Japanese
FUZZKLAXON
Member:福永 啓太(Vo/Gt)
Interviewer:山口 智男
2010年の結成以来、名古屋を拠点にマイペースな活動を続けてきた3ピース・ロック・バンド、FUZZKLAXONが2ndミニ・アルバム『Super Alternative』を完成させた。2年ぶりのリリースとなる今回は、前作で打ち出したガレージ・ロックに留まらないサウンドの広がりを追求したという。タイトルで謳っている"オルタナティヴ"ももちろん新作を特徴づけている要素のひとつには違いないが、コントラストを意識したという全9曲からは、それだけに留まらない魅力が感じられる。『Super Alternative』がそういう作品になった理由を、全曲の作詞作曲を手掛ける福永啓太に訊いた。
-8月2日にリリースする2ndミニ・アルバム『Super Alternative』を聴かせていただきました。タイトルに"Super"(=超)という接頭語が付いているように、シンプルなロック・サウンドの中に様々な要素が入り混じるちょっと不思議な作品だと思いました。いったいどんなバックグラウンドを持ったバンドなんだろうと興味が湧いたのですが、たぶん全曲の作詞作曲を手掛けている福永さんの志向によるところが大きいのでは? 福永さんが音楽に興味を持ったきっかけはどんなことだったんでしょうか?
音楽好きの家庭で育ったので、物心ついたときから常に音楽に触れていました。歌うことが特に好きだったので、いろんな歌を真似して歌っているうちに、自分も曲を作りたいと思いました。実際に曲を作ったのは高校入りたてのころ、友人に勧められてエレキ・ギターを買ってからで、買ったその日に弦をハジけば音が鳴ることに興奮して、コードの押さえ方も知らない状態で1曲作ったのが最初です。"練習するより自分の歌にギターを乗せたい!"という思いが強かったですね。
-それからどんな音楽、バンドやアーティストを聴いてきたのでしょうか? 『Super Alternative』の全9曲から国内外問わず、ロックを聴いてきたんじゃないかと想像しましたが。
もともとは親の影響でEARTH, WIND & FIREやBEE GEESのような、海外の80年代ファンクやディスコを聴いていました。ある日、ファンクの流れでJimi Hendrixを聴いて、ロックというよりは、"歪んだギターの音"と出会ってからは好んでロックを聴くようになりました。そこから60年代のサイケデリック・ミュージックを経てガレージ・パンクに長いことハマって、さらに時代を追っていって80~90年代のオルタナティヴ・ロックに行き着きました。国内のアーティストは特に年代を意識して聴くことはないですが、実は邦楽で最初に意識して聴いたバンドがBUMP OF CHICKENだったので、今でも細かいところで影響を受けていると思います。
-ご自分でギターを弾いたり、歌を歌ったり、曲を作ったりするうえできっかけになったとか影響を受けたというバンドやアーティストを挙げるとしたら? また、彼らのどんなところに影響を受けたか簡単に教えていただけますか?
Jimi Hendrixとold No.5。ジミヘンはギターを始めたころにライヴ映像を見て、"こんな音がギターで出せるんだ"と衝撃を受けたのを覚えてます。そこから、歪んだギターの音やフィードバック・ノイズに興味を持って、今回のアルバムでもそういうニュアンスが入っています。old No.5は、バンドを始めてから今日までずっとお世話になっている安城・夢希望RADIO CLUB(現RADIO CLUB)の常連で、今はYAKITORI BROS.という名前で活動しているバンドです。僕がFUZZKLAXONを組んで、今のメンバーになったころからの付き合いで、とにかくライヴの勢いがすごい。僕らの先輩のようなバンドで、ライヴのやり方はほとんど彼らを見て学びました。
-FUZZKLAXONは2010年に大学の軽音サークルで結成したそうですが、結成したときは、どんな音楽、バンドをやろうと考えていたんですか? その考えはその後、どんなふうに変化していきましたか? それとも変わらなかったですか?
メンバー全員の良い部分、好きなジャンルを融合させたバンドをやろうと思ってバンドを組んで、今もその気持ちは変わっていないです。"こういうものをやろう"と基本的なスタイルを提示するのは僕ですが、ふたりの好きなものからアイディアを得ることも多く、良い刺激をもらっています。
-村部弘光さん(Ba)、市川貴啓さん(Dr)が加入したきっかけは? どんなところで意気投合したのでしょうか?
市川はサークルの後輩で、前に組んでいたバンドが解散して、3ピースのバンドを新しく始めようとしていてメンバーを探していたころに出会いました。他のバンドとセッションしている市川を見て、叩き方が好きだったのでその日のうちに"バンド組まない?"と、ほぼ初対面の状態で声を掛けたのを覚えています。村部もサークルの後輩ですが、彼は前のベースが脱退したときにスカウトしました。ベースを高く構えてるルックスが良かったのが理由です。
-3人に共通するフェイバリット・バンドは?
共通して好きっていうバンドはあまりいないかもしれない。そのぶん、お互いがお互いの好きなものを尊重して、理解する姿勢ができているのがこのバンドの良い点だと思っています。
-結成以来、マイペースで活動してきたという印象がありますが、活動するうえでは、どんなことを重視してきたのでしょうか?
生活重視。お互いの生活があるのと、やはり長く活動したいので、無理はしません。もちろんバンドに対する情熱はあるし、できる限りの活動はしていますが、ペースを乱すことなく活動することが長く続ける条件だと思っています。
-前作『BLUE YOUTH SUICIDE FANCLUB』から2年ぶりにリリースする今回の『Super Alternative』について聞かせてください。どんな作品にしたいと考え、結果、どんな作品になったと考えていますか?
同じものは作らないようにしようと思いました。前作『BLUE YOUTH SUICIDE FANCLUB』はわかりやすくガレージ・ロックなアルバムを作るというコンセプトで作りましたが、今回は違うことをしようと思い、制限を設けました。具体的に言うとシャウトを極力減らすとか、前作で多用していたコードを使わないとか......。いつもやっていることを意図してやらないようにすると別の方法を探るので、音の幅が広がりました。あと今回のテーマで"青さ"を追求しようというのがあって、ここでの"青さ"というのは若さとか未熟っていう意味の青臭さなんですけど、僕らももう大人になったので、そういうテーマで曲を作れるのは最後かなと思ったんです。そういう方向に振り切ったおかげで、演奏は若くて明るいけど歌詞は後ろ向き――というような二面性がある作品に仕上がったと思います。
-余談ですが、"BLUE YOUTH SUICIDE FANCLUB"というタイトルは、あるタイプのロックが好きな人ならピンと来る単語が並んでいるように思うのですが、そんな裏の意味もあるんでしょうか?
語感重視なので、あまり意味はありません。ただ、浮かんだ単語が結果好きなバンドだったり曲を連想させるようになったので気に入ってます。
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