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Stephen Malkmus(ex-PAVEMENT)、3/15に18年ぶりとなるソロ・アルバム『Groove Denied』リリース決定。新曲「Viktor Borgia」MV公開も

2019.01.29 17:30

Stephen Malkmus(ex-PAVEMENT)、3/15に18年ぶりとなるソロ・アルバム『Groove Denied』リリース決定。新曲「Viktor Borgia」MV公開も

PAVEMENTのヴォーカリストとして知られ、現在はソロ活動中のStephen Malkmusが、3月15日に18年ぶりとなるソロ・アルバム『Groove Denied』をリリースすることを発表した。
 
同アルバムは、完全なEDMやヒップホップのヴォーカルとエレクトロニック・ビーツが組み合わさったヒプトロニカではない。なお、純粋なインストゥルメンタル曲は収録されておらず、全曲が巧妙にゆがんだメロディと直球ではない歌詞を彼が繋ぎ合わせた厳密な"歌"となっている。
 
さらに、『Groove Denied』より新曲「Viktor Borgia」のミュージック・ビデオが公開された。彼の新たな"グルーヴ"を、Stephenがひとりでダンス・クラブにいる様子を映した映像から味わってほしい。併せて、現在iTunes Storeで本作を予約すると「Viktor Borgia」がいち早くダウンロードできる。ぜひチェックしてほしい。
 

Stephen Malkmus - "Viktor Borgia" (Official Music Video)
 
なお、"Viktor Borgia"のタイトルは、コメディアン且つピアニストのVictor Borgeと、15~16世紀にイタリアで繁栄した冷酷なスペイン系貴族のボルジア家を言葉遊びで繋ぎ合わせたもの。その風格あるメロディと、もはや英国なまりの英語のヴォーカルから、初期の英シンセ・ポップ・バンドのTHE HUMAN LEAGUEや、さらにカナダのMEN WITHOUT HATSを連想させる。
 
またStephenは、"そう、俺はPete Shelleyの『Homosapien』とかTHE HUMAN LEAGUE、1982年ごろのDIYシンセ・ミュージックのようなものについて考えていたんだ"とコメントし、また"80年代のニュー・ウェーヴ・シーンで、どうして18ヶ所以上の郊外のダンス・クラブが、このすべての天才らが出会った場所すなわち「聖地」だったのか、についても考えていたんだ"と話している。

 

▼リリース情報
Stephen Malkmus
ソロ・アルバム
『Groove Denied』
stephen_jkt.jpg
[Matador / Beat Records]
2019.03.15 ON SALE
 
1. Belziger Faceplant
2. A Bit Wilder
3. Viktor Borgia
4. Come Get Me
5. Forget Your Place
6. Rushing The Acid Frat
7. Love The Door
8. Bossviscerate
9. Ocean Of Revenge
10. Grown Nothing
 
■プレオーダー、プレセーブはこちら
※iTunes Storeにて予約すると、「Viktor Borgia」先行ダウンロード可能

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