Japanese
アマイ ワナ / やましたりな / パンのみみ / 大東まみ / 堀胃 あげは / 今波早稀
Skream! マガジン 2019年07月号掲載
2019.06.19 @下北沢LIVEHOLIC
Writer 新地 駿平
この日は、新世代を担うであろう女性シンガー・ソングライター6人が集結した。
トップバッターには、数日前にサーキット・イベントを行い、"今、波に乗ってます"という自己紹介が印象的だった今波早稀が登場。会場のSEと照明が消え、披露したのは、東京での孤独と彼女自身の決意を表したような楽曲「東京の雨」。ライヴのオープニング曲にしては哀愁漂う雰囲気に少し驚かされたが、その後も情緒的な歌詞をクールな佇まいで歌い上げ、彼女が二十歳ということを忘れるほど大人びたステージだった。
2番手は、バンド 黒子首のヴォーカルとしても活動している堀胃あげは。今波が作り上げた会場の雰囲気を引き継ぐかのように、ハスキーな声で歌うノスタルジックな歌詞と切ないメロディ・ラインが会場を優しく包み込む。フラフラと歌う姿と青色の照明が楽曲の世界観を補完した「深夜徘徊」、ギターを叩きつけるように鳴らした「鏡」、彼女の楽曲では珍しいという恋愛ソング「戻ろう」など、楽曲ごとに雰囲気がガラリと変わり、もっと彼女について知りたいと思わせるようなライヴだった。
続いて登場したのは、大阪出身の二十歳の大東まみ。その透き通るような高音ヴォイスに観客は1曲目から聴き入っていた様子だったが、彼女の強い眼力も魅力的で、特にそっと背中により添ったような応援ソング「Swimmy」に大半の観客が心を奪われていたに違いない。また、凛々しかった演奏とは一転して、MCでは緩い雰囲気で"実はひとりで東京に来たことがなかった"というエピソードを明かすなど、そういったギャップも彼女の強みのように感じた。
4番手は、むとうみかによるポップ・プロジェクト"パンのみみ"。弾き語りを中心とした出演者が多いなか、彼女はトラックを流すスタイルでライヴを展開し、親しみやすいサウンドに、女性の誰もが抱く気持ちを乗せて優しく歌い上げていった。また、以前様々なスタイルで音楽活動していたと言い、初心に戻ったかのように弾き語りで「センスの無い恋をした。」を披露。その姿は、演奏スタイルが変わっても音楽だけは続けていくという覚悟を示しているようだった。
5番手は奈良出身のやましたりな。"LIVEHOLIC 4周年おめでとうございます。盛り上がっていきましょう"と口火を切ると、これからの季節にピッタリな「ダイエットのうた」へ。自然と会場からは手拍子が起こり、彼女も前に出てさらにフロアを煽っていく。そして、曲中でマイクを通さず歌うなど、華奢な身体のどこからこの声量が出ているのか? と思わせるくらいパワフルな歌声で魅了していった。
トリを務めたのは、赤のストッキングに銀のスカート、ピンクのサングラスというド派手な衣装で登場した19歳のアマイワナ。PCとアコギを駆使し、昭和歌謡曲的なメロディと電子音のアンバランスさがクセになる「待ち合わせは渋谷ハチ公前」や、"ロックンロールは消えない"と連呼する中毒性の高い「ユートピア」など、そのパフォーマンスからはミステリアスな雰囲気を感じ、名前のとおり"甘い罠"に誘われているような錯覚に落ちるほど艶やかだった。
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