Japanese
juJoe
2020年02月号掲載
Member:平井 拓郎(Vo/Gt) 菅 ひであき(Ba/Cho) 佐藤 ユウスケ(Dr/Cho)
Interviewer:秦 理絵
元QOOLANDの平井拓郎と菅 ひであきがRubberJohnnyのドラム、佐藤ユウスケを迎えて新バンド juJoe(読み:ジュージョー)を結成。現在、各種サブスクリプション・サービスやレコード店などで無料配信(配布)中の1stフル・アルバム『juJoe』が話題を呼んでいる。QOOLAND解散後、ヴォーカル 平井はアルコール依存症に伴う鬱病を発症。カウンセラーに"もう一度バンドをやれよ"というアドバイスを貰ったことがきっかけで、再びjuJoeとしての活動を始動するに至った。アルバム『juJoe』には、そういう日々に感じた心の叫びがリアルな言葉で綴られている。なぜ彼らはQOOLANDを終えなければいけなかったのか。そして、juJoeを始めなければいけなかったのか。話を訊いた。

▲1stフル・アルバム『juJoe』のジャケット・デザイン
楽器を弾くのも、音楽を聴くのも、つまらなくなってたけど、拓郎が作った曲を聴いて、"やっぱり楽しいやん"って思えたんです
-QOOLANDの解散から1年半経ちましたけども。
菅:そうか、もうそんなになるんですね。
-新しいバンド、juJoeとしての活動も広まりつつあるタイミングだと思うので、このインタビューではそのあたりの経緯をじっくり聞ければと思います。そもそもQOOLANDを解散した理由はなんだったんですか?
平井:ちょっと時系列を整理しながら話しますね。(※ホワイトボードに書きながら)QOOLANDは2017年10月と11月に月間で16から17本のライヴをやってたんですよ。これで完全に壊れちゃったんです。いくら牛丼がおいしくても、食べすぎたら嫌いになるじゃないですか。それと一緒でライヴをやるのが嫌になってしまって。で、12月にドラムとギターに"バンドをやめたい"って言われて、4月に解散したんです。
-"やめたい"って言われたときにバンドを続ける道は摸索しなかったんですか?
菅:ふたりには"新しいメンバーを入れて続けないのか?"って言われました。でも、拓郎は"ない"って言ったよね。
平井:即答しました。"もうバンドは解散する"って。うまく言語化できないんですけど、続けることが難しいなって感じたんですよ。今思えば緩やかに自殺してたようなスケジュールだったんですよね。稼働率が異常だったんです。
-とにかく1回止めたいっていうことが優先だったと。
平井:うん。QOOLAND自体、"あるものは必ずなくなる"っていう仏教で言うところの盛者必衰のような理を歌ってたので、ああいう状態でバンドを維持していくのは、歌ってることとやってることが違うなっていうのもあったんですよね。で、解散を発表した直後の年末のライヴにユウスケが観に来てくれて、"次が決まってないなら一緒にバンドをやりませんか?"って言ってくれたんです。
菅:QOOLANDの解散を発表した次の次のライヴぐらいかな?
佐藤:たまたまTwitterを見ててQOOLANDが解散しちゃうんだって知って。ライヴを観に行ったときに"一緒にやりましょう"って話をさせていただきました。
-ということは、QOOLAND解散前後から、ゆくゆくは新しいバンドを始動させる計画はあったということですか?
平井:うーん......考えてはいたんですけど、正直その直後には、もう1回やるっていう気力は湧いてなかったです。4月にQOOLANDを解散したあと6月とか7月ぐらいに、僕の頭がおかしくなったんですよ。アルコール依存症ですね。バンドがなくなって暇だったから、ずーっと酒を飲んでて。そのときに通い出したカウンセラーの先生に、"あなたはもう一度バンドをやったほうがいい"って言われて、(菅に)"もう一度バンドをやってください"ってお願いしたんです。
-自分でも、うっすらバンドをやりたいなと思ってはいたんですか?
平井:いや、そこはもう自らの意志というよりは、人に言われたからでしたね。
-菅さんはそれをどう受け止めたんですか?
菅:俺はQOOLANDを解散したあとすぐにユウスケと拓郎と一緒にやりたかったんですけど、なかなかできなくて、他のバンドのサポートをやりつつ、半年ぐらい"どうしようかな?"と思って過ごしてたんです。そんなときに拓郎に"もう1回やってください"って言われて。でも、その前に1回"ごめんなさい"って言われてたから、"じゃあ俺の魂が震える曲を書いてきたらいいよ"って言ったんですよ(笑)。課題みたいなものですよね。
平井:その課題があのときの自分にはちょうど良かったんですよね。
-そのときに作ってきたのが?
菅:「馬鹿」でした。で、その次に「灰」っていう曲を送ってくれたときに"ええやん"ってなりましたね。俺もQOOLANDを解散したあと、友達のバンドを手伝うとか、ちょいちょい音楽活動はやってたんですけど、やってることは同じはずなのに、あんまり面白くなかったんですよ。楽器を弾くのも、音楽を聴くのも、つまらなくなっちゃって。でも、拓郎が作った曲を聴いて、"やっぱり楽しいやん"って思えたんです。
-ユウスケさんからすると、2017年末に"一緒にやりましょう"と伝えていた想いが、半年を経て実現したという感じですよね。
佐藤:そうですね。僕の中では、もう完全にポシャっちゃったと思ってたんですけど、夜中に急に電話がかかってきて、"やっぱりバンドをやることにしたからやろうよ"って言ってくれて、すぐに"いいよ。やるやる!"って答えました。
-最初にこの3人でスタジオに入ったときのことは覚えてますか?
菅:初めてスタジオに入ったのは8月ぐらいだったんですけど、新感覚でした。ユウスケのドラムのスキルがめちゃめちゃ高いんですよ。
平井:あと、全員SMAPぐらい歌うから、それも面白かったですね。
佐藤:最初こんなに歌わされるとは思わなかったです(笑)。
菅:それから、2018年の9月から10月ぐらいまでは週1でスタジオに入って、曲を作って、練習しました。10月に2~3回こっそりライヴをやったんですよ。で、11月にレコーディングして、12月に『juJoe』っていう1stフル・アルバムとして発表したんです。


LIVE INFO
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号