Japanese
サイダーガール、TVアニメ"千歳くんはラムネ瓶のなか"EDテーマ「陽炎」明日10/8デジタル・リリース。バンド&原作者 裕夢からのコメントも
2025.10.07 20:00
サイダーガールが、本日10月7日より放送がスタートのTVアニメ"千歳くんはラムネ瓶のなか"のエンディング・テーマ「陽炎」を10月8日にデジタル・リリースする。
「陽炎」は、思春期のきらめきと儚さを鮮やかに描いた楽曲で、アニメの世界観を瑞々しく彩る仕上がりとなっている。原作小説にサイダーガールの音楽が登場する縁もあり、今回の楽曲制作は原作者 裕夢からのオファーによって実現。制作にあたりメンバーは裕夢と直接意見を交わしながら楽曲を練り上げ、作品と音楽が密接に結びついた特別な一曲となった。
さらに、配信シングルのジャケットはアニメ・ヴィジュアルを使用した特別仕様。作品の世界と音楽のコラボをヴィジュアルからも楽しむことができる。
■サイダーガール コメント
この曲を書きながら、子どもの頃の思い出や、妄想にすぎない憧れや夢に、何度も触れたような気がします。
酸いも甘いもある思い出でいっぱいの幼少期も、改めて振り返ると煌めいて見え、羨ましく感じたり、恋い焦がれてしまったりします。
憧れていたものに辿り着いたと思っても、いつの間にかそれはまた遠くへ逃げてしまうように感じることもあります。
こうして頭の中をぐるぐると駆け巡る思いは、ラムネ瓶の中のビー玉のように、取ろうとしても掴めないまま、僕の中に残っていくものなのだと思います。
そして、ビー玉が光を反射して輝くように、そんな思いもまた、自分の中で確かに輝いているのだと信じていたいのです。
『千歳くんはラムネ瓶のなか」は、僕の中にあるビー玉に手を伸ばしてくれた作品であり、僕自身も、その差し伸べられた手を掴んで曲を書くことができたような気がします。
このご縁をきっかけに出会えた皆さまには、ぜひ両作品をともに愛していただければと願っております。
■裕夢 コメント
ラムネの瓶に沈んだビー玉に触れようとしたあの日から、届かないと知りながら月に手を伸ばしたあの夜から、欲しいもので溢れているのになかなか掴めなくて嫌んなっちゃうけど、それでも僕たちはいつか焦がれた光の粒を拾い集めるように前を向いて足掻き続ける。
初めて『陽炎』を聴いたとき、まるでチラムネそのものみたいな世界観に思えて、深夜にぽろぽろと温かい涙がこぼれました。ちょうどその頃はアニメ化に向けた日々の忙しさに追われ、次から次へとしんどいことが続いていた時期だったのですが、僕が作品を通じて届けようとしていた祈りの欠片を知さんが汲み取ってからんと懐かしい音がするような優しい曲に仕上げてくださって、紡いだ想いはちゃんと誰かに届いているんだなと自分自身も作家としての原点に立ち返ることができました。
陽炎みたいにきれいで、儚くて、ゆらゆらと揺れる17歳のひとときをかき分けながら、この心にしか映らないたったひとつの青を探しに行きましょう。
アニメ『千歳くんはラムネ瓶のなか』もよろしくお願いします。
▼リリース情報
サイダーガール
デジタル・シングル
「陽炎」
![]()
2025.10.08 ON SALE
配信予約はこちら
©裕夢/小学館/チラムネ製作委員会
▼番組情報
![]()
TVアニメ"千歳くんはラムネ瓶のなか"
AT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送
原作:裕夢「千歳くんはラムネ瓶のなか」(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案:raemz
監督:德野雄士
シリーズ構成:荒川稔久
脚本:裕夢 / 荒川稔久
キャラクター・デザイン:木野下澄江
プロップ・デザイン:秋篠Denforword日和 / 枡田邦彰 / 立田眞一
3D監督:小川耕平
美術背景:スタジオ天神
美術監督:諸熊倫子
色彩設計:宮脇裕美
撮影監督:中村雄太
編集:丸山流美
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:KADOKAWA
アニメーション制作:feel.
オープニング・テーマ:Kucci「ライアー」(Sony Music Labels)
エンディング・テーマ:サイダーガール「陽炎」(CIDERRECORDS)
©裕夢/小学館/チラムネ製作委員会
■公式サイト:https://chiramune.com/
■公式X:@anime_chiramune
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