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UNDERWORLD、新プロジェクト"Drift"シリーズの"エピソード3"を締めくくる『Drift Episode 3: Heart』本日5/3配信リリース
2019.05.03 15:45
UNDERWORLDが昨年スタートさせた新プロジェクト"Drift"シリーズの"エピソード3"が完結し、3月28日以降、毎週木曜日にリリースされてきた楽曲群をまとめた『Drift Episode 3: Heart』が本日5月3日にデジタル・リリースされた。
『A Hundred Days Off』収録の「Sola Sistem」や、『Barking』収録の「Louisiana」にも通じるダウン・ビートが心地良い「Dune」で幕を開ける本作は、砂漠から都会の街並みへと車を走らせ、夜にはネオンの光が車窓を過ぎていく、そんな風景を想起させるクールで心地良いエレクトロニック・ミュージック・ジャーニーとなっている。
DRIFT - Episode 3 'HEART'
2018年11月にUNDERWORLDが開始した"Drift"シリーズは、毎週木曜日に音楽、映像、文章などのコンテンツを公開するという非常に意欲的なプロジェクトであり、彼らが今まさに完成させたばかりの作品に触れることができるこれまでにないプロジェクトとなっている。本作に続く"エピソード4"は、5月23日よりスタート予定。
▼リリース情報
UNDERWORLD
『Drift Episode 3: Heart』
NOW ON SALE
1. Dune
2. Custard Speed Talk
3. This Must Be Drum Street
4. Pinetum
5. Poet Cat
Apple Music
『Drift Episode 2: Atom』
NOW ON SALE
1. Appleshine
2. Molehill
3. Threat of Rain
4. Brussels
5. Soniamode
6. Appleshine Continuum (UNDERWORLD & The Necks)
iTunes｜Apple Music｜Spotify
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先行配信第1弾となった「I Exhale」のまるでLou Reedのごときモノローグ調のKarl Hydeのヴォーカルや、エレクトロで8ビートを表現したような第一印象、かと思えば音のあたりはインダストリアルでもあるこの曲に良くも悪くも驚かされたわけだが、大音量で聴くとじわじわ彼らの先見性が聴こえてきた。続く「If Rah」の読経的な表現とある種古典的なテクノ／ハウスなトラック、しかし耳を澄ますと"楽器演奏的"な何かが明確ではないがうかがえる。その印象は後半の「Ova Nova」での非常に"近い"パースペクティヴを持つ音像からも伝わる。また、ケルトとアラビアンの中間のようなメロディを持つ中盤のインストも大気圏外から地球へのノスタルジーを綴るよう。"未来のフォーク"的なアルバムだ。（石角 友香）
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