Japanese
Anger Jully The Sun
2018年02月号掲載
Member:小竹森 敬太(Vo/Gt) 鈴木 太一(Gt) 岡崎 真輝(Ba) 常本 瑞貴(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
2月7日にメジャー・デビューしたThe Floorを見いだした札幌のレーベル"Yumechika Records"。同レーベルがアルクリコールに続き、今度はAnger Jully The Sunを全国へと輩出する。Anger Jully The Sunは1994年度生まれの幼馴染からなる4人組。エモ、ポスト・ロック、USインディーの要素を、日本のギター・ロックに落とし込む。アマチュア時代の代表曲と出来立ての新曲からなる5曲入りミニ・アルバム『Afterglow.』は、これまでの彼らの歩みが導いた新しい道しるべだ。
-2014年4月結成ということですが、どのような経緯で集まったのでしょう?
小竹森:まず太一以外のメンバーで、2012年11月からコピー・バンドを始めたんですよね。もともと俺と真輝、太一と瑞貴が小学校の同級生で、全員中学校が同じで。だから10年来の付き合いだし、太一以外は野球部だったんです(笑)。
岡崎:その当時はプログレや楽器が主体になった音楽が好きで、4人全員が大好きなNothing's Carved In Stoneのコピバンをしていました。
小竹森:そのなかで音楽が好きでライヴが楽しいなと思ったから、もっとたくさんいろんなことがやりたいなと思って。それで"オリジナルをやりたいね"という話になって、このメンバーでオリジナル楽曲で初めてライヴをしたのが2014年4月、という感じですね。
岡崎:プログレが好きだから最初はオケを作ってからメロディを作っていたんですけど、そういう曲をライヴでやっていても、お客さんからポカーンとされてしまうことが多くて(笑)。"もうちょっとわかりやすいものがいいのかな"とメンバーで話し合って、最近はヴォーカルが弾き語りで曲をスタジオに持ってきて、みんなで肉づけしていくパターンが多くなってきています。曲が変わったことで、ライヴのパフォーマンスも"いま伝えたいことをいま伝える"という姿勢に変わってきましたね。
-楽器で世界を構築していくスタイルに、歌の強さを加えたということですね。2017年は全国各地でライヴをすることも多く、ターニング・ポイントにもなったのでは。
小竹森:やっぱり北海道民としては本州でやっているイベントへの憧れはあるんです。本州に行くには飛行機かフェリーに乗らないといけないから気軽なことではないし、東京とも離れているから注目されるのも遅かったりして......。
岡崎:北海道だからどこへ行くにも交通費が高いんですよ(笑)。だから本州でのライヴは自然と"絶対爪痕を残そう! タダで帰ってたまるか!!"というモードになりますね(笑)。そのぶんうまくいかなかったときは悔しい気持ちも大きい。そういう気持ちもちゃんと持って帰って"この経験を次に繋げて頑張るぞ"と思うし、北海道に帰ってくると地元の良さを感じるし。
常本:僕らからしたら、まだ北海道以外は初めてライヴをするハコが多くて、とても新鮮で。だからそういうところだとまだ"どういう反応がくるんだろう?"とびくびくするところもありますね(笑)。
小竹森:札幌に帰ると"温けぇ~!"って思うし、僕らのことを知ってくれてる人が札幌よりも少ない本州に来ると、バンドを始めたときの気持ちを思い出しますね。
岡崎:今回のレコーディングも本州を回っていたときに大阪のスタジオでやったんですよ。それこそ僕らがツアーをしているなかで知り合った人たちが協力してくれて、大阪で僕らにとっていい環境で録音してくれる手筈を整えてくれて。大阪で録ったものを札幌に持ち帰ってミックスとマスタリングをして......という流れで『Afterglow.』ができあがりました。
-これまで知り合った人との縁でできあがった作品ということですね。
小竹森:本当に。これまでの繋がりを凝縮させたアルバムになりました。「シグナル」と「youth」はずっとライヴでやってきた、僕らが伝えてきたことが全部詰まっている曲で、あとの3曲はそのレコーディングの前々日に作ったんですよ(笑)。
岡崎:事前に曲作りはしていたんですけど、自分たちの中で勝手にハードルを高くしていて、なかなか曲ができなかったんですよね。そしたらあっという間にレコーディングの日が迫っているということになってしまって(笑)。合宿みたいに制作してました。
小竹森:「夜明け前までに」は太一が何気なく弾いたギター・フレーズがもとになって突破口を作っていきました。その結果、いままでの僕らにはないUSやUKのインディーっぽい曲になったなと思っていて。
鈴木:この曲はオケはあったけどフレーズが決まっていなくて。初めて聴く人も最後まで聴きたいなと思ってくれるような、イントロでグッと掴むフレーズにしたかったから、ちょっとオケとかけ離れた感じにしてみようかな......と思って弾いてみたものが案外合ったというか。最後につけたものではあるんですけど、このフレーズが主軸にぽんぽんアレンジが出てきたなと思うので、褒めてもらいたいですね(笑)。
岡崎:制作に苦戦して、レコーディングの15分前までこうでもない、ああでもないと言いながら曲を作ったりもしていて(笑)。でも4人が妥協しないで"これだ!"と思うものが作れたなと思います。「枯れた花びらを見て」も、僕らは3~4分の曲が多いので、短尺でインパクトのある曲を作りたいなと思って。もともと僕が持っていたアイディアをもとに原型を3時間で作って、トータル15時間くらいで完成させました。それがアルバムの中でもフックになったので、入れて良かったなと思っています。
小竹森:僕らはメンバーの誰かが突出するのではなく、バンド感で曲を運んでいきたいなと思っていて。だから間奏にギター・ソロを入れないし、ギターはアルペジオやカッティング、ハモリ、絡みなどで押していくんですよね。「枯れた花びらを見て」もギター・ソロっぽいけど、プレイヤー各々で見せていくフレーズになるように意識して――というか、意識しなくてもそうなっていくというか。
岡崎:ひとつひとつ意味のある音を選んでいきたいなと思っているんですよね。"この音があるから、この音が存在する"みたいな。
LIVE INFO
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
インナージャーニー
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
WurtS
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
インナージャーニー
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
WurtS
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
RELEASE INFO
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.01
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号









