Japanese
the knowlus
2017年08月号掲載
Member:川野 奏太(Vo/Gt) 千葉 太朗(Dr) 田村 昌平(Ba)
Interviewer:秦 理絵
-5曲目の「南十字星の駅で」は宮沢賢治ですよね?
川野:完全にそうですね。"銀河鉄道の夜"も境目みたいな不思議な世界が好きなんです。でも"南十字星"とか"天気輪の丘で"が出てくるのを見て、"あ、「銀河鉄道の夜」だな"っていうのをわかってくれる人が少ないから、そこはわかりやすく書いてます。
-そういう文学的な歌詞の中に、今作では"未来に向かおう"っていうポジティヴなムードも出てて、あえてそういうふうにしたんですか?
川野:いままでは暗い曲が多かったので。いま考えると、少し前向きな感情を入れてみてもいいかなっていうのはあったと思います 。「dimension」でも、"遠くへ届きそうな気がするんだ"とか歌ってますもんね。たしかにそうですね。
-だから"theory of everything"っていうタイトルにしたのも、前に進むことが自分たちの答えだという意味合いなのかなと思ったんですが。
川野:なるほど。でも、万物の理論っていうのは答えが出てない、答えすらあるかどうかもわからないものなので。どちらかと言うと、"これからも答えを探し続ける"っていう覚悟みたいなものを重ねてますね。実はもう次の作品も作ってるんですけど、その作品でもまだまだ答えを探し続けていこうという覚悟があります。
-"万物の理論"もそうですけど、これまでに出した作品も"不確定の原理"とか"孤独の遺伝子"っていうタイトルをつけてて、科学の教科書に出てきそうな言葉ですよね。
川野:そういうのが好きなんです。SFとかファンタジーもですけど、科学的なことが好きなんですよ。NHKの教育系の番組とかドキュメンタリーをよく見るので、そういうところから結構持ってきますね。この言葉とこの言葉は矛盾してるけど、くっつけたら面白いかもみたいなことは常に考えてて。タイトルが先にできてることはよくあります。
-アルバムを締めくくる「名前のない少年」は、少し暗めの初期っぽい曲ですが、なぜこの曲を最後に選んだんですか?
川野:これは僕の独断で決めたんです。ゴリ押しで(笑)。"名前のない少年"は"果てしない物語"(ミヒャエル・エンデ)の最後の章に出てくるんですよ。自分の名前もわからなくなってしまうんですけど、それでも現実世界に無事に帰って、未来を見据えているというところが、アルバムの最後に相応しいのかなっていう感じがあって。だから曲調的には暗いけど、テーマ的には最後に持ってきたかったんです。ここから新しい旅が始まる、みたいなのがいいなと思いましたね。
-物語的な歌詞の中にも、ちゃんとバンドの意志が乗ってるんですね。
川野:そうなってきますよね。自分でも作ってるうちに、"あ、こういうことを考えたかも"みたいなのが出てくるというか。さっきも"未来"とか"明日"のことを歌ってる曲が多いって言ってもらって、"たしかに"と思いました。
-今回、オリジナリティを探しながら、『theory of everything』っていうアルバムができて、この先、the knowlusはどういうバンドになっていきたいと思いますか?
川野:僕はライヴ・バンドになりたいんです。こういう場所でやりたいっていう目標もあるんですけど、とにかくいいバンドになりたい。ライヴハウスでやろうが、どこでやろうが、ライヴがすごくいいバンドになりたいです。
-川野さんが思ういいバンドは、ライヴがかっこいいバンドなんですか?
川野:そうですね。もちろんCDも聴いてほしいんですけど、CDよりライヴの方が断然良かったって言ってもらいたいんです。
千葉:どんな対バンでも、どんなところでも無双できるバンドになりたいですね。
-田村さんは?
田村:今回でバンドの変化を出せたことは通過点だと思ってるので、これを踏まえて進んでいきたいです。次のアルバムには過去の雰囲気も混ぜて作れると思いますし。
-ところで、バンド名はどういう意味なんですか?
川野:脳が留守なんです。
田村:最初聞いたとき、僕は信じられなかったです(笑)。
川野:昭和初期ぐらいに流行った言葉らしいんですよ。バカボンのパパの子供のころのあだ名もノールスなんですよ。それはあとから知ったんですけど。
千葉:いまでもたまにTwitterで使ってる人がいるんです。
川野:クレイジーとかバカっていう意味ですね。
-どうしてその言葉がいいと思ったんですか?
川野:僕は小難しいことを言うので、逆に頭を空っぽにして聴いてほしい、みたいな感じですね。バカなんだけど、すごく理詰めなことを言ってる、みたいな矛盾が良くて。それをknowっていう"知っている"という単語で書くのも面白いなと思ったんです。
LIVE INFO
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.08
- 2025.10.09
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号