Japanese
プランクスターズ
2022年11月号掲載
何かとアイドル・シーンをお騒がせしている"自由奔放悪ガキアイドル"プランクスターズ。もともとは地元広島のアイドル・シーンを盛り上げるべく結成されたグループだが、今や知る人ぞ知る全国区の存在になった7人(+2匹?)組だ。そんな彼女たちのことを知るために、今回はあえてスキャンダラスな部分の話は横に置いて、彼女たちの音楽やライヴに対する向き合い方を訊いてみた。彼女たちは、いったい何者なのか。
メンバー:カン・ニャン 愛成来来 虹春ぬし
ももしきや古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり(※以下"もーりー") 閻魔羅闍
ぅゅ 緋鬼籠六花様
インタビュアー:宮﨑 大樹 Photo by 濱谷 幸江
-プランクスターズは、もともと広島のアイドル・シーンを盛り上げるために結成されたそうですね。
カン・ニャン:そうですね。私がリーダーなんですけど、アイドルを始めようって今の会社から声が掛かったときに、自分はアイドルの知識が本当になくて。そのときの広島ではメイドカフェとかが栄え始めていたので、そこで来来(愛成来来)を誘いました。(来来は)アイドルにすごく詳しいので、一緒にオーディションをしようという形で始めましたね。
-そのときから、今みたいにお騒がせな活動の仕方を想像していたんですか?
カン・ニャン:いや、全然右も左もわからない状態だったので、とりあえず楽しいことをしようって練っていって。楽しいことをなるべく自由にできるように、という感じですね。
-来来さんがカン・ニャンさんから声を掛けられたときは、どう思ったんですか?
愛成来来:胡散臭い。
-(笑)でも入ったんですね。
愛成来来:だまされた。いつの間にかメンバーになってた。
-それでも、ここまで続いてるじゃないですか。
愛成来来:六花(緋鬼籠六花様)ちゃんも初期メンで、六花ちゃんがやめるときに一緒にやめようとしたら、おじいちゃんに怒られてやめられなかった。"普通のところで働けんのに、こんな優しいところで働かんと、職場ないよ"って。
-六花さんは一度やめて戻ってきたわけですけど、最初はなんでプランクスターズのオーディションを受けようと思ったんですか?
緋鬼籠六花様:もともと引きこもりだったんですけど、初めてのオーディションがここで、どうせ落ちるだろうって面白半分で受けました。そうしたらなんか受かっちゃって、今に至ります。
-引きこもりだったのに、表舞台に立ちたくなったんですか?
緋鬼籠六花様:外の世界も見てみたくなって、やってみたら受かっちゃった。で、出戻りです。私もあんまり社会に向いてなくて、気づいたら戻ってた。
-4人(虹春ぬし、もーりー、閻魔羅闍、ぅゅ)は、あとからオーディションで加入していますよね。どうして受けてみようと思ったんですか?
虹春ぬし:私はアイドルがしたくて。広島は近いし、プランクスターズも前から知っていたので。
-そのときに描いていたアイドル像って、どんなものでしたか?
虹春ぬし:AKB48みたいな。
緋鬼籠六花様:真反対なんよ(笑)。
-ぅゅさんは?
ぅゅ:話題性があるグループで、他のグループとは違うし、前から知っていたからオーディションを受けようってなりました。
カン・ニャン:プランクスターズが普通のアイドル・グループではない感じがある程度知られてからのオーディションでしたね。
もーりー:私も、何度目かの炎上があったときに行われたオーディションのときに参加させていただいて。
閻魔羅闍:婚約破棄されたから?
もーりー:それもあるけれど。もともとアイドルをしたかったわけではなくて、でも何かしら表舞台に立ってみたいとは思っていたんです。で、やるんだったらここがいいなと。
閻魔羅闍:私はカン・ニャンと来来が好きで。
-あぁ。お客さんとしてライヴに行っていたんですね。
閻魔羅闍:そうしたら違うグループに入れられて、やめて雀荘で働いていたら入ることになりました。拾ってくれました。
カン・ニャン:別グループで活動していたんですけど、やっぱりプラスタ(プランクスターズ)がいいなって気持ちがあったみたいで。こっちから改めてスカウトさせてもらった形です。
-ということは、表舞台に立った経験がある人はいないんですね。イチから作り上げていく感じだったんですか?
カン・ニャン:本当にそうですね。メンバー任せの部分があったから。
-でも、下地がないからこそ、プランクスターズのオリジナリティが出た気がします。
カン・ニャン:そうですね。それぞれがやりたいものの案を自由に出し合って、みんなにとっていいものを作り上げようとしていました。自分たちが楽しんでいたらお客さんも楽しいし、心から仕事っぽくなく見せられるグループでありたいというか。
-ちなみにメンバーにはニホン・ザル(猿)とプリちゃん(犬)の2匹もいるそうで。
カン・ニャン:"お猿さん欲しいねぇ~"ってオファーさせてもらって、ライヴに出た感じですね。閻魔(閻魔羅闍)と一緒にデビューです。
閻魔羅闍:みんな猿しか見てなかった。私のことなんて誰も見てなくて(笑)。
カン・ニャン:犬に関しては、大きいフェスでランウェイをモデルさんと歩いていたわんちゃんがいて。"一緒にステージに出たいです"ってオファーしたら、飼い主さんが快く。でもステージ上で暴れたら困るのでってNGが出たんですけど、そのあと飼い主さんがぜひプリちゃんもメンバーとしてアカウントを作ってください、みたいな感じで。まぁ仲間ですね。途中途中で出会った仲間みたいな。
愛成来来:アー写の飾りです。それはもう終わった話。
緋鬼籠六花様:言ってしもうた。
-(笑)さて、プランクスターズのどんな部分が注目や評価をされてここまで伸びてきたのかなと考えると、もちろん炎上は外せないんですけど、音楽のクオリティやライヴの魅力というのもあると思うんです。
カン・ニャン:見つかるきっかけで言えば音楽じゃなくて炎上だと思うんですよ。炎上がきっかけでライヴを観る、楽曲を知る――で、蓋を開けてみたら"楽曲はしっかりしとるじゃん"って。すごく下から入ってくるから、"曲を聴いたら想像を超えてきた"みたいな感じで言われることが多いです。楽曲の中でも、酒を飲む曲とかオタ芸をずっとする曲とか、遊べる曲があるのでそこでバズったりとかもします。
-プランクスターズには、サウンド・プロデューサーとしてRED in BLUEのギタリスト/コンポーザーの田口 悟さんがついていることもあって、ロックな楽曲が多いですよね。でも、初期のアルバムはジャンルがごちゃまぜで、夏っぽいTHEアイドル・ソングもあって。
愛成来来:最初のころはそんなにやる気なかったよね、私は。途中からやる気を出して全部頑張ろうってなりました。そのころから良くなってきた。
カン・ニャン:最初はいろいろやってみてという部分も大きかったですし、作曲者の方も違いましたから。まだまだ試行錯誤している途中だったし、やりながら変わっていったんでしょうね。
虹春ぬし:今もロックで縛るつもりはないしね。
カン・ニャン:曲調がギターを土台にしていても、歌詞が面白かったりとかして、ガチガチにロックな曲はないんです。楽曲派みたいな、曲を真剣に聴きに来ているオタクは本当にいないと思います。
-では、プランクスターズの音楽の推しポイントは沸ける部分ですか?
カン・ニャン:もちろんライヴは一生懸命やりますけど、ただライヴをするよりかは、一回一回のライヴに全然違う遊ぶポイントを入れていきたい感じですね。セトリを変えるだけで同じ曲を同じように歌っても、だんだんお客さんが来なくなっちゃうじゃないですか? ライヴに行くことで前回のライヴとは違う何かを見られるんじゃないかとか、何か炎上するものを撮れるんじゃないかとか、そういうところで行けるライヴは余すことなく行こうと思えるようなグループでありたいです。曲を聴きたいならサブスクでいくらでもどうぞ、という感じだし、ライヴに来て、体感として違う楽しいがあればいいなぁと考えています。
-羅闍(閻魔羅闍)さんはもともとプランクスターズが好きだったということで、当時はプランクスターズの音楽のどんなところが好きだったんですか?
閻魔羅闍:全部楽しいから全部聴いていました。あと、オタクが面白い。曲も好きだけどライヴのほうが好きです。ライヴでやると曲がもっと良くなります。
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