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DISC REVIEW

Japanese

2015年05月号掲載

真夜中のアジテーション

CRACK BANQUET

『真夜中のアジテーション』

Release Date : 2015-04-08
Label : Smile Sounds Records

ファンキーなロックンロールという意味では、彼ららしさは変わらないものの、ぐぐっとクールになった印象がある2年ぶりの2ndミニ・アルバム。"Red Bull Live on the Road"の第1回目で見事、ウィナーに輝いた5人組、CRACK BANQUET。紅一点メンバーが奏でるテナー・サックスをリード楽器として巧みに取り入れたアンサンブルが彼らの大きな魅力だが、そのアンサンブルはより巧妙になる一方で、楽曲そのものの印象がよりキャッチーに聴こえるのはムダが一切ないからだろう。何よりもそこにバンドの成長を感じる。ラストを飾る「夜明けのルースター」は新境地を思わせるバラード・ナンバー。『Let It Bleed』のころのTHE ROLLING STONESを思わせるアレンジにロック・ファンならニヤリとせずにいられない。(山口 智男)


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Buzz The World!!

昨年、Red Bull Live on the Roadに参加し、見事、優勝を果たした東京の5人組、CRACK BANQUETによる初の全国リリース作品となるミニ・アルバム。アムステルダムと日本でレコーディングを行い、ライヴのテンションそのままにファンキーなロックンロールの魅力を封じ込めている。と言っても、ただ勢いだけのバンドではない。むしろ、スタジオ・レコーディング作品であるここでは、熱を帯びながらじわじわと盛り上がる演奏やセンスの良さを感じさせるアレンジの妙にじっくりと耳を傾けたい。特に絶妙のコンビネーションを聴かせるギターとサックスのアンサンブルは、他のバンドにはないこのバンドならではの聴きどころだ。都会の片隅で光を探してさまよっているような心情を歌った日本語の歌詞もおもしろい。(山口 智男)



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2013.12.14 @東京キネマ倶楽部