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INTERVIEW

Japanese

GIRLFRIEND

2019年09月号掲載

GIRLFRIEND

Member:SAKIKA(Vo/Gt) NAGISA(Gt) MINA(Ba) MIREI(Dr)

Interviewer:杉江 由紀

明るい未来に向かって、4人で夢をどこまでも追いかけていく


-それから、今回のシングルには表題曲のほかにも「心音」という楽曲が収録されています。こちらは"しんおん"と読むのでしょうか?


SAKIKA:正式には"こころね"なんですけど、"しんおん"も間違いではないです。

MIREI:曲の頭のキックのところが、心臓の音に似てるなというところから"心音"っていうタイトルにしたんですよ。

SAKIKA:私たちの心からこぼれた音っていう意味合いを込めました。

-そういうことでしたか。こちらはGIRLFRIENDとして作詞作曲をされたものになるそうですが、作り方としてはどのような過程を踏んでいったことになるのでしょう。

SAKIKA:この曲はまずオケ全体を作って、メロディと歌詞に関しては、4人全員がそれぞれワンコーラスずつ作ってくるというやり方をしたんですよ。その中からいいのを選んで組み合わせていこう、というふうにしたら、結果的に4人のメロディと歌詞がきれいに1曲の中にすべて収まったんですよね。

NAGISA:パズルのピースが、しっくりはまったみたいになりました。

SAKIKA:ただ、歌詞は内容的に4人それぞれの出したものがごちゃごちゃになっていたので、方向性としては、これも「sky & blue」の内容や、"ブラッククローバー"の世界と少し繋がりを持たせた感じを目指して、最終的には2日間くらいみんなで家にこもってこのかたちにまとめました。ここまでみんなで一致団結して作った曲は初めてです。

-家にこもられたということですけれど、それはどなたの家にだったのです?

MIREI:あ。私たち、全員一緒に住んでるんですよ。2LDKなので、1部屋にふたりずつで(笑)。

-なんとまぁ。素朴な疑問なのですが、"ゴミ捨てしてないのは誰やねん"だとか、"お皿そのままで洗ってないやんか"的な事態が勃発することはないのですか?

SAKIKA:めっちゃあります(笑)。"冷蔵庫の中のこれ、もうヤバいことになってるけど誰の?"とか(苦笑)。

MIREI:タマゴ使おうと思ってたけど、なくなってる! とか(笑)。

MINA:この前はみんなで大掃除したよね。

NAGISA:リビング、マジできれいになった(笑)。

MIREI:普段、寝るときはリビングで全員で雑魚寝をしてるのもあって、一時はゴミ屋敷みたいになってんたですけど、居心地がすごく良くなりました(笑)。

-数あるギャルバンさんの中には、いわゆるビジネス・ギャルバンと言いますか、仕事のときのみのドライなお付き合いをされている方々もたまに見受けられるなかで、GIRLFRIENDのガチ感はすごいですねぇ(笑)。どうりで、息の合った音を出しているはずですよ。これはいっそうここからのGIRLFRIENDの活動が楽しみになってきました。

MINA:夏にLIQUIDROOM ebisuで自身最大規模のワンマン("GIRLFRIEND% 真夏の大挑戦 ~ミッションなんてパイナップル!?~")をやったんですけど、それが終わっても燃焼し切ったという感覚ではなくて、"ここからもっと!"っていう気持ちに全員がなれたんですね。この勢いをそのまま落とさずに、ここからはみなさんの期待をいい意味で裏切るくらいの活動をしていきたいと思ってます。若いうちに行けるところまで行って、大人になるころにはいろんな人が"GIRLFRIENDって言ったら、あのバンドのことでしょ"っていうくらいの存在になっていたいです。

MIREI:ここからもっと良くなる、さらにイケるやろ! っていう自信は今からすごいありますね(笑)。

NAGISA:ある時期までは不安もあったんですけど、今はもうこのままとにかく強火でGIRLFRIENDを熱し続けていきたい! っていう気持ちが強いです。

SAKIKA:ここまでの3年の間には悔しい思いをしたこともあったんですよ。でも、今は"この4人だったら大丈夫!"っていう自信が持てるようになりました。明るい未来に向かって、4人で夢をどこまでも追いかけていくのでみなさんどうぞよろしくお願いします!