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名古屋発の4人組バンド ペンギンラッシュ、ニュー・アルバム収録の新曲「turntable」MV公開。本日4/29インスタライブ配信も決定
2020.04.29 12:00
9月2日に3枚目となるニュー・アルバムを、ビクターエンタテインメントのスピードスターレコーズよりリリースする名古屋発の男女4人組バンド、ペンギンラッシュ。それに先駆けアルバムに収録される新曲「turntable」が4月8日から配信がスタートしている。そんな「turntable」のミュージック・ビデオが公開となった。
「turntable」はもともと自主制作盤として最初にリリースした1stシングル『une』に収録されていた楽曲。当時、高校2年生だったヴォーカル&ギター、望世が"夜の街"をテーマに想像と期待を膨らませて描いた歌詞の世界観と、明るくアップテンポなメロディで、これまでにないペンギンラッシュの音楽性を引き出した1曲となっている。
同ミュージック・ビデオは、名古屋を中心に活躍する映像作家、岩田隼之介が監督を務めた。今回、新たにリブートされた「turntable」は、その誕生の逸話を映像に盛り込みながら表現。求められる音楽と、表現したい音楽とのギャップ。その分離を楽しみながら、ときに心が揺れ動くメンバーたち。それぞれの思いが、ライヴを通してフロアとともに溶け合いながら重なっていく。日々の生活リズムを刻むように移動する各メンバー、ペンギンラッシュとしての演奏シーン、そして日常の中に突如現れるミラーボールが宇宙空間へと混ざっていく非日常的展開。対照的な光景が乱反射しながら折り重なるユニークな構成に加え、メンバーの個性的且つ魅力的な表情が映し出された作品となっている。
ペンギンラッシュ - turntable (Official Music Video)
ペンギンラッシュ公式SNSアカウントでは、おうちでも楽しめる企画を続々と公開中。4月16日よりスタートした、テーマに沿ったカバー曲を演奏し毎日投稿する"30DaySong Challenge"を始め、メンバーによるInstagramライヴやYouTubeライヴなど、SNS上で楽しめる映像を続々と公開している。そして、本日の「turntable」ミュージック・ビデオ公開を記念し、今夜21時よりペンギンラッシュのオフィシャルInstagramアカウントにてインスタライブの生配信が決定。各メンバーの近況や「turntable」撮影秘話などメンバーが交互にトークを行っていくので、ぜひミュージック・ビデオを見て、配信もご覧いただきたい。
ペンギンラッシュ オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/penguinrush.official/?hl=ja
▼リリース情報
ペンギンラッシュ
配信シングル
「turntable」
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『タイトル未定』
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収録曲3曲が先行配信され、少しずつその全貌が見え始めたメジャー・デビュー・アルバム『皆空色』。予測不能な曲展開は健在。だが決して振り回される感覚ではなく、ジャンルの垣根を悠々と行き来する軽やかな足取りにむしろ惚れ惚れする。ハスキーで成熟した魅力を持つ望世の歌い回しも多彩になり、とりわけ柔らかなヴォーカリゼーションは今作で新たに花開いた印象だ。さらに、「色彩」のエッセイの中で"便利すぎる時代は/情報の雨の中にいるようだ"と表現したように、今の時代風景を秀逸に捉え文学的に昇華させているところも、ファンが音楽通だけに留まらない理由のひとつだと思う。スキル、センス、好奇心、探求心、etc.を詰め込み、彼女たちは威風堂々メジャー・シーンへ船出する。(岡部 瑞希)
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ニューオーリンズで生まれたパレード音楽であるセカンド・ライン。そのビートが持つ華やかさとは対極にある、冷ややかでしっとりとした鍵盤のマッチが生む心地よい違和感や、決定的な色気や強さを感じるメロディと声が放つ唯一の輝きに魅せられる。人との関わりで感じるノイズを包み隠さず吐き出した歌詞が刺さる。MVが公開された「悪の花」は、バンドの明るい未来を確信させるほどの個性と強さを持った曲だ。時代の流れに惑わされず、愚直に己と向き合うピュアな冒険心を迷うことなく発信するアクション。それは無数の情報に溢れ、もはや王道のセオリーも埋もれてしまう現代において、新たなポップの夜明けを切り拓く重要な鍵なのかもしれない。だとすれば、ペンギンラッシュこそ今最も聴くべきバンドだ。 (TAISHI IWAMI)
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あなたは無関心に見られている。とでも言っているような、視線が合わない多くの目が描かれたジャケットがなぜか気になって、何度も何度も見てしまったあなたは、この作品を手に取って間違いないだろう。ポップスの視点から見たジャジーでもファンキーでもなく、ジャズやファンクをポップスのフィルターを通して解釈したものでもなく、既存のジャンルを指す用語では割り切れない音楽。とはいえ、それぞれの歴史にあるマナーは突き詰められたうえで、混ざっている。そんな独特のクロスオーバー感覚と、日常に感じる妙な居心地の悪さが綴られた歌詞がシンクロし、"曖昧な何か"が強い力を持つ。人の心はそんなに整っていない。そういう意味では最もリアルなポップの形が、ここにあるのかもしれない。(TAISHI IWAMI)
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