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UNDERWORLD、ロンドン・オリンピック開会式の音楽監督に就任

2011.12.08 15:05

UNDERWORLD、ロンドン・オリンピック開会式の音楽監督に就任

ロンドンオリンピッ ク・パラリンピック組織委員会(LOCOG)は、イギリスのエレクトロニック・ミュージックの先駆者UNDERWORLDが、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任したことを発表した。これ により、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのセレモニーを指揮するシニア・クリエイティ ヴ・チームの面々がすべて揃ったことも発表された。

開会式で芸術監督を務めるアカデミー賞監督Danny Boyleと協力し、来夏7月27日に行われる、3時間に及ぶ開会式の音楽監督を担当することとな る。

Danny Boyleが監督を務めた映画『トレインスポッティング』にUNDERWORLDの楽曲「Born Slippy」が起用されて以来、これまで長年に渡って様々なコラボレーションを行ってきた彼ら。15年以上の間に3人は深い信頼関係を築き、Danny BoyleによるSF映画『サンシャイン2057』にUNDERWORLDが「A Life Less Ordinary」「The Beach」の2つの楽曲を提供した他、サウンド・トラックを共同で制作。また2010年には、各方面から絶賛された王立国立劇場制作舞台『フランケンシュ タイン』でも再び共同制作を行っている。

Danny Boyleのコメント
「オリンピック開会式の音楽監督に就任したアンダーワールドは、式を実行するイギリスのクリエイティ ヴ・チームというパズルを完成するための最後のピースだった」「彼らとの仕事が興味深いのは、彼らのテイストが、皆さんが想像するより遥かに幅広いということにあ る。『フランケンシュタイン』を通して、過去に映画で仕事したときより、私たちはさらに幅広いアプロー チに挑戦することが可能だということを目の当たりにできた」

Rick Smith(UNDERWORLD)のコメント
「王立国立劇場で上演された『フランケンシュタイン』のプロジェクトは、まったく新しい環境で、作曲家 として、音楽監督として自分たちの可能性を試す素晴らしい機会だった。ダニーからは、音楽含めサウンド 全般を担当してほしいと言われて、幅広い可能性の中で仕事できるようにサポートしてくれたんだ。古典文 学に基づく作品を手がけるのは僕たちにとって大きな挑戦だったけど、結果的に、これまでで最も楽しめた プロジェクトになったよ」

Karl Hyde(UNDERWORLD)のコメント
「僕たちはこの開会式に関して、映像だけではなく、音楽が人々の記憶に残るようにしたいと思っている。 この仕事を依頼されたことはとても光栄だし、真摯に取り組むよ。これは今後二度とあるような話じゃない からね」

UNDERWORLDは今月、ヒット・シングル、レア・トラック、コラボレーション・トラックをまとめたコンピレーション2作品をリリースする。


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