Japanese
NANIMONO
Member:ひなたゆま 柊真ミフユ 眠岸ぷりん 47774 遊乃ヲユタ 紫苑りんか 輪廻ねる
Interviewer:宮﨑 大樹
-これまでのNANIMONOらしい楽曲もありつつ、「WHITE MUSK」のように新しいNANIMONOを感じさせる曲もありますね。
ぷりん:今回のアルバムは今までのNANIMONOのインキャっぽい楽曲もいっぱいなんですけど、「WHITE MUSK」とか「After CInDErella」とか、今までのNANIMONOにはない新しいNANIMONOの魅力が詰まった楽曲かなぁと思って。大人はテクニカルな楽曲だと言っていました。NANIMONOを2年以上やってきて、新しい歌い方ができるようになって。この「WHITE MUSK」ではディレクションのときに"囁くように歌ってほしい"と言われました。みんな囁くように歌っていて、他の楽曲とはちょっと違う感じになっています。新しい感じです。
ねる:NANIMONOの振り幅が広がった曲です。今までの「インキャのキャキャキャ」とかは叫ぶ感じなんですけど、この曲はウィスパーな声で囁いているので、ちょっと違うNANIMONOの歌声が聞けると思います。
774:歌い方が変わったし、この歌はラップがあるんですよ。NANIMONOはラップ・パートがなかったんですけど、初めて聴いたときにはまだ歌割が出ていなかったので"ラップやりたい!"と思っていたんですよ。そうしたら歌割を貰えてめっちゃ嬉しかったです。
ゆま:1年目はこういう曲が1つもなかったもんね。ずっと叫んでいたから。
-表題曲でも今じゃないと歌えなかったという話がありましたし、皆さんの成長を感じて皆さんに合わせて作ってくれているんでしょうね。
ゆま:3年経ったらどうなるんだろうね。
774:1周回ってラップだけの曲とか。ラップ・バトル(笑)。
ミフユ:こゆびちゃんって、NANIMONOが何者かになれる過程をリアルタイムで歌詞や歌にしてくれるんですよ。だから今回めっちゃラップが上手かったら、次はラップ曲が来るかもしれない。ワンチャンある。いや、そんなことあってはらない。
774:これ言ったら"いいね"って思われるよ。
ミフユ:なしで! 今の発言カットで!
一同:(笑)
-アルバムを締めくくる新曲「After CInDErella」についてはいかがですか?
ミフユ:「After CInDErella」は、「INTERNET MAGICAL GIRL」から繋がる魔法少女コンセプトの物語の終末を書いた曲で。「INTERNET MAGICAL GIRL」から繋がる部分も多くある楽曲になっています。これが公開されてライヴをするたびに私たちも曲の理解を深めて歌いたいし、ファンの子にもこういう物語なんだろうなって考えながら聴いてもらえたら嬉しい曲です。
ゆま:これも歌い方が今までと違うよね。今までは強く発音良くみたいな感じで歌っていたんですけど、ゆまがディレクションしてもらったときは、"NANIMONOが解散して、3年後に楽しかった思い出を浮かべて歌って"と言われたんですよ。でも、悲しい感じじゃなくて、"楽しかったな"みたいな感じで歌ってと言われて。
りんか:"「魔法が溶けてしまったあとに。」"というセリフの部分を録ったときに、こゆびちゃんに"3年後、NANIMONOが終わったときにりんかはどう歌う?"、"一回それでやってみて"と言われて。それでやったときに"私はNANIMONOが終わったときにどういう感情なんだろう"みたいな。NANIMONOを全力で後悔なくやれていたらたぶんハッピーに歌っているだろうし、後悔ばっかりしてNANIMONOでうまくいかなかったら悲しいだろうし......。なので、私はこの曲をハッピーに歌いたかったから、NANIMONOの活動を頑張らないとなって、そのレコーディングのときに気合が入りました。スイッチが入りましたね。
-さて、ここまでアルバムから楽曲をピックアップしてお話を聞いてきましたけど、今回のアルバムを総括するとどんな作品だと思いますか?
ヲユタ:ギャップ。歌詞は総じて意味は近しいものがあるんですけど、その楽曲によってメンバーのテンション感や使っている言葉の雰囲気が違うので、聴いている側は感情がジェットコースターになるなと思います。それもNANIMONOにしか出せない良さではあるので、そういう感じで聴いてほしいです。
-このアルバムを収録順に聴くだけでもギャップを感じますし、1stフル・アルバムをもう一度聴いてから聴いたら、さらにギャップや成長を感じそうです。
ゆま:絶対にいいと思う! 「INTERNET MAGICAL GIRL」、「未確認生物」、「WHITE MUSK」や「After CInDErella」もそうだけど、今までの曲になかったですもん。「インキャのキャキャキャ」や「死ぬまで眠りたい」みたいなのは歌ってきたけど、成長はだいぶ感じられそう。
-新しい面を見せつつも拒否感はないというか、NANIMONOの音楽として成立しているのはあって。
ゆま:伝えたいことの根本は全くぶれずに、曲調や歌い方で変えているアルバムだから、聴いたら楽しいと思う。
-アルバムのリリース後には"魔法少女になれなかった"ツアーが控えていますね。
ぷりん:凱旋ライヴなんですよ。メンバー1人を除いて全員の地元に行ける。しかもほとんど初めて行く場所で、やっと地元に行けるぞという意気込みがみんなにありますね。
-凱旋って楽しみですか?
一同:楽しみ!
-それぞれ地元で嫌な想いをしてきたこともあると思うんですけど、それは"見返してやるぜ!"みたいな楽しみ? それとも、仲の良かった人に観てもらえる楽しみ?
ねる:両方あるかもしれない。多くのメンバーは地元に家族がいるから、その家族に見せたいというのもあるし、苦しい学生時代を過ごした場所でもあるので、アイドルになっていろんな人を笑顔にしている自分の姿を見せたい。強くなった自分で帰ってきたというのもある。
ヲユタ:うちのリーダー(ゆま)は青森出身を前面に出しているんですよ。訛っているじゃないですか。だから青森県に行ったらこの喋り方がいっぱいいるのかなってわくわくしています。
ゆま:そうだよ! MCで絶対聞いてほしいもん。
ねる:そのメンバーがどんなところで育ったか知りたい。それも楽しみ。
774:地元には自分たちと同じような境遇の子がいっぱいいるのかなと思って。私はもともとアイドルのオタクをしていたんですけど、そのときは都心まで時間もお金もかけて行っていて、そういう子のもとに自分たちから行けるじゃないですか。だから"インキャでもそのままでもいいんだよ"、"インキャでもこうやってキラキラアイドルできるんだよ"ってことを、自分たちから行って伝えられるのがすごく嬉しいです。何かのきっかけになったらいいなと思います。
-インキャの味方でありたい。
774:そうですね。同じような境遇の子がいたらいいなって。
-ちなみに、唯一凱旋がないのは?
ミフユ:私です。神奈川県なんですけど、1周年のライヴ("NANIMONO 1st Full Album 発売記念TOUR 『むりなんだがw - FINAL - 』")とか、地元でライヴをやる機会がわりとあって。今回はメンバーの出身地じゃない地域も結構あるので、逆に私はそこを凱旋の気持ちで行こうと思ってます(笑)。沖縄にライヴで行くとは思っていなかったし、まさかの2デイズだからわくわく。メンバーの出身地に行けるのも嬉しいし、行ったことがない都市に行けるのも嬉しい。他の都市は私が背負ってやろうかなと思っています(笑)。
-ファイナルは豊洲PITですね。大きな箱が決まっています。
ゆま:緊張するけど、私たちはずっと武道館(日本武道館)に立ちたいとずっと言ってきたから、ここは当たり前に埋めていかなきゃいけない箱なんです。このツアーを含めて全員連れてきて、全員満杯にして大成功させて、その先の武道館を、今いるTAKARAMONO(※NANIMONOファン)さんもここで出会うTAKARAMONOさんもみんなで目指して、成長していきたいなと思っています。
-通過点なんですね。
ゆま:そうですよ! ここで終わったらダメなんですよ。だから絶対に豊洲PITに来てください!
-最後に、NANIMONOの活動で今後チャレンジしたいことを聞かせてください。
ねる:海外に行きたいです。私はお母さんがタイ人なんです。NANIMONOは6月に初めて海外遠征で台湾に行ったんですね(AVAM主催"4大都市 夏本気ツアー 台北"出演)。次は10月に上海公演("IDOL KINGDOM SHANGHAI")が決まっていて(※取材は9月中旬)、ちょっとずつ海外に行くようになってきたんです。この流れで、私の母国でもあるタイにも行きたいと思っています。海外にも私たちと同じインキャで、私たちのことが大好きな方がいっぱいいるのを台湾に行って初めて感じて。だからタイにもいるかもしれないインキャの方や、NANIMONOを好きでいてくれる方にいつか会いに行きたいなと思っています。
-個人的にはメンバー作詞の曲もあったら面白そうだなって。
ミフユ:4年目はできるように頑張らないと。楽しみにしていただけたら。ねるはタイ語、ゆまは津軽弁で(笑)。
ゆま:全員が作詞をしたら7曲できるから、それをアルバムにしてもらって、完成したらまたインタビューしてください(笑)。
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