Japanese
TOKYOてふてふ
2025年02月号掲載
Member:楪おうひ めありらすと ちむら詩文 神狩こはく世會
Interviewer:吉羽 さおり
2024年3月に十叶のんのが卒業し、4人体制となったTOKYOてふてふ(以下:てふてふ)。新体制となって"TOKYOてふてふ 27都市57公演〜TRANCEBULLET原狂TOUR〜"等精力的にライヴを行い、そのファイナル公演では2025年12月29日にてふてふ史上最大規模のワンマンをZepp Shinjuku (TOKYO)で開催することが発表された。活動5年目に突入し大きな1歩を踏み出す4人の鼓動感や、エネルギッシュに跳躍する瞬間を詰め込んだのが、最新シングル「FLYASDUST」だ。繊細で内省的な叫びが、身体を裂いて飛び出してくるような4人の歌は、まさにこれからへの決意表明。ここに向かう心境や、未来への思いを訊いた。
-年明けからレーベルメイトであり先輩のぜんぶ君のせいだ。(以下:ぜん君。)とのツアー[ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ SPLIT TOUR "NEO ROMANCE BUTTERFLY"]がスタートしましたが、どんな感じですか。
楪おうひ:いい刺激を貰えているかなという感じですね。ぜん君。さんは自分たちにないものを持っているし、吸収できるものは全て吸収して力に変えていきたい気持ちです。
神狩こはく世會:ぜん君。さんは10年目で、活動歴で言えば私たちの倍くらいの先輩なので、一緒にツアーを回るということ自体がすごいことで。しかもこれだけ長い時間、ツアーを共にするということはなかなかないし。
ちむら詩文:一緒に回るからにはぜん君。さんにも負けないくらいかっこ良くないと、逆に失礼になるかなって。
めありらすと:たしかに。すごく力が入ります。
-てふてふとしては今回のツアーでの目標や、ツアーに懸ける思いとして掲げたものはあるんですか。
神狩こはく世會:昨年12月31日に発表をしたんですけど、今回のツアー・ファイナルが渋谷WWW Xという大きな会場なのと、今年12月29日にはZepp Shinjukuでのワンマン・ライヴが決まったので、それに向けて頑張っていこうっていう。
ちむら詩文:まずはWWW Xを埋めたいしね。
めありらすと:前回のツアー"TOKYOてふてふ 27都市57公演〜TRANCEBULLET原狂TOUR〜"のファイナルが渋谷 clubasiaで、自分たちとしてはclubasiaも大きな会場だったから、そこに向けてツアーも頑張っていたんです。でもそのファイナルで渋谷WWW XやZepp Shinjukuでのライヴが発表されて、改めてちゃんと目標が決まったからか、蜃気楼(※てふてふファンの呼称)にも行く先々でこれまでと"違うね"って言われることが増えて。きっと、自分たちの思いもより強くなっているんだろうなというのも感じてます。
-一番変わったなと自分たちで感じるのはどんなところですか。
ちむら詩文:5年目になって、"もう逃げられないぞ"って(笑)。
楪おうひ:そう(笑)!
ちむら詩文:"何があったって逃げられないぞ"っていう自覚みたいなものが芽生えていると思います。これまではコドモメンタルでも一番後輩だったんですけど、いつの間にか後輩が増えて、先輩にもなっていたし。しかも5年目って言ったら、僕がコドモメンタルを知って観ていたぜん君。さんが4~5年目の頃だったから、今自分たちが同じくらいの立場にいるんだっていうのが、自覚にも繋がっているかもしれないです。
-それは"まだまだ足りないぞ"っていうような気持ちも?
ちむら詩文:足りないかも(笑)。まだまだやれるぞって。
神狩こはく世會:あとは蜃気楼にちゃんと言ったのは大きいのかな。"デカいところでやります!"っていう発表がファンの皆さんにも伝わったことで、より意識するというか。今までも幕張メッセでライヴをしたいって言ってきたけど、幕張メッセでのライヴが決まっているわけではなかったし、"夢"っていう感じだったのが、今度は夢じゃなくて。
-そこにてふてふとして立つんだっていうリアリティがありますよね。
ちむら詩文:語るだけなら誰でも言えますからね。コロナ禍でデビューしたのもあってなかなか前に進めなかった時期が長かった分、いざ決まったよってなると実感がすごく湧いてきます。
-そこでぜん君。とスプリット・ツアーを回っていることは、励みにも頼りにもなりそうですね。
楪おうひ:こんなにぜん君。さんのライヴが観られることもないので。学びながら、自分たちでも挑戦をしながらっていう感じだよね。
ちむら詩文:同じライヴハウスで同じ条件でライヴをやっていると、そういう見せ方があったんだとか、その一言だけでもこれだけ盛り上がるんだっていう、自分たちになかった引き出しとかも吸収できたり。
めありらすと:ただ先輩のステージを観て真似するだけではダメだから、自分たちは自分たちで、各々の武器を磨こうっていう感じで。それぞれ挑戦している感じですね。
-ぜん君。とツアーをすることで気付いたてふてふの良さや、ここはもっと磨いていきたい部分だなっていうのはどんなことですか。
めありらすと:てふてふはずっとダンスが多かったし、きれいで繊細に見せるところもあるのが良さだなって。私たちもぜん君。さんみたいにならないとって思っていたりもしたけど、同じ時間を共有すればする程、てふてふのいいところってそうじゃないなと気付いたりもしましたね。
楪おうひ:てふてふならではの儚さの表現があるので。
ちむら詩文:所作で見せる儚さみたいなね。
神狩こはく世會:先輩たちがグイグイ行ってるのを観るとすごくかっこいいから、どうしても真似したくなっちゃってたんですよね。そうじゃない引きの部分を意識しようっていう。でも、どうしてもグイグイ出ちゃったりもする(笑)。
楪おうひ:出ちゃうよね(笑)。気持ちも前のめりだからこそ。
神狩こはく世會:そこは気を付けてます。
-常にアップデートをしながらっていう、充実したツアーになっているのを感じますが、このツアーの最中に久々のシングル「FLYASDUST」がリリースとなります。もうライヴでは披露しているんですか。
楪おうひ:してます!
神狩こはく世會:今回は蜃気楼に向けた歌詞だから、すごく気持ちが入ります。
-「FLYASDUST」は改めてここからの決意表明という曲ですよね。
めありらすと:背筋が伸びる。
ちむら詩文:てふてふとして2年目を迎えた2022年に『ash.』というシングルを出して。そのときも直前にメンバーの脱退があって、決意表明のような形の曲だったんです。「ash.」という曲があることで僕自身が救われたし、強い気持ちを持っていようって思えて。今回もそれと同じような気持ちというか、「FLYASDUST」があることで、自分の中の芯が1本立てられている感覚なんです。曲に支えられてるじゃないけど、自分自身を奮い立たせられるものになっているなと思ってます。
めありらすと:まだたくさんやっているわけではないんですけど、気持ちが入りすぎてすごい力が入っちゃって。
ちむら詩文:お客さんもすごくいい顔をして、聴いてくれているのが分かるんです。目がキラキラしていて。
神狩こはく世會:リリース前で歌詞も出てないんですけど、気持ちが伝わっているのが顔にも出てるなって。
-曲を貰ったときはどうでしたか。
ちむら詩文:まず歌詞を貰って読んで、泣いて。仮歌を貰って、また歌詞を読み直しながら泣いてみたいな。泣きすぎて歌えるかなっていうのはありました。刺さりすぎちゃって。それだけ等身大で、てふてふが歩んできた道程とかが全部詰まっているなって思いました。これを蜃気楼に届けたい、まだ見ぬ蜃気楼にも届けたいって気持ちが溢れすぎて終始大号泣で(笑)。レコーディングのときも泣いてて。
楪おうひ:特にちむ(ちむら詩文)の落ちサビはヤバいよね。さらにそこから全員で歌うラスサビもグッと来る。-ドラマチックで、またエモーショナルに爆発していく感じがありますね。
めありらすと:個人的に今までのシングルでは、曲に未来を導かれる感覚だったんです。"あぁ、こういう未来を歩んでいくんだな"って曲から感じていたことが多かったけど、今回は生き様がそのまま、てふてふの生きてきた道とか、蜃気楼との関係とかが詰まっていて。お互いの関係があって未来が見える感じがして、いいなと思いました。
-レコーディングはどうでしたか。ヴォーカルでのディレクションやこだわった表現等はありましたか。
めありらすと:自分はリズムを取るのがちょっと苦手で、歌うのがそこまで得意ではないんですけど、レコーディングではそれを細かく教えてもらいながらできてたのと、あとはサビ前の大事なポイントとなるパートが歌えたのが嬉しくて。ただ練習はしたんですけど、なかなか自分でしっくり来るものができないままレコーディングに臨んだんです。現場で何か言葉を貰ったらもっと上手くできるかもって思っていたら、"どこまでも翔べるように。"というところで"もっとどこまでも翔んでいるような感じで!"って言われて。
ちむら詩文:できた?
めありらすと:たぶんいい感じだった(笑)。
ちむら詩文:そのらすちゃん(めありらすと)のパートが、上がってきた音源を初めて聴いたときに、今までのらすちゃんにない芯の強さがあって、いい意味で驚かされたし、歌上手くなってるなって思った。
めありらすと:やったー! どこまでも翔んでた?
ちむら詩文:翔んでたし、その後に来る"「一緒に堕ちて征こう」"っていうところも、そのまま引きずり込まれちゃうような感じがあって、魅力的だなって。
楪おうひ:頼もしかったよね。それが聴けて嬉しかったもん。
神狩こはく世會:堕ちても大丈夫っていう感じでね(笑)。
-神狩さんはどうでしたか。
神狩こはく世會:私は、ラスサビの全員で歌った後に来る"その瞳、その声、その手、その熱、君の全て"全部"僕にちょうだい"っていうパートがすごく大事だなと思って。そこは力を入れて歌っていました。全員の歌に負けたくないし、伝わるようにって力を注いだのと、あとは今回もですけど、毎回歌うパートが全体的に難しいところが多いなって。
楪おうひ:多めだよね。
神狩こはく世會:歌詞にたくさんメモをしながら挑みました。かといって聴く人が、細かいところが気になって歌が入ってこないというのも嫌だなと思ったので、難しさはありましたね。
楪おうひ:純度100パーセントで伝えたいからね。
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