
LIVE REPORT
Overseas
VAN SHE

2009.03.14 @新木場STUDIO COAST
Writer 佐々木 健治
オーストラリア、シドニーから現れたVAN SHE。僕も、今回のBRITISH ANTHEMSで初めてLIVEを観ることができるので、楽しみにしていた。BRITISH ANTHEMS翌日のインタビューでは、「君達、オーストラリア人だよね」「そうさ。スペシャル・ゲストだよ」なんてやりとりもあったと笑っていたが、その言葉も冗談にとれないほどの人気の高さは、人で埋め尽くされたフロアが物語っていた。
音源とはまた違う、予想以上に力強くロックな演奏にまず驚く。お世辞にもうまいとはいえないが、力強く、ロックなライヴは、音源とは全く違うバンドのように思う瞬間もあったほどだ。序盤こそ、音源との違いに戸惑っているお客さんもいたようだが、「Talkin」「Virgin Suicide」あたりから、フロア全体もしっかりと盛り上がりを見せる。VAN SHE独特の80’sハードロックのテイストを感じさせる演奏の上に、ヘロヘロのボーカルがのるバランスも面白い。というか、そうでないと、ただのハードロックバンドに見えたかもしれない。
音源との違いはあれど、ライヴでも、素直に踊ることができる楽曲の良さは、さすがの一言。フロアも、これまでとは比較にならないほどの人がリズムを取り、身体を揺らし、踊っている。
そして、ラストには、「Strangers」「Kelly」で締め括り。フロアは、大団円と呼ぶべき、この日一番の一体感を見せた。
予想以上に、ロックな演奏にも驚いたが、演奏の粗さに目をつぶれば、まるで、スタジアム・バンドみたいだとも感じた。音源からはそんなことは全く想像もしなかったことだが、それだけの可能性と懐の深さを持っているのかもしれない。彼らがどう考えているかは分からないが、一過性の流行で終ることも、インディ・ヒーローで終ることもないポテンシャルがあるのではないだろうか。
これから、VAN SHEがどういう進化をみせていくのか、改めて、期待したい。
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