Japanese
The Grateful a MogAAAz
Member:知世千世 名波みやび あみのころみ 玖月琴美 皆野うさこ キャンディ山内
Interviewer:宮﨑 大樹
-ここからは『BLUE WIND』の楽曲について聞いていきたいと思います。
千世:「BLUE WIND」、「ROCK ME ALONE」、「TEENAGE LOST」は、木下さんのバンドの曲で、すごく若いとき、10~20代のときに作った曲だと言っていました。
みやび:だから6曲全部カバーと言えばカバーなんですよね。
千世:昔やっていた曲が今こうやって生まれ変わって聴いてもらえるのがいい。
琴美:うん。全曲カバーしたいもん。
千世:今まではめろんの曲をカバーしたり、SAMURAIさんの曲をカバーしたりしてきたけど、また新しい軸ができたことでレパートリーが広がりました。この3曲と今までの曲がミックスされて、また新しいモガーズになるのかなぁという印象が強かったです。
琴美:勝ったなって思ったもん。これで優勝していくんだって。
うさこ:モガーズの時代が来ました。
-その3曲では、孤独や喪失感が一貫して歌われていますね。
千世:そうですね。モガーズは、少し物悲しかったり、ディストピア感だったりが一貫したテーマだと感じていて。今回の新しい曲は、今までモガーズが歌ってきた曲とはちょっと違うロック・ナンバーになっているんですけど、そこの部分は変わらずに表現できていたらいいなと思います。熱いステージだとお客さんによく言われますし、私たちも燃えていくぞ、やってやるぞ、ぶちかますぞみたいなことをよく言っているんですけど、その中にも物悲しさが伝わってくるのがモガーズのステージかなって。テーマには一貫性があるんですけど、今回の曲はお客さんに向けての間口がもっと広がった気がします。耳馴染みのいい曲だし、どこか聴いたことがあるような懐かしさもある曲だったりするので、いろんな人に聴いてもらえたらもっとお客さんが増えるんじゃないかな、もっとモガーズを好きになってくれる人が増えるんじゃないかなと思いますね。
ころみ:シンプルに曲がいい。モガーズに関わっていなかったとして、この音楽を聴いて、女の子のアイドルなんだと知ったら興味を持つと思うんですよ。音楽から入れるくらい、この1枚で戦える気がする。
-表題曲の「BLUE WIND」はノれる曲なんですけど、さっき言ったように歌詞からは孤独を感じさせますね。
千世:今の私たちにこの曲をくれたことに意味があるのかなと思っています。最初に仮音源を貰ったらすごくバキバキのロックだったのが、アレンジでこう変わるんだと驚きました。表題曲を決めるときに木下さんがギリギリまで悩んでいたんですけど、「BLUE WIND」に決まって、それがしっくり来ているのがいいなぁと。
-レコーディングはいつごろでしたか?
千世:キャンとかうさ(皆野うさこ)が入ったときにこのメンバーで録るぞってなって――いや、私が"早くしてくれ"って言ったんだ(笑)。"まだ早い"、"もっとライヴで歌いこんでからレコーディングしよう"と言われたんですけど、とにかくモガーズを加速させたいと思っていたから、"いやだ! 早く!"って(笑)。それでこのメンバーでは初めてのレコーディングをしたら、私も全員に委ねすぎたのもあって、レコーディングに臨む意識の面で怒られたんです。でも、怒られた甲斐があっていいものになりました。
キャンディ:初めてのレコーディングだったから特に思い出深い曲です。レコーディング自体が初めてだったからどんな感じかもわからずで、レコーディング風景ってテレビでしか観たことがなかったから、"テレビと同じだー"って(笑)。
-苦労してできあがった曲のようですが、仕上がった曲の印象はどうでしたか?
うさこ:語彙力がないんですけど、カッコいいと思いました! 本当に(笑)!
ころみ:男言葉が多いのが大好きなんですよね。"俺"とか、語尾の"~ぜ"とか。
-男言葉だし、他のアイドルと比べてキーも低いですよね。
キャンディ:たしかにそうですね。男臭いパートはだいたい私かあみころちゃん(笑)。
一同:(笑)
-続いて「ROCK ME ALONE」についてです。
千世:この曲は歌が難しかったなぁ。そもそもこういう曲を歌うのが初めてだったというのもあるし、このメンバーでどう掛け合って歌えばカッコ良くなるんだろうと考えていまいた。歌割を割りすぎて怒られた覚えがあるんですけど、全員で歌うところが増えて良くなりましたね。
琴美:この曲が一番好きかも。
千世:お客さんからもすごく評判が良くて。
キャンディ:めろんもそうだけど、歌詞だけを見るとめっちゃエッチじゃんっていう歌詞が多いんですよね。けど、改めて読み返すと哀愁が漂っている感じが好きだな。
-ミニ・アルバムは「TEENAGE LOST」がラストを飾ります。
ころみ:「TEENAGE LOST」は、私の推し曲です。全部好きで迷っちゃうんだけど、好きですね。いい曲すぎて、"どうしよう、自分が歌っていいのか"って感じで最初は思っていました。
-壮大なミドル・テンポの1曲で、映画のエンディング主題歌などに合いそうです。
ころみ:そうなんですよ。"今日から戸惑うだけの俺じゃない"ってとこが好きですね。ここで大サビみたいになるんですけど、いい歌詞だなぁと思っています。"胸の隙間を吹き抜ける風を止める術を探す"とかも。悲しそうな感じの曲なんですけど、決意も出ていていますね。
-ここまで聞いてきた3曲には孤独やディストピア感があるわけなんですけど、それ以外のカバー曲には明るさもあったりして、作品全体の調和が取れていますよね。SAMURAIの「インテリジェンスミキサー」カバーは原曲よりもオルタナティヴ・ロック寄りになり、BO GUMBOSの「ナイトトリッパー・イエー!!」カバーはバブリーで陽気な曲に、「君とオートバイ」はチバユウスケ(The Birthday/ex-THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)さんがPUFFYに提供した曲のカバーということで、かなりバラエティ豊かになりました。
千世:デビューからお世話になっているSAMURAIさんの曲や、ライヴでお客さんも聴き慣れている曲が入りました。「君とオートバイ」は最初の最初からやっているんですけど、曲の解釈がすごく難しくて、ああじゃないこうじゃないとやってできた今の形でレコーディングができましたね。めろんのルーツを辿って受け継いできたもの、めろんの一部を取って広げたもの、モガーズと、モガーズだけじゃないGPRというレーベルの間口をどんどん広げていくカバー3曲があるからこそ、GPR感が出ているミニ・アルバムなんじゃないかなと思っています。昔からいるお客さんも楽しめる、且つ新しく入ってくる人も楽しめるようなアルバムになりました。
琴美:ミニ・アルバムだけどベスト・アルバムみたいな気持ちもある。
-はい。
千世:デビューしてから最初の対バンはめろんとの対バンだったし、何かやるときはゴリポップオールスターズの力を借りてやってきた感があるんですけど、ここからまたモガーズが進化して、自分たちだけで立って行かなきゃいけないと思うようなアルバムになっていると思うんです。なので今回のリリース・イベントに関してはやる気ももちろんあるんですけど、やる気というよりはいろんな人に聴いてほしい、届けたいなという気持ちがあって――なんか泣けてきちゃった(笑)。今までもGPRの2枚看板と言ってくれる人もいたんですけど、本当の意味での2枚看板になれるようなリリースにしたいと思っています。
-3月25日には新宿LOFTでワンマン("Our Generation SP-新宿DEEP DOWN-")がありますね。
ころみ:LOFTはこれまでも対バンとか主催ではあるんですけど、モガーズでワンマンだと"おっ!"てなるよね。
キャンディ:めろんが新宿LOFTでライヴをしてくれているおかげで、こっちの感覚が麻痺してきているんですけど、すごいことじゃんって思うし、"いけるいける!"みたいな雰囲気も嫌というか、今のモガーズは恵まれすぎていて。でも"できるんだぞ"と立証するための機会でもあると思うので、成功させたいですね。期間は2ヶ月も貰っているし、やれることをやっていきたいです。
千世:今日はうちらの話ばっかりしてしまったけど(笑)、基本的にはお客さんから"すごく楽しい現場だね"、"モガーズの曲を聴いて元気が出る"とか言ってもらえるようなグループになれたらいいなと思っています。この体制になって、このアルバムが出てのLOFTということで、お客さんの熱が上がっていて、"人を連れてくるよ"とか言ってくれたりしているんです。それ以上に私たちが頑張らなきゃと思っているので、たくさんの人に楽しんでほしいです。
みやび:歴代で一番いいライヴにしましょう!
LIVE INFORMATION
キャンディ山内生誕祭『#愛踊喫茶キャンディウヴ』"
2月19日(土)新大久保EARTHDOM
OPEN 16:00 / START 17:00
前売 ¥3,000 / 当日 ¥3,500(D代別)
出演:ただのなかもとちゃん / 路亜 / The Grateful a MogAAAz
詳細はこちら
"Our Generation SP-新宿DEEP DOWN-"
3月25日(金)新宿LOFT
出演:The Grateful a MogAAAz
※詳細後日発表
LIVE INFO
- 2025.10.07
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緑黄色社会 × Aqua Timez
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- 2025.10.08
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ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
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暴動クラブ × 大江慎也
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挫・人間
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