Japanese
FRONTIER BACKYARD
2017年09月号掲載
Member:TGMX aka SYUTA-LOW TAGAMI(Vo) 福田“TDC”忠章(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
-自分たちのシーンを作っていこう、面白く変えていこうという意志が強いですよね、それぞれのバンドも。
TGMX:ありますね。僕らは30代になってやっとですよ。シーンを作っていこうというのはありましたけど、20代は何も考えずに進んできたので。今の若い子たちはすごいと思います。
-20代のころは楽しさがあったから、考えずに進んでこれたという感じですか。
TGMX:僕らはなんとなく進んできちゃったんだと思いますね(笑)。バンドがやりたかったんだと思います。そういう意味では、今の若い子とも一緒だと思いますけど、考える材料がなかったんですよ。それほど情報もないし、バンドの数も全然違うと思いますしね。
福田:SCAFULL KINGのころは、そんなにライヴもやってないですから。
TGMX:FBYの最初のころもあまりライヴ・ブームではなかったと思いますよ。時代ですよね。
福田:ライヴが面白いかもってなったのは、30を過ぎてからですよね(笑)。
TGMX:しかも、今はライヴの時代じゃないですか。ライヴを良く見せたいとか。そういうのもあると思うんですけど、僕らはどちらかというと、CDとかアルバムを作ることに重きを置いてやっていたかもしれないですね。誘われたライヴはやるけど、自分たちでツアーをやったりとかはあまりなかったですね。そういうのを若い子たちはがっつりやってるから、偉いなっていう。
-今、FRONTIER BACKYARDとしては、やりたいことをやりたいようにという意識が強いですか。
TGMX:戦略的に考えてしまうと、僕らは年寄りなのでカチカチになっちゃう可能性があるんですよ。ある程度の知識もあると思うので。それはそれだけど、音楽ってそうじゃないよねということもすごく思うんです。曲の中にもありますけど、音楽は戦いじゃないのでね。何かカラーを出していることは大事だと思うので、それは意識していますけど。あのジジイのバンドが何か変わってることやってる、とか。それが何枚売れていて、何人動員を集めようとかは、今はあまり興味がないかもしれない。何がやれているかの方が重要で。何もやれてないじゃんっていうのがよくないかなと思って。
-となると、作品を世に出すことや制作の醍醐味、面白さはより追求したいところですね。
TGMX:CDを出すことはできると思うんですよ、我々は。でもそれだけじゃない、いい音楽、自分らで納得のいったものをどう出すかというのは考えますね。本当はそれが、いろんな人に聴いてもらって、売れた方がいいと思うんですけど。そればかりでは、年齢的にはやっぱり続かないかなと。
-だからこその、最初に言っていた"健康的な音楽"ですね。
福田:そうですよね。
TGMX:だから今、バンドの状況はすごく楽しいんです。健康的だなと思ってやってますね(笑)。無理がない方がいいんですよ。長くやれるし、盛り上がれるというか。いつの時代も、それが一番フレッシュでいられるんだよね。
福田:本当にね、いつ終わるかわからないから(笑)。純粋に楽しんでやる、ストレスフリーでやる方がいいと思います。
TGMX:楽しそうにやってる集団は、楽しそうに見えますもんね。若くてもそうだし。大変だろうけど、楽しそうにやってるなっていう。
-このアルバムはまさにそういうものだなと思いましたよ。
TGMX:ありがとうございます。最初にそれを言っていただけたので、嬉しかったですね。すごく楽しかったんですよ、"もうレコーディング終わっちゃうんだ"っていうくらい(笑)。
ギターがいないことを逆手に取れたら一番いいなと思っています
-今回は3年ぶりとなるツアーも10月からスタートします。このツアーでの対バンが、NEIL AND IRAIZAやASPARAGUS、the band apart、フルカワユタカ、COMEBACK MY DAUGHTERSなど、お馴染みの方ばかりですね。
TGMX:今回、あえてお馴染みの方を誘っているんですよ。前からお世話になっていたバンドで、メンバーが抜けて新しいスタイルになってからは紹介はできていると思うんですけど、観てみてという機会はないので。じゃあ、ツアーに一緒に行って観てもらおうかなという。あえて、近しい人たちと行こうと思って。それでツアーの面白さや、楽しさを思い出したらいいなと。新しく入ったメンバーにも、ツアーが楽しいなと思ってもらえたらいいじゃないですか。まぁ、みんなバンドやってるからわかっていると思うんですけどね。そういう意味で、作り直しというか。とてもいいメンバーだと思いますね、このツアーは。
-個人的には"COUNTDOWN JAPAN 16/17"のステージで拝見していたんですけど、すごく面白かったんですよね。ギターがいない編成には驚きましたが、新鮮で、何よりも楽しさがあった。
TGMX:ギターがいないことを逆手に取れたら一番いいなと思っていますね。困っているだけではダメだなと思って。むしろ、やってみようぜってふたりで盛り上がった感もあるよね。じゃあ、逆にギターなしでやっちゃおうぜって、奮起できたのもあったんですよ。同じようにギターのパートを入れればラクなんです。
福田:一番ね。でも、このアルバムまではとりあえずなしでやってみようというのは最初から言っていて。
TGMX:それで作ってみたら、思いのほか楽しかったという。
-ということは、ここから先はまた違った形もありかもということですね。
福田:かもしれないですよね。
TGMX:そのあたりも、決めずにやった方がいいかなと。ふたりがOKならいいかなと思うので。でも、今は単純に楽しいんですよ。ひとり抜けて、(アルバムでは)3人増えてますからね(笑)。
LIVE INFO
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
- 2025.12.11
-
MONOEYES
あいみょん
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
山本彩
オレンジスパイニクラブ
BIGMAMA
ポルカドットスティングレイ
そこに鳴る
The Ravens
FRANZ FERDINAND
- 2025.12.12
-
Hump Back
Chimothy→
崎山蒼志
VII DAYS REASON
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
- 2025.12.14
-
downy / toe / unripe / aieum
(sic)boy
VII DAYS REASON
LiSA
ねぐせ。
10-FEET / クリープハイプ / go!go!vanillas / Saucy Dog ほか
UVERworld
ぜんぶ君のせいだ。
Devil ANTHEM.
フラワーカンパニーズ
TOMOO
NEE
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
OAU
PEDRO
鶴
SHERBETS
RADWIMPS
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
MOSHIMO
スカート
PHALUX
Bimi
ASP
22/7
古墳シスターズ
クジラ夜の街
[Alexandros]
キタニタツヤ
- 2025.12.15
-
MONOEYES
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
anewhite
山田将司(THE BACK HORN)/ 大木伸夫(ACIDMAN)/ 内澤崇仁(androp)/ 村松 拓(Nothing's Carved In Stone) ほか
TOOBOE
Mrs. GREEN APPLE
Hump Back
- 2025.12.17
-
あいみょん
Hump Back
優里
CENT
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
RELEASE INFO
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.07
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号








