、人を巻き込み始めたイメージ。こうなると夢は膨らむばかりだろう。今後への期待も高まる。(蜂須賀 ちなみ)
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4月の1stアルバムに続き早くも2作目をリリース。"来るべきタイミングで来るべき種類の音が来る"というシーンが連続し、全7曲でなだらかな山を描くような展開に惚れぼれ。"Awesome City Clubとは?"という説明的役割が大きかった前作に対して、飛躍的に自由度が上がった印象である。そしてサウンドだけではなく、例えば「アウトサイダー」ではSNSをテーマに扱うなど、今まで語感重視だった詞のセレクトにも変化が垣間見えた。好奇心で以って変化を楽しむ彼らの姿勢がよく表れたオープンな作品。そのラストを飾る曲の名は「Lullaby ForTOKYO CITY」。5人が生み出した音楽は架空の街を飛び出して、私たちの街にもキラキラと舞い降りる。(蜂須賀 ちなみ)
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DEERHOOFやTAHITI 80といった海外アーティストとの共演を果たし、各所で注目を集めている5人組、Awesome City Club。これまでSoundCloudやYouTubeを使ってWEB上に音源を公開してきた彼らの、初のフィジカル作品とあって、聴く前から期待が膨らむばかり。わくわくしながら再生ボタンを押すと、洋楽的な譜割りに日本語を語呂よく織り交ぜた、スタイリッシュなシティ・ポップが流れ出す。かと思えば、これでもかというほどにキャッチーなJ-POPがひょこっと現れる。近年のシティ・ポップ・リバイバルとは一括りにできない、洗練されたアレンジ・センスは期待を裏切らないどころか、それ以上だ。架空の街"Awesome City"へと誘われるこの感覚を、ぜひ味わって欲しい。(奥村 小雪)
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Awesome City Club
2021.12.08 @東京ガーデンシアター
[BAYCAMP 2021 "DOORS"]
2021.05.22 @USEN STUDIO COAST
Awesome City Club
2020.12.10 @新木場STUDIO COAST
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THE ORAL CIGARETTES
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