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ARCADE FIRE、Nigel Godrichとの初タッグによる5年ぶりのアルバム『We』リリース決定。新曲「The Lightning I, II」公開

2022.03.18 14:50

ARCADE FIRE、Nigel Godrichとの初タッグによる5年ぶりのアルバム『We』リリース決定。新曲「The Lightning I, II」公開

ARCADE FIREが、2017年に発表された前作『Everything Now』以来5年ぶりとなるニュー・アルバム『We』をリリースすることを発表。新作からの第1弾シングル「The Lightning I, II」の配信もスタート。併せて、数々の受賞歴を誇るカナダの女性映像監督Emily Kai Bockによるミュージックビデオも公開された。
 

Arcade Fire - The Lightning I, II (Official Video)
 
2003年に結成以来、David Bowieや、LCD SOUNDSYSTEMのJames Murphy、そして前作ではDAFT PUNKのThomas Bangalterなど、アルバムごとに様々なジャンルからのクリエイター/アーティストとコラボレーションを果たしてきたARCADE FIRE。そんな彼らが今回の作品に招いた相手は、共同プロデューサーとしてRADIOHEADのプロデューサーとしても知られるNigel Godrichと、メンバーのRégine Chassagne(Vo)に多大なる影響を与えたというPeter Gabriel。両者共に彼らの長いキャリアにおいて初顔合わせということもあり、その化学反応がどのような形で作品の中で昇華されているのか、注目がされるところだ。また、強烈なインパクトを放っている本作のアルバム・カバーはDavid Bowieの『Hunky Dory』や『Ziggy Stardust』を手掛けたTerry Pastorが手掛けた作品で、目玉の写真は素性不明のフランスの写真家兼ストリート・アーティスト:JRによるもの。いかにもアート集団としても知られる彼ららしい、アート・ピースとなっている。
 
なお、アルバム・タイトルに冠された"We"とは、我々(=We)を愛するものから引き離そうとする力と、それを克服しようとする我々(=We)の強い意志を表したものであり、作品は"I"と"WE"のふたつのパートから成り立つという。"I(己)"パートでは孤立に対する恐れや寂しさ、"We"パートでは再び繋がりあう事への喜びを表現している。奇しくも現在全世界に差している不穏な影に呼応するようなテーマでもあるが、そんな彼らはニューオーリンズで去る3月14日にウクライナ救済イベントとしてサプライズ・ライヴを敢行。屈指のライヴ・アクトとしての存在感を改めてシーンに魅せつけ、来るアルバム・リリースに向けてカウントダウンを始めた彼らに再び大きな注目が集まっている。

 

▼リリース情報
ARCADE FIRE
ニュー・アルバム
『We』
arcade_fire_WE.jpg
配信・輸入盤:2022.05.06 ON SALE
日本盤:2022.05.11 ON SALE
SICP-6463/¥3,080(税込)
※完全生産限定盤
 
"I"
Age Of Anxiety I
Age Of Anxiety II (Rabbit Hole)
End Of The Empire I-IV
 
"We"
The Lightning I, II
Unconditional I (Lookout Kid)
Unconditional II (Race And Religion)
We

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